X JAPANの酔っ払いギタリストPATAが振り返る半生が1冊に hideとの思い出、X再結成とこれから

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X JAPAN、Ra:INのギタリスト・PATAによる自伝「PATA 酔っ払いの回顧録」が2月13日にリットーミュージックより発売される。

X JAPANとは?

1982年にYOSHIKI(Dr, Piano)とToshl(Vo)を中心に結成される。インディーズで絶大な人気を誇り、1989年にアルバム「BLUE BLOOD」でメジャーシーンに進出する。派手なメイクと衣装に代表される独特のスタイルが大きく注目される一方で、ハイクオリティなヘヴィメタルサウンドと確かな演奏力が高評価を獲得。攻撃的なメタルナンバーとドラマチックなバラードの双方に定評があり、ヴィジュアル系バンドの先駆者的存在としても認知されている。人気絶頂の1997年、ToshIの脱退宣言を機に解散。再結成が熱望されるも翌1998年にHIDEが急逝し復活は絶望視される。しかし2007年10月に突然活動再開を宣言し、復活第1弾となった新曲「I.V.」はハリウッド映画「SAW4」のメインテーマソングに採用された。2008年3月には復活の東京ドームライブを3日間にわたり開催。2009年5月にはSUGIZO(G)が新メンバーとして正式加入した。2010年8月には米の大型ロックフェス「ロラパルーザ」に出演し初の全米ツアーを行ったほか、日産スタジアムでの2DAYSライブも開催。2011年にはヨーロッパ、日本、南米、アジアを回るワールドツアーを、2014年10月にはアメリカ・ニューヨークのMadison Square Gardenでのワンマンライブを成功に収めた。2015年には宮城・石巻 BLUE RESISTANCEで東日本大震災の復興支援チャリティライブを行い、2800万円を超える寄付金を集めた。2017年3月にイギリス・The SSE Arena, Wembley公演を開催し、それと同時にドキュメンタリー映画「We Are X」を公開。5月にYOSHIKIが人工椎間板置換手術を受けたため、7月の日本国内ツアーを急遽アコースティック編成で行った。2018年9月に千葉・幕張メッセ国際展示場1~3ホールでワンマンライブ「X JAPAN Live 日本公演 2018~紅に染まった夜~ Makuhari Messe 3Days」を開催。3日目公演では台風の影響により“無観客ライブ”を敢行し、世界に向けてその模様を生中継した。

「PATA 酔っ払いの回顧録」表紙

「PATA 酔っ払いの回顧録」表紙

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PATA 酔っ払いの回顧録

PATA「PATA 酔っ払いの回顧録」
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「PATA 酔っ払いの回顧録」は、PATAのこれまでの半生を振り返る自伝。音楽やギターと出会った幼少期、X(現X JAPAN)との出会いやインディーズ時代、HIDEhide)との出来事、X JAPANのメンバーとして世界中を飛び回る怒涛の活動などさまざなエピソードがつづられている。本書の制作にあたり、PATAは焼酎の緑茶割りをちびちびと呑みながらほろ酔い加減でこれらのエピソードを語り尽くした。また巻頭には撮り下ろしのグラフページを掲載。巻末には1959年製のGibsonレスポールスタンダードをはじめとする愛用ギターの写真が収載される。

PATAは本名・石塚智昭、1965年11月4日生まれのギタリスト。1987年にXのサポートメンバーとしてレコーディングに参加したあと、同バンドに正式加入した。1989年にXのシングル「紅」でメジャーデビュー。1993年にアルバム「PATA」でソロデビューを果たす。1994年、1996年にはhideのソロツアーに参加した。X JAPAN解散後、NoB(ex. MAKE-UP)のボーカリスト・NoBとP.A.Fを結成し、シングル「LOVE & FAKE」でデビュー。バンド名はPATA考案で、Gibsonのギターピックアップの裏側に貼られたPatent Applied For(特許出願中)にちなむ。現在はRa:INでの活動をメインにしており、2023年にはhide with Spread Beaverの約25年ぶりのライブや、The LAST ROCKSTARSの公演にゲストとして参加した。酒好きかつ熱烈な読売ジャイアンツファンとしても知られ、かつての事務所の名称は「OFFICE GIANTS」だった。

PATA 酔っ払いの回顧録

PATA「PATA 酔っ払いの回顧録」
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PATA著「PATA 酔っ払いの回顧録」

・第一章 幼少期~ギターとの出会い
・第二章 バンド活動のはじまり
・第三章 X加入~伝説のバンドとなるまで
・第四章 HIDEの死~Ra:INとしての活動
・第五章 X JAPAN再結成~そしてこれから
・あとがき
・PATA'S GUITAR COLLECTION

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