NONA REEVES西寺郷太の自伝的小説「90's ナインティーズ」が書籍化

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NONA REEVES・西寺郷太(Vo)の自伝的小説「90's ナインティーズ」が1月25日に発売される。

西寺郷太「90's ナインティーズ」書影

西寺郷太「90's ナインティーズ」書影

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西寺郷太(NONA REEVES)(撮影:トヤマタクロウ[Fu-10])

西寺郷太(NONA REEVES)(撮影:トヤマタクロウ[Fu-10])[拡大]

「90's ナインティーズ」は2019年11月から2022年2月にかけてWebサイト「文藝春秋digital」で連載されていた作品に加筆修正を施したもの。まだインターネットが本格的に普及していなかった1990年代、同世代のバンドとせめぎ合いながら時代を駆け抜けていく主人公・ゴータとノーナ・リーヴスの姿が赤裸々かつドラマチックに描かれる。また本作には数多くのバンドやライブハウスが実名で登場する。表紙では90年代から西寺と縁の深いNONA REEVESの奥田健介(G)と小松シゲル(Dr)、TRICERATOPSの林幸治(B)にとって大切な楽器が、チカツタケオによる精密なイラストで表現されている。

「90's ナインティーズ」について西寺は「連載時から、沢山の仲間と再会し、話を聞き、客観的な記憶も混ぜるよう努力した『自伝的小説』ですが、曽我部恵一さんが『幻の青春!』という芯を射抜いたキャッチコピーを考えて下さった通り、あくまでも僕自身の想像力とのミックスから生まれたパラレルな過去世界。ストリーミングサービスでプレイリストも作っているので、同世代の90年代を生きた人はそれぞれの想い出と混ぜ、若い世代はイマジネーションで包み込みながら、さまざまな当時の音楽と共に楽しんでもらえればと願っています」とコメントしている。

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西寺郷太(NONA REEVES ) コメント

ミュージシャン志望で作詞・作曲を繰り返しつつもバンドが組めなかった僕自身が、1995年春に下北沢のライブハウスで経験した「竜宮城」のような体験。四半世紀以上前のまさに「歴史」とも言えるその頃の記憶をなんとか小説としてまとめたい、と考えたのは随分前のこと。
連載時から、沢山の仲間と再会し、話を聞き、客観的な記憶も混ぜるよう努力した「自伝的小説」ですが、曽我部恵一さんが「幻の青春!」という芯を射抜いたキャッチコピーを考えて下さった通り、あくまでも僕自身の想像力とのミックスから生まれたパラレルな過去世界。
ストリーミングサービスでプレイリストも作っているので、同世代の90年代を生きた人はそれぞれの想い出と混ぜ、若い世代はイマジネーションで包み込みながら、さまざまな当時の音楽と共に楽しんでもらえればと願っています。

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西寺郷太 @Gota_NonaReeves

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