東野圭吾の小説を原作とする「沈黙のパレード」は福山演じる天才物理学者・湯川学が未解決事件を科学的検証と推理で解決していく「ガリレオ」シリーズの映画第3弾。柴咲は警視庁捜査一課の刑事・内海薫役で出演する。KOH+は「ガリレオ」のドラマシリーズの主題歌を制作するために結成されたユニットで、「沈黙のパレード」で湯川・内海コンビが復活するにあたり、プロデューサーが「主題歌もまたKOH+しかない!」と福山、柴咲にオファーしたところ両者が快諾。約9年ぶりの再始動が実現した。
新曲「ヒトツボシ」は福山がプロデュースと作詞作曲、柴咲がボーカルを担当した楽曲。YouTubeではこの曲を使用した予告編が公開中されている。
福山雅治 コメント
楽曲「ヒトツボシ」はシンガー柴咲さんに当て書した一曲です。
歌入れを行ってみて柴咲さんの表現が吹き込まれると、楽曲に血が流れ柴咲さんしか表現できない歌世界が現れました。
劇場版ガリレオ第一弾、「容疑者Xの献身」の主題歌「最愛」。その時もKOH+で担当させていただきました。
その際の楽曲のテーマは、登場人物である石神の「決して報われることのない願い、その魂の鎮魂歌になれば」という思いで楽曲製作しました。
今回も同様に登場人物の鎮魂歌として描きました。
「いつか いつの日にか 君がわたしのこと 泣かずに思い出せるように 君の物語の邪魔しないように」
「君が 誰か愛し 愛されますように 本当は少し寂しいけれど…」
一見すると矛盾ある感情をひとつのサビの中に共存させました。
一方向の感情だけではなく相反する感情が同居して初めて本当の感情になる。
KOH+の作品づくりにおいては歌詞表現はその辺りをポイントに制作しています。
今回、シンガーである柴咲さんの歌声と表現力が、人間が持つ苦しみや哀しみ、どうしようもない矛盾を、深く包み込んでくれています。
楽曲「ヒトツボシ」、映画をご覧になってくださる皆様の心の深いところまで届くことを願っています。
柴咲コウ コメント
KOH+はガリレオシリーズから生まれたユニット。
今回新たなレコーディングの際、訪れたプロデューサーが涙し聴いてくれた。
彼らはガリレオシリーズをずっと愛し制作している人たち。
「沈黙のパレード」の物語と呼応するようなこの曲が、同じくこのシリーズを愛してくださってる方々の心に深く届くと良いなと思う。
リンク
ましゃまる @mashamaru1
福山雅治と柴咲コウのKOH+が9年の時を経て再始動、「ガリレオ」シリーズ映画第3弾の主題歌を担当(動画あり / コメントあり) - 音楽ナタリー https://t.co/l3gOWa2A1b