「悪い夏」は第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人の小説。真面目に働いていた市役所勤務の公務員・佐々木が、ふとしたきっかけで犯罪行為に巻き込まれていく姿を描いた作品で、育児放棄寸前のシングルマザー、彼女を揺すり肉体関係を迫る公務員、裏社会の住人、生活保護の不正受給をするドラッグの売人など「クズとワルしか出てこない」と話題を呼んだ。映画の監督を務めるのは
北村は真面目に生きるも気弱な性格ゆえに犯罪に巻き込まれ、“闇堕ち”する佐々木役で出演。本作について「優しい映画ではありません、かと言って暗い映画でもありません。ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗や体をぶつけ合って、なんか泣けたりなんか笑えたりします」とコメントしている。
主演キャストの発表と合わせて、ナイフを手にした佐々木を写したティザービジュアルと、彼の怒りに満ちた独白シーンを収めた特報映像が公開された。
北村匠海 コメント
城定監督とは、いつかご一緒させていただきたいと思っていました。そしてそれが「悪い夏」で叶えることができて良かったなと、映画を見終わった後に改めて思いました。僕らはあの夏、ただただ悪かった。ただ良くなかった。上手く生きれなかった。そんな僕らを笑ってくれたら幸いです。優しい映画ではありません、かと言って暗い映画でもありません。ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗や体をぶつけ合って、なんか泣けたりなんか笑えたりします。スクリーンで皆様に届くことを楽しみにしています。
フル @f61326
北村匠海が城定秀夫監督「悪い夏」で主演、真面目で気弱な“闇堕ち公務員”に(コメントあり / 動画あり) https://t.co/USM5vjOOrv