僕が見たかった青空、結成2周年記念日に全国ツアー完走!「これからも23人で乗り越えたい」

7

369

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 74 236
  • 59 シェア

僕が見たかった青空が結成記念日である本日6月15日に、初の全国ツアー「僕が見たかった青空 全国ツアー2025」のファイナル公演「結成2周年記念 僕が観たかったワンマンライブ vol.2」を開催した。

僕が見たかった青空

僕が見たかった青空

大きなサイズで見る(全8件)

囲み取材で語った力強い決意

僕が見たかった青空

僕が見たかった青空[拡大]

秋元康プロデュースのもと、乃木坂46公式ライバルグループとして2年前の2023年6月15日に結成された僕青。本日の公演では開演前にマスコミ向けの囲み取材が行われ、メンバーを代表して塩釜菜那、八木仁愛、杉浦英恋、早崎すずき、柳堀花怜の5人が現在の心境などを語った。リーダーの塩釜はここまで1人も欠けることなく、メンバー23人そろって結成2周年を迎えたことについて「1年前にもここZepp DiverCity(TOKYO)で1周年ライブを開催したんですけど、この1年間、23人でいろいろと積み重ねながらがんばってこれたことがすごくうれしいです」とコメント。「この2年間めちゃくちゃがんばってきたんですけど、なかなか結果が出ないところもあって。でも目標のためにはやることをやるしかないので、これからもきついことがあっても23人で乗り越えていきたいです」と決意を語った。

2年間で一番思い出に残っていることを聞かれると、八木は2年前にZepp DiverCity(TOKYO)で行われたメンバー発表会を振り返り、「みんな泣いていて、緊張と不安の中でステージに立っていました。1周年のときもそのメンバー発表会の動画は怖くて観返せなかったんですよ。でもそこからまた1年経って、笑いながら観られるようになったというか、自分でも成長したなと思います。ここはやっぱり思い出の場所ですね」と回答。早崎は「私はこの全国ツアーが印象に残っています。初めて僕青として広島に行ったり、それぞれの地方の食べ物やケータリングをみんなで食べたり、新幹線や飛行機の時間までに慌ててダッシュでお土産を買ったり。そういうメンバーとの楽しい時間が思い出になってます」と活動を通してメンバーとの絆が深まったことを強調した。

杉浦英恋

杉浦英恋[拡大]

本日のライブで副リーダーに就任することが発表された柳堀は「副リーダーという役目が具体的にどういうものかまだわからないんですけど、リーダーの塩釜の助けをしていきたいです。リーダーは僕青愛が強いですが、私もそれに負けないくらい僕青を愛しているので、愛を持ってメンバーを支えていきたいと思います」と意気込みを口に。8月6日にリリースされる6thシングル(タイトル未定)にて、これまでセンターを務めてきた八木からそのポジションを引き継ぐ杉浦は「自分はがんばることしか取り柄がないので、まずはとにかくがんばって、その中で結果を残せたらいいなとも思っています。この人がセンターでよかったなと思っていただけるように、とにかく精一杯がんばります!」と言葉に力を込めた。

“ハンディビジョンLED”や紙飛行機の演出

デビュー曲「青空について考える」を披露する僕が見たかった青空。

デビュー曲「青空について考える」を披露する僕が見たかった青空。[拡大]

「結成2周年記念 僕が観たかったワンマンライブ vol.2」はチケットが見事ソールドアウトし、約2200人を動員。この記念すべきライブの幕開けを飾ったのは、メンバーやファンにとって思い出深いデビュー曲「青空について考える」だ。楽曲発表当時の衣装を身にまとったメンバーが歌とダンスを通して2年間の成長とグループの持つさらなる可能性を提示すると、ファンは青のペンライトを振りながら盛大なコールや声援をステージに送った。

“ハンディビジョンLED”を持って「暗闇の哲学者」を披露する僕が見たかった青空。

“ハンディビジョンLED”を持って「暗闇の哲学者」を披露する僕が見たかった青空。[拡大]

「飛ばなかった紙飛行機」で紙飛行機を飛ばす僕が見たかった青空。

「飛ばなかった紙飛行機」で紙飛行機を飛ばす僕が見たかった青空。[拡大]

