AMEFURASSHIの2ndライブツアーが開幕！白の新衣装、アルバム新曲でオーディエンスの心を奪う

AMEFURASSHIのライブツアー「AMEFURASSHI 2nd Tour 〈Drop Tour 2022〉」が本日5月7日に東京・Spotify O-WESTで幕を開けた。この記事では昼夜2公演のうち、第1部の模様をレポートする。

AMEFURASSHIがツアーを行うのは、昨年11月開催の「AMEFURASSHI 1st Tour〈Close to You〉」以来2回目。今回のツアーは5月24日に2ndアルバム「Drop」がリリースされるのに合わせ、東名阪の計4会場で行われる。初日公演では全身を白で統一しつつ、4人それぞれ異なるスタイルの新衣装に身を包んだAMEFURASSHIが、時にクールに、時に熱いパフォーマンスを展開。鈴木萌花の「皆さん盛り上がっていく準備はできてますかー!?」という煽りを挟みつつ、YouTubeでミュージックビデオを公開中の「DROP DROP」、情熱的なラテンのリズムに乗せ、逆境を跳ね除けて力強く羽ばたく意思を歌った「BAD GIRL」など、「Drop」に収録される楽曲を惜しみなく披露していく。

MCになるとメンバーはパフォーマンス中とのギャップを感じさせる、いつも通りのにぎやかなトークでオーディエンスを和ませる。ナイキのシューズやきらびやかなアクセサリーが目を引く白の新衣装をアピールし、「私たち今、天使？」とおどけてみせる場面もあった。さらにライブでは「Drop」のリード曲の1つで、モダンなR&Bサウンドとアダルトなボーカルが印象的な「Blue」、AMEFURASSHIの動向を怒涛の展開のドラマに見立てた歌詞やキャッチーな振り付けが特徴の「Drama」といった新曲が初披露され、観客の視線は4人の最新のパフォーマンスに釘付けに。曲が終わると、市川優月は「Blue」について「大人な色気のある曲」、「Drama」について「ナルシストでイケイケな曲」と紹介した。

このほかAMEFURASSHIはニューアルバムの収録曲より、中毒性のあるメロディが耳に残る「MICHI」やライブで毎回大きな盛り上がりを見せるディスコサウンドのナンバー「DISCO-TRAIN」も披露。フロアを勢いよく煽ってオーディエンスを踊らせ、会場に強固な一体感を生み出した。また「Staring at You」の曲中に突然、小島はなが感極まって目に涙をあふれさせるエモーショナルな場面もあり、変幻自在というグループのコンセプトを体現した魅力的なステージが繰り広げられた。

最後のMCでは小島が涙の理由を「レッスンとかたくさんがんばって、みんないろんなことに苦戦してきた中、皆さんの優しい顔を見たらほろっとしちゃっただけかなって」と照れた様子で説明。愛来は初日公演のチケットがソールドアウトしたことについて感謝を述べ、「いいスタートが切れたんじゃないかなと思います。このリハの期間中、それぞれ大変なこともあったり、精神的に悩んじゃうこともあったりしたんですけど、こうして皆さんと笑顔で幸せな空間を共有できることを想像してなんとか乗り越えて、今ここのステージに立っています」と挨拶した。最後は市川がメンバーからの要求に応える形で「全部のツアー来てくれなきゃ、プンスカプンスカ！」という言葉を放ち、笑顔でライブを締めくくった。

ツアー初日を見事成功に導いたAMEFURASSHIは、5月21日に大阪・ESAKA MUSE公演、22日に愛知・名古屋CLUB QUATTRO公演、28日に東京・KANDA SQUARE HALL公演を開催。残る「Drop」の新曲がどのように披露されるのか、ファンは会場に足を運んで確かめよう。

なおアルバムのリリースに先駆け、明日5月8日に「Blue」の配信がスタートすることが決定。同日20:00にはYouTubeでミュージックビデオがプレミア公開される。