DIR EN GREYライブフィルムタイトルは「残響の血脈」　2部作として秋に劇場公開

2024年5月31日 12:00 555 4 音楽ナタリー編集部

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今秋公開予定のDIR EN GREYのライブフィルムのタイトルが「DIR EN GREY LIVE FILM 残響の血脈」に決定した。

DIR EN GREYとは？

京（Vo）、薫（G）、Die（G）、Toshiya（B）、Shinya（Dr）からなる5人組バンド。1997年に現メンバーがそろい「人間の弱さ、あさはかさ、エゴが原因で引き起こす現象により、人々が受けるさまざまな心の痛みを世に広める」という意志のもとに結成。ミクスチャー、ヘヴィロック的な要素をゴシック的な様式美の中で表現する世界観が評価され、日本のみならず海外でもブレイク。2002年にアジアツアーを成功させたのを機に、アメリカ、ヨーロッパ各国にも進出し、熱狂的なファンを多数獲得する。2011年に約3年ぶりのアルバム「DUM SPIRO SPERO」をリリース。発売直後からヨーロッパや北米、中南米などで海外ツアーも行った。2014年3月には4年ぶりとなる日本武道館公演「DUM SPIRO SPERO」を行い、同年夏より過去のアルバムを再現するツアーシリーズを開催している。結成20周年を迎えたことを記念して、2018年1月にはベストアルバム「VESTIGE OF SCRATCHES」を発表した。2020年8月にキャリア初の配信シングル「落ちた事のある空」をリリース。

「DIR EN GREY LIVE FILM 残響の血脈」ポスタービジュアル (c)FW ［拡大］

「DIR EN GREY LIVE FILM 残響の血脈」は、DIR EN GREYが5thアルバム「Withering to death.」と7thアルバム「UROBOROS」を軸に行ったヨーロッパツアー「EUROPE TOUR24 FROM DEPRESSION TO ________ [mode of Withering to death. & UROBOROS]」よりツアーファイナルとなったドイツ・ベルリン公演の模様を記録した作品。今年3月30日に行われた[mode of Withering to death.]公演と、31日に行われた[mode of UROBOROS]公演の映像に加え、舞台裏の様子やメンバーのインタビューで構成される。なお、ライブフィルムは3月30日公演を「～mode of Withering to death.～」、31日公演を「～mode of UROBOROS～」と銘打って、上映期間を分けて公開される。

タイトルの発表にあわせてポスタービジュアルも公開された。メンバー5人のソロカットに、「国境を超え、共鳴する―」というコピーが添えられている。