今年6月に30歳の誕生日を迎えた高城にとって、写真集の撮影は20代のうちに実現させたかったことの1つだったという。8月29日に発売された「9-Kaw-」は、本人にとって思い入れがある都市のタイ・バンコクと、今回初訪問となったクート島でロケが行われた。クート島の美しいビーチで撮影されたカットや、ホテルの一室で見せる妖艶な姿、そして人生初の水着と下着姿のカットなどが収められている。
写真集の刊行を決めた理由を聞かれた高城は、「高城家の教えとして、若いうちに出しておけという考えがあって(笑)。幼い頃から短パンやミニスカートをよく履いたりしていて、そうするといろんな視線が集まって(体が)キュッと引き締まるから、若いうちに出しておいたほうがいいよって、布少なめな服を着る機会が多かったんです。そんな中で、グラビアを主にやっている方の写真集をよく見るようになって、『このスタイルきれいだな』『こういうランジェリーかわいいな』という憧れが出てきて、自分もいつか写真集を出したいなと思うようになりました」と以前から写真集への憧れがあったことを明かす。そして念願の写真集が完成した心境を「撮影のときは初めてのことだらけでいっぱいっぱいだったんですけど、仕上がりを見てみると、自分が行きたかったタイでロケをして、自分がしたかったことをさせていただいたことで、普段は見せないような年相応な表情や自然体で楽しんでいる表情が詰め込まれた1冊になったなと思います」と手応えを語った。
高城はお気に入りカットとして黒の水着を着た写真を挙げ、「ももクロで活動していく中の高城れには笑っている印象が強いと思うんですけど、このカットは普段見せないような表情、29歳の年相応の表情で、体のラインが一番わかりやすくてお気に入りです。あと、私はももクロの活動でおでこを出すことがあまりなくて。コンプレックスであまり出してこなかったんですけど、このカットではおでこも出しているのもお気に入りです」とその理由をコメント。また、タイをロケ地に選んだ理由を聞かれると、「私のおうちは頻繁に旅行にいく家庭ではないんですけど、タイでの旅行が今までで一番完璧な旅だったんですよ。食べものもおいしかったし、なんかタイに縁があるんじゃないかなと勝手に思っていたので、1st写真集は自分が落ち着いて撮影できる場所、ゆかりがある場所がいいなと思いました」と返答した。
「9-Kaw-」という写真集のタイトルは、数字の9が「前進する」という意味のタイ語と発音がほぼ同じで、タイにおいてラッキーナンバーとされていることにちなんだもの。29歳で初写真集の撮影に臨んだ中、「30歳になっても挑戦し続ける」という思いを込めて高城本人がタイトルを付けた。「写真集の点数は?」という写真集の記者会見で恒例の質問が飛ぶと、高城は「9点!(笑)」とタイトルにちなんだ点数を答え、「グラビアを主にやっている方々はポージングも体のラインももっときれいですし、今後の伸びしろも含めて9点にさせていただきます」と笑顔でその理由を述べた。
写真集の発売記念イベントでは5冊券の特典として、高城がタイで購入したムエタイパンツを履き、希望者のお尻に裸足でキックするという一風変わった内容も用意された。囲み取材の途中、高城はタイで買ったというムエタイパンツに着替え、写真集の編集者を相手にタイキックを実演。「お尻って人それぞれなんですよ。イベントをやるにあたってジムに行ってキックの練習をしたんですけど、今日来てくださる方も柔らかい方だったり、硬い方だったりがいると思います(笑)。皆さん蹴られに来てくれているので、私も本気でいきたいと思います!」と意欲を燃やした。
金髪りさ @sutekiend
“タイキックをしてもらえる”おもしろすぎる高城れにちゃんの1st写真集『9-Kaw-』発売記念イベントをお手伝いさせてもらいました!
れにちゃんの無邪気さとモモノフさんはあたたかさに本当にびっくりの連続!幸せ空間が広がってました〜 https://t.co/mN7I7IZg5Z https://t.co/swThWfhYuP