開始早々 クロちゃんの口臭が
この企画は豆柴の大群の持ち曲である全54曲のタイトルが書かれたボールの中から、デジタル配信再生回数が上位10位の曲を引くまで、引き当てた楽曲を披露し続けるというものだ。クロちゃんとともにトークやゲームも行うエンタメ色の強い内容でありつつも、メンバーはどの曲をパフォーマンスするかボールを引くまでわからないまま。そんな内容のステージに向け、日夜練習に励んできた6人がその成果を発揮する場にもなった。なおこの模様は豆柴の大群のYouTube公式チャンネルで生配信された。
イベント前日にYouTubeで生配信されたメンバー同士のクイズ対決にて、ミユキエンジェルが敗北。このため、ミユキエンジェルのみ罰ゲームとして“クロちゃんの口臭付きマイク”を使うことになった。そんな中、最初にメンバーが引いた曲は「まめのうた」、続いてナオ・オブ・ナオのソロ曲である「FLASH BACK」を引くもどちらもランク外。そしてボールを3個まとめて引いて、3曲連続で披露するという流れになってからは、「MUST GO」「今」「魔法の言葉」「PUT YOUR HANDS UP」「CHANGES」「ドンクサハッピー」を引くも、今回の企画における「ベスト10」からはすべて圏外だった。「ドンクサハッピー」は今年1月加入のレオナエンパイアが披露前に若干の不安があることを口にするも、無事に歌い踊った。
どの曲がトップ10なのか予測不能なまま……
イベント開始から1時間で8曲を引くもすべてランク外。ここから楽曲の合間に「クロチャンスタイム」が導入され、まず豆柴は制限時間96秒の“お玉ピンポン運びリレー”に挑戦した。やや運動音痴なナオ・オブ・ナオが「私、タマは苦手で……」と顔を曇らせたが、6人は順調にリレーしていき、クロちゃんの妨害にも負けずにゴール。罰ゲームの“クロちゃんの口臭付きマイク”を回避した。ボール引きに戻り、ライブ定番曲「そばにいてよ Baby angel」、代表曲の「豆柴の大群 -お送りするのは人生劇場-」が選ばれるもランク外。ハナエモンスターは代表曲のトップ10入りがないことに「こんなことある?」と驚きを隠せない。続く「MOTiON」もランク外だったため、トップ10にどの曲が入っているのか予測不能な状態になった。ここで改めてクロちゃんからはこのランキングが各種音楽配信サービスにおける楽曲再生数をもとにしたものであると説明があった。全54曲中のトップ10楽曲を引き当てられない豆柴だったが、14回目のボール引きで引いた楽曲「恋のかけ算 ABCDEFG」が8位で、初めてのランクイン曲を引き当てた。その後、ステージ上でのボウリングチャレンジではハナエモンスターが一発でストライクを出し、ご褒美として、ベスト10に入った楽曲の書かれたボールが1個ずつ追加された。これで当選率は約1.7倍になった。
開演から4時間 ついに企画達成へ
その後も豆柴はボールを次々に引いていき、2位の「らぶ地球」、6位「昨日は戻らない」、7位「豆んJOY」を含め、計23曲をパフォーマンスした。続く「クロチャンスタイム」で玉入れを行い、達成条件の50個を超える玉をカゴに投げ入れた。その後、玉を数える際に玉入れに使った玉を客席に投げ入れる場面では、ハナエモンスターがフロア最後部の観客にボールを投げ入れ、レオナエンパイアが勇ましい声とともに遠投。さらにモモチがステージ近くの豆粒(豆柴の大群ファンの呼称)にライナー性の玉を投げるなど、さまざまだった。
イベントはその後も続き、26曲目「君以外にモテたい」をパフォーマンスしたところで3時間が経過。「クロチャンスタイム」ではモモチ・ンゲールがお題に対してジェスチャーをして、それをほかのメンバーが当てるというゲームが行われ、ナオがお題「平野ノラ」をすぐに当てるなど奮闘してクリアした。時間の都合もあり、“トップ10のボールだけが入った金の箱”からボールを1回引く権利がご褒美として用意され、ミユキエンジェルが9位「大丈夫サンライズ」を引き当てた。しかし通常の箱からアイカ・ザ・スパイはランク外の「D.E.A.D」を引いてしまい、なかなか10曲を当てられない一同。クロちゃんも「持ち曲54曲のうち29曲って! 半分以上を披露して、持久戦になってきましたよ!」とレポートした。
終わりが見えない中、さらなる「クロチャンスタイム」では口でマシュマロキャッチができた数だけ、金のボックスからボールを引けるという特別ルールが採用された。6人は口を大きく開けてクロちゃんが放つマシュマロをキャッチするべく奮闘。4個のマシュマロキャッチに成功した。トップ10楽曲が残り4曲だったため、これで企画クリアが決定。ラストに引いた曲は、すべてトップ10以内の「サマバリ」「桜色」「走れ豆柴」「お願いキスミー」の4曲だ。早速ライブモードに入った豆柴は、ラストスパートとばかりにこの4曲を続けて披露。開演から約4時間、全33曲を披露して企画を終えた。メンバーはそれぞれ想像以上に時間がかかったことを振り返る中、アイカ・ザ・スパイは「新メンバーを含めて、初めて披露した曲もあったので、練習した甲斐がありました」としみじみ。モモチ・ンゲールも「この企画だからこそ、この6人で披露できる曲もあってよかった」と笑顔を見せた。ミユキエンジェルは“クロちゃんの口臭付きマイク”をにぎったままライブを続けたため、最後に「クロちゃんの口臭、本当に臭いよ!」と叫んだ。
意味深タイトルのワンマン「ら:すたーと」開催を発表
終演間際、クロちゃんは12月24日に東京・ステラボールで豆柴の大群の結成4周年記念ライブ「ら:すたーと」の開催を発表。タイトルの意味について、「ラスト、スタートの2つがかかっています。なんでこの名前かと言うと、去年の豆柴の合宿(「豆柴の大群なりの合宿」)があり、グループの活動について
セットリスト(トップ10楽曲のみ順位付き)
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ジャーゲジョージ @shige_jage
ナタリーが4時間のライブをめちゃくちゃ丁寧にレポートしてくれている。ざっくりまとめだろうなと思って読み進めたら文字数多すぎて笑ってしまったw https://t.co/lX0LlPmDZI