ネスレは2010年に世界的なプログラム「ネスカフェ プラン」をスタートさせ、コーヒー生産国においてコーヒーの栽培や製品の製造、流通、消費などさまざまな工程に関わりながら、持続可能なコーヒー栽培の実現と高品質なコーヒーの提供を目指している。このプランの一環として、日本でも2019年に沖縄で大規模な国産コーヒーの栽培を行うプロジェクト「ネスカフェ 沖縄コーヒープロジェクト」を立ち上げた。そして「ネスカフェ ゴールドブレンド」のCMキャラクターを務めているTOKIOは、本プロジェクトのPRアンバサダーに就任。本日の発表会では城島、国分、松岡が沖縄でコーヒー栽培を学ぶドキュメンタリー動画のダイジェストがお披露目され、3人は「ネスカフェ 沖縄コーヒープロジェクト」や沖縄での撮影エピソードにまつわるトークセッションを繰り広げた。
まず、このプロジェクトについて松岡は「経験のないことに挑戦するということは我々らしいのかなと思うとともに、背伸びせずにスタッフの方々と同じ目線で、いろんな方と前向きに経験していく。そんなことを今回僕らが仰せつかったのかなと思います」とコメントし、プロジェクトに感銘を受けたという城島は「TOKIOは次の未来に紡いでいくというのを大事にしているので、それは共通しているなと思いました」と語った。また国分が「ネスカフェ プラン」の内容にちなんで、「僕らに足りないのは“高品質”という点。TOKIOという会社を立ち上げた僕らも、10年後には高品質にならなければいけないですね」と目標を口にすると、松岡は「自信はないですけどね」と付け加えた。
テレビ番組を通じてさまざまな農業を経験してきたTOKIOだが、コーヒー豆の栽培に携わるのは意外にも初めてで、松岡は「いくつになっても学べるのは楽しいなと思いますね」と声を弾ませる。メンバーが生き生きした表情で話していると、彼らの前には沖縄で栽培されたコーヒーが運び込まれる。城島はカップに鼻を近付け「香りが高いですね」と言い、ひと口飲んだあと「口に入れた瞬間にフルーティだなって。どんなシチュエーションにも合うコーヒーですね。これが沖縄で作られていると思うと特別おいしいなと感じます」とコメント。国分も「後味すっきり」、松岡も「酸味もほどほどで」とそれぞれ感想を言い、その味わいを楽しんだ。
コーヒーを飲み終えたあと、沖縄での撮影を振り返る3人。国分は「畑に行ったときはこんなに山深いところでやっているんだと驚きました。僕らのような素人の質問にも農家の方々が正面を向いて答えてくれて本当に感動しました。これからも『へー』と感心するだけで終わらずに、手を動かして汗をかくことで農家さんと思いを重ねることができるのかなと思いました」と熱く語る。続いて城島が「土が沖縄ならではの赤い色で。気温は20°前後が育てるのに最適らしいんですよね」、国分が「風よけも必要だけど風がまったくないと育たなくて」と学んだ知識をそれぞれ口にすると、松岡は「箱入り娘のコーヒーなんですよ」とまとめた。
ここで3人はプロジェクトで感じたことをフリップで発表する。城島は「コーヒー栽培に適切な地、沖縄」と書かれたフリップを見せ、「赤道付近のコーヒーに適した土地を“コーヒーベルト”と言うんですけど、沖縄がそれにあたるんですよね。それと、沖縄には耕作放棄地が存在して、コーヒー栽培は使われていない土地の活用にもつながるんだなと勉強になりました」と説明。国分は「実はコーヒーの栽培には5年の歳月がかかるんですよ」と記者陣に話し、松岡は「我々がイメージするコーヒーの実は赤色だったんですけど、沖縄のコーヒー豆は青とか緑に近い色だったんです」と伝えた。最後に3人は改めてプロジェクトへの思いを述べていき、松岡は「我々が何を伝えたいかと言うと、今回初めての経験だということと、いろいろなスタッフの方々がプロジェクトに関わっているということ。僕らができることは何か、それはありのままを伝えること。僕らもリアルを見ながら経験していきたいと思います」と真摯に話した。なおYouTubeでは計6本からなるドキュメンタリー動画の初回「TOKIO、沖縄へ」を公開中。
※動画は現在非公開です。
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TOKIOが沖縄でコーヒー栽培を初体験、10年後は「“高品質”になりたい」 https://t.co/GMPaclWaMQ