新たなミックスとマスタリングを施したTESTPATTERNのアルバム「APRES-MIDI」が、2月26日にCD、アナログ盤、配信でリリースされる。
TESTPATTERNはグラフィックデザイナー比留間雅夫と市村文夫の2人によって結成されたユニットで、「APRES-MIDI」は彼らの唯一のアルバム。
細野プロデュースによる本作は、制作に当時の最新機材である「Linn Drum」や「Emulator」を使用したアンビエントなラウンジテクノアルバム。そのポップでモダンなサウンドは“ブリリアントテクノ“と呼ばれた。アナログ盤のSIDE Aには歌モノ、SIDE Bにはインストゥルメンタルが収録される。
なお、「APRES-MIDI」のリイシュー作業にはマスタリングエンジニアの阿部充奏(Sony Music Studios)、カッティングエンジニアの北村勝敏(MIXER’S LAB、Warner Music Mastering)が携わり、アナログトラックダウンマスターをブラッシュアップ。アルバムのリイシューに際し、TESTPATTERNの市村文男、アルバムレコーディングエンジニアの
コメント
市村文男(TESTPATTERN)
今回、42年ぶりに再リリースをされるとのこと、本当にうれしく思います。
比留間さんが30歳、僕が23歳の1982年にリリースされた「アプレ・ミディ(APRES-MIDI)」は、今から考えるとキャッチコピーにもあったように「早過ぎたラウンジ・テクノ・ユニット」だったように思います。
比留間さんに最期に会ったときも「文男くん、テストパターンをもう一度やろう」と言っていたのを、昨日のことのように思い出します。
飯尾芳史(「APRES-MIDI」レコーディング・エンジニア)
ついにアプレ・ミディ(APRES-MIDI)が再発!おめでとうございます。
海外の方から「TESTPATTERNの再発はないのか?」という声をよく聞いていたので、本当に素晴らしいことです。
彼らの選ぶシンセサイザーの音色は抜群にセンスが良く、垢抜けていました。
お二人とも物腰が柔らかく、特に比留間さんの話し方やその声のトーンが大好きで、毎日スタジオに行くのが楽しみで仕方ありませんでした。
「SOUVENIR GLACE」の歌入れで、思いの外フランス語の発音指導が厳しくて、真っ青になってたこともよく覚えています。
アナログ盤しかなかったので本当に久しぶりに聴きました。
しかしお洒落ですねぇ、このアルバムは。すごく新しいです。
TESTPATTERN「APRES-MIDI」収録曲
CD
01. CRESCENT MOON
[作詞・編曲:比留間雅夫 / 作曲:比留間雅夫、市村文男]
02. SOUVENIR GLACE
[作詞:Linsui / 作曲:比留間雅夫 / 編曲:比留間雅夫]
03. BEACH GIRL
[作詞:
04. SEA BREEZE
[作詞:ピーター・バラカン、比留間雅夫 / 作曲・編曲:比留間雅夫]
05. MODERN LIVING
[作詞:Scott Kajiya、比留間雅夫 / 作曲・編曲:比留間雅夫]
06. RING DANCE
[作曲・編曲:比留間雅夫]
07. CATCH BALL
[作曲・編曲:比留間雅夫]
08. TECHNO AGE
[作曲・編曲:比留間雅夫]
09. OCEAN LINER
[作曲:比留間雅夫、市村文男 / 編曲:比留間雅夫]
10. AEROPLANE
[作曲・編曲:比留間雅夫]
アナログ盤
SIDE A
01. CRESCENT MOON
02. SOUVENIR GLACE
03. BEACH GIRL
04. SEA BREEZE
05. MODERN LIVING
SIDE B
06. RING DANCE
07. CATCH BALL
08. TECHNO AGE
09. OCEAN LINER
10. AEROPLANE
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