iriホールツアーで3年ぶりのフォーラム公演、最新EP「Seek」は「皆さんのトライのお供に」

2025年6月18日 13:29 68 2 音楽ナタリー編集部

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iriのホールツアー「iri Hall Tour 2025 "Seek"」の東京・東京国際フォーラムホールA公演が6月16日に開催された。

iriとは？

1994年生まれ、神奈川県出身のシンガーソングライター。メジャーデビュー前から「SUMMER SONIC」に出演したり、ドノヴァン・フランケンレイターの来日公演でオープニングアクトに抜擢されたりと注目を浴びる。2016年8月にアルバム「Groove it」でメジャーデビュー。2021年10月にメジャーデビュー5周年記念ベストアルバム「2016-2020」をリリースした。最新作は2025年5月リリースのEP「Seek」。同年6月から7月までホールツアー「iri Hall Tour 2025 "Seek"」を行う。

iri（撮影：後藤壮太郎）

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客席にマイクを向けるiri。（撮影：後藤壮太郎）［拡大］

「iri Hall Tour 2025 "Seek"」はiriが新たな旅立ちをテーマに制作した最新EP「Seek」を携え、バンドメンバーの村岡夏彦（Key）、村田シゲ（B / □□□）、上原俊亮（Dr）、竹村郁哉（G）、ジョージ（Syn, Manipulator / MOP of HEAD）とともに全国のホールを回るツアー。2日目となる東京国際フォーラム公演でiriは「Seek」の収録曲、昨年12月に配信リリースされたドラマ「わかっていても the shapes of love」の主題歌「Faster than me」を初パフォーマンス。「Sparkle」や「Season」などの人気曲でもファンを盛り上げた。

iri（撮影：後藤壮太郎）［拡大］

iriが東京国際フォーラムでワンマンを行うのは2022年10月開催の「iri Presents ONEMANSHOW "STARLIGHTS"」以来2回目。約3年ぶりに国際フォーラムの舞台に立ったiriは「フォーラムのライブは武道館公演と同じように節目のような感覚があって。2回目ということで特別な気持ちがあります」と思いを語り、「Seek」については「昨年末ぐらいに自分の中で変化があって。今まで避けてたような場所や環境に自分から足を踏み入れて、その先に新しい自分がいるんじゃないかと思いながらEPを作ってました。皆さんにとっても、そういうトライのお供にとして聴いてもらえたらと思います」と明かした。

iri（撮影：後藤壮太郎）［拡大］

そんな「Seek」の収録曲「harunone」ではiriが手を広げながら透明感のあるハイトーンを放ち、「otozure」ではアッパーなビートに乗りながらストイックにラップ。キーボードサウンドが印象的な「Faster than me」ではiriが前かがみになり、狂おしい感情を込めるように繊細な歌声を響かせた。なお「iri Hall Tour 2025 "Seek"」は7月21日に東京・LINE CUBE SHIBUYA（渋谷公会堂）でファイナルを迎える。

iri Hall Tour 2025 "Seek"（※終了分は割愛）

2025年6月20日（金）大阪府梅田芸術劇場メインホール
2025年6月21日（土）香川県レクザムホール（香川県県民ホール）
2025年6月29日（日）広島県 JMSアステールプラザ大ホール
2025年7月1日（火）埼玉県大宮ソニックシティ大ホール
2025年7月3日（木）宮城県仙台銀行ホールイズミティ21 大ホール
2025年7月10日（木）北海道札幌市教育文化会館大ホール
2025年7月18日（金）福岡県福岡市民ホール大ホール
2025年7月21日（月・祝）東京都 LINE CUBE SHIBUYA（渋谷公会堂）（※追加公演）