高橋幸宏展で公開された音源集を配信リリース、360 Reality Audioでも楽しめる

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今年6月に東京・代官山ヒルサイドフォーラム&ヒルサイドテラスで行われた高橋幸宏の展覧会「YUKIHIRO TAKAHASHI COLLECTION Everyday Life」で公開された3曲の音源が、本日9月25日に配信リリースされた。

高橋幸宏とは?

1952年生まれ、東京都出身。高校時代からスタジオミュージシャンとして活躍し、武蔵野美術大学在学中の1972年にサディスティック・ミカ・バンドへドラマーとして加入。その後1978年に細野晴臣、坂本龍一とともにYELLOW MAGIC ORCHESTRA(YMO)を結成し国内外に大きな影響を残こし、1983年に「散開」。その後ソロ活動と併行し鈴木慶一とのユニットTHE BEATNIKSや、原田知世、高野寛らと結成したpupaなどで活躍する。また細野とのユニットSKETCH SHOWや、SKETCH SHOWに坂本が加わったHASYMOやYMOなど、名義を使い分け不定期に活動。ソロとしては、1978年の「Saravah!」以降コンスタントにアルバムを発表し続けた。2013年7月には、ジェームス・イハなどを迎えた新バンド「In Phase」とともに、バンドサウンドを展開したオリジナルアルバム「LIFE ANEW」を発表した。2014年1月に小山田圭吾(Cornelius)、砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井の5人をメンバーに迎えたバンド「高橋幸宏 & METAFIVE」として一夜限りのスペシャルライブを実施する。このステージが好評を集め、その後も複数のライブイベントに出演。同年9月公開の映画「攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone」ではエンディングテーマ「Split Spirit」を書き下ろし、翌2015年にはグループ名を「METAFIVE」へと改めた。 2022年に音楽活動50周年を迎え、同年9月には親交のあるアーティストたちが出演するアニバーサリーライブが行われた。2023年1月11日、脳腫瘍により併発した誤嚥性肺炎で70歳で亡くなった。

高橋幸宏「On that day, everyone」ジャケット

高橋幸宏「On that day, everyone」ジャケット

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「YUKIHIRO TAKAHASHI COLLECTION Everyday Life」は昨年1月に亡くなった高橋の業績を多角的に網羅した展覧会。ミュージシャンとしての功績だけでなく、自身のブランドも持つファッショニスタや趣味の釣り師としての一面にも迫る内容で好評を博した。

今回リリースされたのはこの展覧会で公開された、1980年代にアルファレコードから発表された代表曲「SOMETHING IN THE AIR」「IT'S GONNA WORK OUT」「POISSON D'AVRIL」の新ミックスバージョン。音源集のタイトルとして、高橋の3枚目のソロアルバム「NEUROMANTIC」のLPの帯のコピーであり、展覧会でのキャッチフレーズでもあった「On that day, everyone」(その日は、みんなでネ。)が冠せられた。ジャケットデザインは展覧会のロゴをデザインした立花ハジメが担当している。

なおこれらの3曲は展覧会内のコーナーで体感できたものと同じ、ソニーの360立体音響技術を活用した360 Reality Audioでもリリースされている。

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tonia @tonia_ysmgo

高橋幸宏展で公開された音源集を配信リリース、360 Reality Audioでも楽しめる

新ミックスバージョン
「SOMETHING IN THE AIR」
「IT'S GONNA WORK OUT」
「POISSON D'AVRIL」
https://t.co/dijMFmMOlz

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