「KEYLAND」次なる舞台は大阪城ホール!4年ぶりソロライブに幕「来年はSHINeeをやらないと」

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SHINee・KEYの日本単独公演「KEY CONCERT - G.O.A.T. (Greatest Of All Time) IN THE KEYLAND JAPAN」のファイナル公演が11月19、20日の2日間、神奈川・ぴあアリーナMMにて開催された。

「KEY CONCERT - G.O.A.T. (Greatest Of All Time) IN THE KEYLAND JAPAN」の様子。(撮影:田中聖太郎)

「KEY CONCERT - G.O.A.T. (Greatest Of All Time) IN THE KEYLAND JAPAN」の様子。(撮影:田中聖太郎)

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「KEY CONCERT - G.O.A.T. (Greatest Of All Time) IN THE KEYLAND JAPAN」は、10月に韓国で開催されたソロライブの日本公演。約4年ぶりの日本でのソロライブとなったこの公演で、KEYは8月30日にリリースした2ndフルアルバム「Gasoline」の楽曲を中心に全25曲を披露した。

KEY(撮影:田中聖太郎)

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アルバムタイトル曲「Gasoline」の重厚なイントロが場内に鳴り響くと、ステージ中央からKEYが登場。スパンコールがふんだんにあしらわれたゴージャスな衣装を身にまとい、大勢のダンサーを引き連れ貫禄たっぷりのパフォーマンスで会場のボルテージを引き上げる。「パワフルな曲だからオープニングにぴったりなんじゃないか」という本人の狙い通り、ライブは華々しく盛大に幕を開けた。

「KEY CONCERT - G.O.A.T. (Greatest Of All Time) IN THE KEYLAND JAPAN」の様子。(撮影:田中聖太郎)

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KEY(撮影:田中聖太郎)

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レーザー光線を駆使した演出とともに「Guilty Pleasure」で観客を釘付けにしたのち、「Another Life」「Yellow Tape」などのダンサブルな楽曲を次から次へと披露していくKEY。 カリスマ性あふれる歌とダンスでステージを掌握しながら、日本語曲「Hologram」、音源でNCTのJENOをフィーチャリングゲストに迎え話題を呼んだ楽曲「Villain」でオーディエンスのクラップを引き出したり、ペンライトのウェーブを促したりして会場の一体感を高めていく。「Heartless」でスタートした中盤ブロックでは、デニム素材のジャンプスーツに着替えたKEYが「Delight」「Forever Yours」「I Wanna Be」というスタイリッシュでアップテンポな楽曲を、表情をくるくると変えながらチャーミングに歌い踊り会場を幸せな空気で包み込んだ。

KEY(撮影:田中聖太郎)

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「KEY CONCERT - G.O.A.T. (Greatest Of All Time) IN THE KEYLAND JAPAN」の様子。(撮影:田中聖太郎)

「KEY CONCERT - G.O.A.T. (Greatest Of All Time) IN THE KEYLAND JAPAN」の様子。(撮影:田中聖太郎)[拡大]

温かな雰囲気のまま、ライブはMCコーナーへ突入。リハーサルのため少し早めに来日していたというKEYは、カレーうどん、白子ポン酢、蕎麦、天ぷらなど、日本で食べたものの名前を挙げていく。「日本に来たらダイエットするのが難しい」と苦い表情を浮かべつつ「今日は(美味しいものを食べるのを)我慢してみます」と話すと、観客からは「その必要はない」というリアクションが。そんな客席からの反応を見たKEYは、待ってましたと言わんばかりに「でしょ、我慢しなくてもいいですよね(笑)」と即答し会場の笑いを誘っていた。

KEY(撮影:田中聖太郎)

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アコースティックアレンジが施された「One of Those Nights」でパフォーマンスを再開したKEYは、「Ain't Gonna Dance」「Eighteen (End Of My World)」「Burn」で曲ごとに異なる表情を見せ、多彩な魅力を客席にアピールしていく。本編ラストに披露したのは「This Life」。4年前、兵役による活動休止を控えた日本でのライブで披露されたこの楽曲について、KEYは「(当時は)寂しい気持ちで歌った」と明かす。そのうえで、「(だからこそ、今回は)楽しく歌ってみたかった」と今回のライブのセットリストに選出した理由を説明した。そうした彼の思いに応えるかのように、観客は、ペンライトを片手にメロディに合わせてジャンプし、リズムに合わせた手拍子でパフォーマンスを盛大に盛り上げた。

「KEY CONCERT - G.O.A.T. (Greatest Of All Time) IN THE KEYLAND JAPAN」の様子。(撮影:田中聖太郎)

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アンコールのステージは「BAD LOVE」でスタート。レーザー光線が飛び交い炎が噴出される演出が、KEYのアグレッシブながらもアーティスティックなパフォーマンスに華を添える。「アンコールがあることはみんな知ってるから(笑)」と話していた彼は、ライブが終わりに近づいていることに言及しつつ「横浜で終わったら寂しいじゃないですか」と切り出し、来年3月11日、12日の2日間、大阪・大阪城ホールでの追加公演の開催を発表した。思わぬサプライズに、驚きと喜びの声が漏れ出てしまった観客を目の当たりにしたKEYは、優しい笑顔で会場を一望して「自分もこれが最後になると思っていたからうれしいです」と率直な思いを述べる。なお彼は、途中のMCで「来年はSHINeeをやらないと。僕も楽しみだし、皆さんも待っていてくれるから。アルバムも出して、みんなでライブしたいな」と、メンバーのオンユ、ミンホ、テミンとともに今後のグループ活動に関する話し合いが行われていることを明かしていた。

KEYは「また会えるその日まで、健康に気を付けて。皆さん、ぜひまた会いましょう。今日は本当にありがとうございました!」と最後のメッセージを伝え、「G.O.A.T (Greatest Of All Time)」でフィナーレへ。伸びやかな歌声で場内を包み込み、年内の日本での「KEYLAND」の幕を下ろした。

3月に大阪で開催される「KEY CONCERT - G.O.A.T. (Greatest Of All Time) IN THE KEYLAND JAPAN」追加公演のチケットは、オフィシャルファンクラブにて11月27日まで先行抽選予約を受付中。

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「KEY CONCERT - G.O.A.T. (Greatest Of All Time) IN THE KEYLAND JAPAN」追加公演

2023年3月11日(土) 大阪府 大阪城ホール
2023年3月12日(日) 大阪府 大阪城ホール

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