昨年11月に行われた
日本デビューからわずか1年半でドーム公演を実現することについて心境を問われると、HEESEUNGは「至らない部分も多いのですが、本当に多くの愛情を注いでいただきとても感謝しています。初のドームコンサートでの一瞬一瞬を、皆さんと共有できることがうれしいです」と真っ先にENGENE(ENHYPENファンの呼称)への感謝を表明する。リーダーのJUNGWONは「事前にお伝えすることは難しいのですが、皆さんの近くに行く機会が設けられています。前回のコンサートとは異なるセットを用意していますので、楽しみにしていてください」と話し、ドームならではの演出が行われることを予告した。“ドーム”という舞台にまつわる思い入れを問われた際、NI-KIは、かつてデビュー前に
ツアーを通じて世界を巡る中で成長した部分について問われると、SUNOOは「まず、実力面で全員がかなり成長したと思います。そしてファンの皆さんと一緒に作り上げるステージを行ってきたので、僕たちのアティチュードや見せ方、ジェスチャーもよくなったと思います」と笑顔を見せる。ステージパフォーマンスについて話題が及んだ際には、JAKEが楽曲「SHOUT OUT」に言及し、「普段あまり披露する機会はないのですが、今回コンサートで披露することができていて個人的にはすごく楽しいです」と明かした。
会見中には、「今回の来日で楽しみにしていることは?」という定番の質問も。ジェイは「食べ物が一番楽しみです」と即答し、その後HEESEUNGがすかさずカットイン。「日本の料理はなんでも美味しい」と日本食を絶賛したのち、「実は明け方に1人でお散歩をしたときに、うどんを食べたいと思ってコンビニに入ったのですがイートインができませんでした。今すぐにでもうどんが食べたいです」と切実な表情で訴える。その後もJUNGWONがラーメンを食べに出かけたエピソードを嬉々として披露したり、SUNOOが「日本に来るたびにコンビニに行って買い漁るんですけど、とくにプリンが大好きです」とプリン愛を語ったりして、日本食への愛を饒舌に述べた。そうしてメンバーたちが次々と話す中、NI-KIは「行く都市によって名物があるじゃないですか。名古屋だったら手羽先とか。そういった美味しいものをメンバーに教えることができてすごく楽しかったです」とメンバーに視線を送っていた。
日本ツアー中のエピソードを問われた際に「私は日本文化が大好きでした。日本の風景や、静かな雰囲気も好きです」と口を開いたのはHEESEUNG。「来日の際には日本の風景を目に焼き付けたいと思い、たくさん写真に収めました。私の情緒に大きな影響を与えてくれる日本が大好きです」とコメント。日本語が堪能なJAYは、さまざまなシチュエーションで日本語を使うことができたことから日本語力がメキメキと上達したと話し、「何が足りないのかを知ることができました」とさらなる向上心を見せる。またSUNGHOONは日本滞在中に満足のいく買い物ができたと振り返り、「日本は本当におしゃれなものが多いですね」としみじみ語った。またツアーだけでなく、年末には国内外の音楽授賞式に参加するなど多忙な日々を過ごしていたENHYPEN。束の間の休息の過ごし方を問われると、NI-KIは「普段は旅行に行けないので……仕事の空き時間に車に乗っているとき、ミラノの街並みの美しさに癒されました」と、先日「ミラノメンズコレクション」に参加したことについて言及した。また会見では、大晦日から1月1日にかけて放送され、
昨年11月に行われた「2022年度HYBE会社説明会」では新人ボーイズグループのデビュー計画が語られるなど、年々多くのグループが台頭するK-POP界。そうした中でENHYPENならではの強みは何かと聞かれ、HEESEUNGは少し悩んだのち「メンバー1人ひとりが、その人ならではの世界観を持っていることが強み」と回答。「1人ひとりのメンバーを知れば知るほど、違う雰囲気を醸し出していることがわかるでしょう。ファンの皆さんはそこに新鮮さを見出して好きになってくれていると思いますし、僕たち自身もステージでも表現できていると思います」と言葉を紡いだ。なお、そんな個性豊かなメンバーが集まるグループの中で流行っていることについて質問が飛ぶと、「前はいろいろ流行っていたんですが、今はないですね」「逆に流行を作らないのが流行です」とメンバーたちは口々に声を上げた。
会見の後半にはツアータイトルにちなんで、アーティストとして叶えたい「人生の“MANIFESTO(目標)”」を尋ねる質問も。これについてJUNGWONは少し考え込んだのち、「僕はとある先輩を見て、アーティストとしての夢を抱くようになりました。それと同じように、僕たちを見て夢を持ってもらえるロールモデルのような存在になりたいです」と言葉を紡ぎ、NI-KIもそれに同意。そしてSUNOOは「前向きでポジティブな影響を与えられる存在になりたい」、SUNGHOONは「僕が考えるパーフェクトな人生を歩むこと」、JAYは「アーティストとして、自分自身が満足できるような“完璧な人”になりたいです」と続けた。
また2023年の目標について、HEESEUNGは「歌手という夢を持ち始めた頃から、実はドーム公演は僕にとっての最終ゴールだったんです。夢を叶えてくださったENGENEの皆さんに、まずは感謝の気持ちを伝えたいです」と明かしたのち、「今年はさらに大事な1年です。そして新しい夢も決めなければいけません。ENHYPENがもっと突き進むために、今年はさまざまなことにチャレンジします」と新たな決意表明をした。JAYは「個人的には、この1年を通じてドームに立つアーティストとして、僕たちがふさわしい実力とアティチュードを持ったグループであると証明したいです」と意気込み、JAKEはそれに同調しつつ「今年は昨年以上に皆さんの前でステージを披露するチャンスがあると思いますので」と、2023年の活動について予告した。そうしてメンバーたちが次々と目標を語る中、SUNGHOONは「次の目標を語る前に、まずは明日控えているドームコンサートを成功させることが目下の目標です」と語り、開催を控えるドーム公演へ懸ける強い思いを改めて示した。
最後にJUNGWONは「ツアーを通じてたくさんのENGENEの皆さんにお会いしていますが、これから今まで会ったことがないENGENEの皆さんにもお会いしたいと思っています。僕たちはまだまだ至らない点が多いですが、皆さんの歓声に支えられて、力をもらってがんばれています。もっと素晴らしい姿を皆さんにお見せできるようにしたいと思っているので、これからもたくさんの応援をよろしくお願いします」とENGENEにメッセージを送り、会見を締めくくった。
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ENHYPEN・NI-KIがSHINeeとの共演を回想、ドーム公演控え「今すぐうどんが食べたい」メンバーは? https://t.co/DSt2aobIz5