ライブ中盤に披露された「暗闇の哲学者」では、23人全員が“ハンディビジョンLED”を盾のようにかざしながらパフォーマンス。各ビジョンに映し出される映像とダンスのフォーメーションが綿密な計算のもとで融合し、楽曲の持つシリアスな世界観を視覚化した。また「飛ばなかった紙飛行機」のラストでは、メンバーがフロアに向けて一斉に紙飛行機を飛ばし、観客に強いインパクトを与えた。

ダンスパフォーマンスを披露する八木仁愛と杉浦英恋。

ダンスパフォーマンスを披露する八木仁愛と杉浦英恋。[拡大]

八木と杉浦の“2世代センター”によるダンスパフォーマンスが展開される場面もあり、2人の力強くキレのある踊りに会場中の視線が釘付けに。ライブ後半のMCでは八木が「私たちの可能性を信じてついてきてくれて、応援してくれてありがとうございます」「僕青のメンバーでいてくれて、がんばってくれてありがとう」とファンとメンバーそれぞれに思いを伝え、杉浦は「ずっと23人でいたいんです。おばあちゃんになってもずっといたい。一緒の老人ホームに入ったり(笑)」とグループへの愛を改めて言葉にした。

舞台「夏霞」をはじめ発表続々

バク宙を決める岩本理瑚。

バク宙を決める岩本理瑚。[拡大]

アンコール1曲目「あの日僕たちは泣いていた」の曲中には、メンバーが涙した過去のシーンを集めた映像がスクリーンに映し出され、壁を乗り越えてきた23人の強さを観客に実感させる。そして塩釜が「私たちはオワコンじゃないんだ! まだまだこれからなんだ! 僕青の快進撃はまだまだ続きます!」と言い切ると、僕青はラストナンバーとして「空色の水しぶき」を歌唱。テレビ番組「SASUKE」で活躍し、6thシングルで初めて選抜メンバーの青空組に入った岩本理瑚が派手なバク宙の技を披露するなど、大いににぎわう中でライブが締めくくられた。

なお、アンコール中のMCでは8月31日に東京・豊洲PITでデビュー2周年記念ライブ「アオゾラサマーフェスティバル2025」が開催されること、9月6~15日に東京・シアター1010で舞台「夏霞~NATSUGASUMI 2025~」が上演されること、10月18日に東京・KT Zepp Yokohamaでライブイベント「僕青祭2025」が行われることが告知された。「夏霞~NATSUGASUMI~」は2024年に僕青が初挑戦した主演舞台で、2年連続での上演となる。

この記事の画像(全8件)

セットリスト

僕が見たかった青空「結成2周年記念 僕が観たかったワンマンライブ vol.2」2025年6月15日 Zepp DiverCity(TOKYO)

01. 青空について考える
02. 恋は倍速
03. 青春の旅人
04. 好きになりなさい
05. 青空ディスコティック
06. 制服のマネキン
07. 涙を流そう
08. 暗闇の哲学者
09. 真っ白に塗り直せ
10. 飛ばなかった紙飛行機
11. キッシュラブ
12. 臆病なカラス
13. 昇降口で会えたら
14. 好きすぎてUp and down
15. 初めて好きになった人
16. 炭酸のせいじゃない
<アンコール>
17. あの日僕たちは泣いていた
18. 空色の水しぶき

公演情報

アオゾラサマーフェスティバル2025

2025年8月31日(日)東京都 豊洲PIT

夏霞~NATSUGASUMI 2025~

2025年9月6日(土)~15日(月・祝)東京都 シアター1010

僕青祭2025

2025年10月18日(土)東京都 KT Zepp Yokohama

※早崎すずきの崎はたつさきが正式表記。

読者の反応

  • 7

三条坂鉄◢@富山の関西人(僕青2ndワンマンライブ参戦) @sakamichi_rail3

【ライブ / 囲み取材レポート】僕が見たかった青空、結成2周年記念日に全国ツアー完走!「これからも23人で乗り越えたい」(写真8枚) https://t.co/BkPnu4fqJq 今日の

コメントを読む(7件)

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 僕が見たかった青空 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。