郷ひろみ50曲熱唱!日本武道館3時間ライブで50周年イヤー締めくくる

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郷ひろみが12月26日に東京・日本武道館でワンマンライブ「Hiromi Go 50th Anniversary "Special Version" ~50 times 50~ in 2022」を開催した。

郷ひろみとは?

1955年10月18日生まれ、福岡県出身の歌手。1971年にジャニーズ事務所に所属し、フォーリーブスの弟分として注目を集める。1972年1月にはNHK大河ドラマ「新・平家物語」で俳優としてデビューし、同年8月にはシングル「男の子女の子」で歌手デビュー。西城秀樹、野口五郎とともに“新御三家”として人気を博した。その後も「よろしく哀愁」「林檎殺人事件」「How many いい顔」「お嫁サンバ」「2億4千万の瞳」などバラエティに富んだ楽曲でヒットを記録。1990年代には「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」「言えないよ」「逢いたくてしかたない」とアダルトなバラードを3作連続でリリースし、ボーカリストとして新たな魅力を発揮した。1997年9月には東京・日本武道館にてデビュー25周年公演を実施。1999年9月発売の「GOLDFINGER '99」は郷のキャラクターと独創的な振り付けが話題を呼び大ヒットした。2002年1月には芸能活動を休止し、レッスンのため2005年までアメリカ・ニューヨークに拠点を置く。55歳の誕生日を迎えた2010年10月には2度目の日本武道館公演「55!伝説」を開催。2014年5月に通算99枚目となるニューシングル「99(ナインティナイン)は終わらない」、2015年5月に100thシングル「100の願い」をリリースした。その後も新曲の発表やライブ活動を精力的に行っており、105枚目のシングル「ウォンチュー!!!」を近日発売予定。

郷ひろみ (c)Sony Music Labels Inc.

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郷ひろみ (c)Sony Music Labels Inc.

郷ひろみ (c)Sony Music Labels Inc.[拡大]

約12年ぶりとなった郷の日本武道館公演は、彼のデビュー50周年を記念したもの。2022年の全国ツアー、バラード中心のツアーに続き、「コンサート3部作」の完結編という位置付けでもある日本武道館公演で郷は、50周年にちなんで全50曲を披露した。最新シングル曲「ジャンケンポンGO!!」でライブをスタートさせ、4曲目の「男願 Groove!」までアップテンポな楽曲を畳みかけた彼は、「こんなに大変な曲を歌い終えても、まだ46曲残っているんですよ(笑)。とはいえ、皆さんのことを思えば大変だなんて、とても言えないですよね。僕のすべてをかけて、50曲を歌い切ります。郷ひろみの50周年を集約したパフォーマンスを見せますので!」と意気込んだ。

「Hiromi Go 50th Anniversary "Special Version" ~50 times 50~ in 2022」の様子。 (c)Sony Music Labels Inc.

「Hiromi Go 50th Anniversary "Special Version" ~50 times 50~ in 2022」の様子。 (c)Sony Music Labels Inc.[拡大]

ライブ序盤の山場はデビュー曲「男の子女の子」や「裸のビーナス」「哀愁のカサブランカ」といった1970年代のヒット曲16曲を披露するメドレーコーナー。ステージ後方の巨大モニターにはジュークボックスが映し出され、当時を知るファンには懐かしいシングルジャケットが表示されるという遊び心のある演出がライブを盛り上げた。続くセクションで郷は「約束」「愛してる」などのバラード曲を熱唱。「よろしく哀愁」「ハリウッド・スキャンダル」といった人気曲をアコースティックバージョンで届ける場面もあった。さらにサプライズゲストとして吹奏楽の強豪校である埼玉・花咲徳栄高等学校の生徒たちが参加。「バラード3部作」の第1弾「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」でコーラスを務め、観客の感動を誘った。

郷ひろみ (c)Sony Music Labels Inc.

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アンコールで郷は「いつも心に太陽を」「花とみつばち」「あなたがいたから僕がいた」「言えないよ」の4曲を熱唱した。そして言葉を時折詰まらせながら、「今回の武道館公演のタイトルには、僕と支えてくれる皆さんとの関係が、ずっと“フィフティフィフティ”であってほしい、という隠れたメッセージも込められていました。僕のことを応援してくれる皆さんと僕との間には、ファンと歌手という関係を超えた絆があると信じています。この絆が永遠に続くように、これからも歌い続けますし、皆さんも応援してください」と挨拶。3時間におよんだ日本武道館公演は、ファンへの感謝の言葉とともに大団円を迎えた。

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