「HOT JAPAN with JO1」は、日本に前向きな空気を醸成していくことを目指し、多くの企業や自治体を巻き込んで日本中の“HOTな魅力”を国内外に発信していくプロジェクト。JO1は本プロジェクトのアンバサダーを務める。会見には11人のほかにも、彼らの所属事務所・LAPONEエンタテインメントの社長であり「HOT JAPAN」を推進する崔信化、そして、プロジェクトの協賛企業であるGMOインターネットグループ株式会社、三井不動産商業マネジメント株式会社、ANA X株式会社の担当者が登壇した。
会見は崔社長によるプロジェクト概要説明からスタートした。崔社長は、日本各地がコロナ禍による困難に直面したことも相まって日本中が閉塞感に満ちていること、そして若者が夢を持ちづらくなったこと、という問題意識を共有したうえで、今回の取り組みは「日本に興味を持って、日本に訪れ、熱い文化に触れてもらう。それによって、日本が前を向いていく」ことを目指すプロジェクトであると熱弁した。会見中、白岩瑠姫は「うちの社長と出会って3、4年くらい経つんですけど、こんなに緊張してるのは本当に見たことない」と崔社長に視線を向け、「ここが日本のどこよりもやりやすい、“ホットスポット”になるように、皆さん、助けていただけたらなと思います」と報道陣に語りかける場面も。白岩からの思わぬフォローに崔社長は思わずにっこりするも、その様子を白岩は見逃さず、「『ははは!』じゃないよ!(笑)」と即座に指摘。両者のフラットな関係性を垣間見せ、会場の笑いを誘っていた。しかしその後、崔社長は発言する際に言葉を噛んでしまい、白岩と與那城奨からは「緊張の糸が(切れた)!」「さっき俺が場を温めたのに!」とツッコまれてしまう。白岩は「さっきよりダメになっちゃいましたね。僕のせいです、すみません(笑)」と各方面に謝罪しつつ、楽しそうにはにかんでいた。
アンバサダーであるJO1は2つのプロジェクトに参画。1つ目は「スペクタクル事業」と題して、JO1が目を見張るような日本の景色をバックにパフォーマンスを披露し、それらをコンテンツとして展開していくというもの。第1弾でJO1は、山中湖の水面上に設置された特設ステージで、世界文化遺産である富士山を背に「Born To Be Wild」をパフォーマンスする。山中湖での撮影の感想について、河野純喜は「本当にスペクタクルなパフォーマンスビデオを撮影できたことをうれしく思っています。山中湖やそこから見える富士山などのさまざまな絶景にパワーをもらいながら、JO1は一体となって熱いパフォーマンスをできたんじゃないかと思います」と自信を見せる。與那城は、「純喜が言ってくれたように、グループ一体となって披露する僕らのパフォーマンスと日本の絶景が掛け合わさることによって、新たなジャンルを生み出せるんじゃないかと思います」とコメントした。
PVの撮影中は「ドキドキしていた」という金城碧海は、「素晴らしい景色の前でパフォーマンスをさせていただけて、すごく光栄でした。現地の方も気さくに手を振ってくれたりしたのがうれしくて……。もっと僕たちが先陣を切って“HOT”を作っていけたらなと、強く思いました」と力強くコメント。また大平祥生は「富士山のパワーに僕達も感銘を受けてパフォーマンスできました」と感想を語りつつ、「スタッフさんが朝早くから準備してくださって、僕たちはステージに立てています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」としみじみ語った。
もう1つの取り組みとして、JO1が日本全国のHOTな魅力を紹介するYouTube番組「HOT JAPAN MOVIE in 山中湖」のコンテンツ展開が発表された。第1弾は、山中湖村の周辺の魅力をJO1メンバーたちが紹介していくという内容。街の人々の温かさに感銘を受けたという鶴房汐恩は「碧海も言ってくれはったんですけど、(街の人は)撮影中にも気さくに手を振ってくれたり、お手洗いに行くときには手を振ってくださったり。あとブレックファスト……朝ごはんを作ってくださって『一緒に食べる?』って声をかけてくれたりして。撮影中なので朝ごはんは難しかったんですけど(笑)。そのときは早朝の5時、6時ごろ。僕は朝、時間あったら絶対寝てたい派だったんですけど、散歩もいいなと思いました」と撮影中に出会った人々とのほっこりエピソードを披露した。豆原一成は「撮影の日はすごく寒かったんですけど、地域の方々が温かい方ばかりで、『HOT JAPAN』という名前にふさわしい、温かくて楽しい撮影でした」と振り返る。木全翔也は「小さい頃に富士山の近くに行ったことがあるんですが、ひさしぶりに見る富士山はデカくてきれいで、日本が誇るべきものだなと思いました。山中湖の水もきれいで、そこではボートも漕げるらしいのでやってみたいです」と目を輝かせた。
会見終盤、プロジェクトの意気込みを問われた佐藤景瑚は「ホットなお話ありがとうございます」と感謝の言葉を述べたのち、「僕たちには世界で活躍する、という夢があります。『HOT JAPAN』を通じて、夢を追っている人をはじめとした、さまざまな人を助けられたらなと思いました。僕たちで、もっと日本をHOTにしていきましょう! がんばります!」と意気込み、川西拓実は「本当に僕が思うことは、『僕たちにできることがあるなら、なんでもやります』。なんでもやらせてください。そのために、皆さん、協力してください。ぜひお願いします」と言葉を紡いだ。「名だたる企業の皆さんが協賛いただいたこと、感謝しております」と、会場にいる協賛企業の代表者をまっすぐ見つめ、感謝の言葉を述べていたのは川尻蓮。「僕たちのデビューは新型コロナウイルスが猛威を振るった時期と被っていて。JO1としてもたくさんの思いを持ちながら活動してきました。JO1の思い、皆さんの思い、僕たちの熱量の輪を広げていけるようにメンバー一同がんばっていきます」と真剣な眼差しでプロジェクトに懸ける熱い思いを語った。最後は、リーダーである與那城が「プロジェクトに賛同してくださる協賛社の皆さま、地方自治体の皆さまとともに、日本の魅力あふれる場所をJO1がJAMの皆さん、日本中の皆さん、ないしは世界中の皆様に届けていきたいと思っております。JO1、そして『HOT JAPAN』プロジェクトを今後ともよろしくお願いします」と挨拶し、会見を締めくくった。
「HOT JAPAN with JO1」のオフィシャルサイト、およびTwitter公式アカウントは本日オープン。それと同時に、本日11月14日から20日まで、本プロジェクトの大型交通広告が東京・渋谷駅の地下3階B1出口付近にて展開されることも明かされた。
きみどり @kimidorimeat
浮世離れ感がすごい
【会見詳細レポート】JO1が“HOTなJAPAN”を世界発信!鶴房汐恩は朝ごはんに誘われ、木全翔也はボートを漕ぎたい(写真15枚) https://t.co/Hhb7nD3tQO https://t.co/VnNFwKbbwx