文藝天国が9thシングル「初恋(うぶごい)」を本日4月24日に配信リリースした。
文藝天国は作詞作曲と演奏を行うko shinonomeと、映像やビジュアル面を担当するすみあいかによる2人組ユニット。事務所やレーベルに所属せずに活動している。
「初恋」は春の訪れとともに制作された楽曲。メロディと歌詞は和歌を想起させるような仕上がりになっている。
すみあいか コメント
諸行無常! じっと寒さを耐え忍んで、半年もの時間と労力と熱量を注ぎ込んで作り上げたものはたった一日で散ってしまった。真っさらだ。近所の公園や川沿いを見ても、もう桜なんて一つも咲いていなければ地面に落ちた花びらですら見当たらない。桜はいなくなって、春は終わった。なにもない。もう誰も桜の話をしていない。人生ってきっとそんなことの繰り返しで、あの一日のことももう忘れ去られたのかなと虚しさを感じたりもする。でもみんなまた桜が咲くと、呑気に平和に屋台なんか出し始めちゃって、きっと去年と変わらずお花見するのだ。
ko shinonome コメント
二月のone-man liveを終えると既に春がやってきていた。慌てて書き始めた今作は桜の開花とともに完成した。花開くや否や散り始める日本の春を、散った後もこの曲でまだ感じていたい。
ko shinonome @melnoser
嬉しい
和歌。
ありがとうございます。 https://t.co/XP2tNtu5Ez