#ババババンビ、年内最後のワンマンライブで2023年の飛躍を誓う

#ババババンビが昨日12月12日、東京・新宿BLAZEで単独定期公演「#仔鹿物語 プルプル震えナイト！ VOL.15」を行った。

この日の公演は、#ババババンビにとって2022年最後のワンマンライブ。メンバー7人のうち吉沢朱音は体調不良により急遽欠席となったが、池田メルダ、宇咲、小鳥遊るい、岸みゆ、水湊みお、近藤沙瑛子の6人は吉沢のパートを協力して補いながら、約70分に12曲を詰め込んだパワフルなパフォーマンスを展開した。

自己紹介ソング「ばばばばんびずむ～！」でにぎやかにライブの幕を開けた#ババババンビは、そこから「恋のキャンディ」「無重力ランナー」「ハナビガタリ」と、デビュー当時から歌い続けているお馴染みのナンバーを連発。6人のハイテンションなパフォーマンスに、観客のペンライトを握った手にも熱がこもる。オープニングからノンストップで4曲を披露したところで、6人は元気いっぱいに挨拶。1人ずつ順に自己紹介を行い、加えて水湊は「だあーっはっはっはっは。私が黄色大魔王担当、あかねんこと吉沢朱音であーる！」と謎のキャラクターで吉沢の分まで挨拶し、欠席を残念に思っていた吉沢のファンを楽しませた。

キャッチーな「バカになって好きって言うだけ」、クラシックを引用しながらもアッパーな「カノン」、ひたすらキュートに攻める「恋するうさぎちゃん最強伝説」、8ビートのロッックナンバー「キスしてほしい」と、中盤はバリエーション豊かな楽曲が並ぶ。大盛り上がりの観客に対し、「ここでうれしいお知らせいいですか？」とメンバーは年末に新曲「パーティ！」のミュージックビデオが公開されることを発表。このMVはアミューズメント施設・ラウンドワンで撮影されたもので、撮影時には各メンバーや#ババババンビ公式のTwitterアカウントでその様子がリアルタイムで報告されていた。MVは12月28日、彼女たちが所属するゼロイチファミリア内レーベル・#HASHTAG RECORDの#2i2、#よーよーよーとの合同イベント 「#HASHTAGNIGHT Vol.5 ～年末大忘年会～」の公演後に公開されるとのこと。また池田からは、2月1日にこの日と同じ新宿BLAZEにて、自身のバースデーライブ「#仔鹿物語 プルプル震えナイト!! VOL.16 池田メルダ生誕ライブ'23」が、岸からは2月14日のバレンタインデーに自身のバースデーライブが開催されることもアナウンスされた。

#ババババンビは「青春ギルティ」でライブを再開させると、そこからラストスパートへ。エモーショナルな「星形」、スカやラップなどさまざまな要素を盛り込んだ「ー私心伝心ー」でフロアの一体感を高め、最後は最新楽曲「パーティ！」で締めくくった。すべてのパフォーマンスを終えた6人は、年内最後のワンマンライブということで、1人ひとり2023年に向けての目標を発表。近藤が「アイドル活動以外に新しいことにチャレンジしたい。例えば陶芸とか……」と宣言すると、ほかのメンバーは口々に「お皿ちょうだい！」など早くもせがむ。水湊は「積みゲー消化」と宣言するも、あまりゲームをやらないメンバーには言葉の意味が伝わらない。岸は「最近身長が小さいことに気が付いて、ライブのときくらいは靴を履いて145cmって言えるようにしたい」と誰にも伝わらない謎発言。小鳥遊は「SNS映えする料理を3カ月に1回は作りたい」と積極的なのか消極的なのかわからない目標を掲げ、宇咲は「日記を書こうと思って最近買ったの。一緒に本も買ったの。日記は続いたことあるけど、読書はなかなか続かないので……来年は20歳になるしお姉さんになるので、日記と読書を続けます……」と自信なさげに宣言した。池田は「トリのメルダさんは？」とプレッシャーを受けながら「どうしようかな……花札大会に出る。花札を極めます」と新たな目標を打ち立てた。そして小鳥遊は「でも何はともあれ2023年と言えば……」と、3月から4月にかけて行われる#ババババンビのライブツアーについて触れ、全員でさらなる飛躍を誓った。