フレンチ・キス新曲で被災地を応援「笑顔と元気と癒しを」

フレンチ・キスのニューシングル「カッコ悪いI love you!」が5月11日にリリース。本作収録曲の「君なら大丈夫」の着うたが4月27日から先行配信され、その収益の一部が東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付されることが明らかになった。

フレンチ・キスのメンバーは震災発生後から「アイドルとして自分たちに何ができるのか？」を模索。考え抜いた結果、歌で笑顔や勇気を伝えたいという思いにたどり着いた。今回の新曲「君なら大丈夫」には、そんなメンバーたちによる優しくも力強いメッセージが込められている。

なお、「君なら大丈夫」はシングル「カッコ悪いI love you!」のCD＋DVD仕様TYPE-Bにカップリングとして収録。タイトルトラックの「カッコ悪いI love you!」はテレビ東京系アニメ「SKET DANCE」のオープニングテーマとして、4月7日（木）からオンエアされる。

また、フレンチ・キスは明日4月2日（土）24:00からTOKYO-FMでレギュラー番組（タイトル未定）をスタート。番組タイトルは、オンエア中に発表される予定だ。

フレンチ・キス　メンバーコメント

■この度の震災を経験して「何」を感じましたか？ アイドルとして「何」をしたいと思いましたか？

柏木由紀：
（実際に地震があったときは）日本にいなかったので、帰国してニュースを観て現実を目の当たりにしたんですが、すぐには（この状況）が信じられませんでした。最初はただただ心配することしかできず、もどかしさや自分の無力感を感じました。ただ、ファンのみなさまからもらったブログへのコメントなどを見るうちに、自分にできることはなんだろうと　少しずつ考え始めました。
AKB48でのチャリティー活動はもちろん、ブログで「AKB48やフレンチ・キスの曲を聴いて励まされてます」ていうコメントをいただいたり、ただ笑顔の写真を載せるだけでも、被災者の方からも元気が出ましたと言っていただけたりしたので、今は歌や笑顔を届けるっていうアイドルとして当たり前のことをしっかりやっていきたいと思います。

高城亜樹：
アイドルとしてみなさんに“笑顔”と“元気”と“癒し”を微力でも届けたいと思いました。
そして、私たちが夢に向かってがんばっている姿をみて、少しでも勇気や感動をを与えられる存在になりたいと思います。

倉持明日香：
自然災害の「怖さ」と「普通」にあるというありがたさ。
普段、あまり気にしていなかった電力や食料の大切さを実感したし、なにより私たちがステージに立てることがどんなに恵まれていたかを改めて気づかされました。
私たちが今できることは節電などを呼び掛けたり、笑顔でいることが大切だと思います。

■「君なら大丈夫」の歌詞を初めて見たときの感想は？

柏木由紀：
「大丈夫だよ」とか「歩き出すのを待ってるよ」とか語りかける感じの歌詞なので、暖かく見守ってる感じが伝わってきて、すごく安心できる歌詞だなって感じました。メロディーも明るくて聴いているだけで元気になれる曲だと思うので、フレンチ・キスなりの応援ソングとしてたくさんの方に聴いてもらいたいなって思う曲です。今まで歌った曲の中でも一番聴いてもらいたい曲だなって、素直に思います。

高城亜樹：
みなさんへのメッセージを歌で伝えられる表現できることがすごくうれしかったです！

倉持明日香：
優しい表現だったりそっと背中を押してくれるような言い回しだけどひとつひとつがすごくメッセージ性の強い歌詞だなぁと思いました。

■「君なら大丈夫」を通じてどんな想いを届けたいですか？

柏木由紀：
被災された方はもちろん、つらい思いをされている方みなさんに「大丈夫だよ」っていう気持ちを伝えたいです。
この曲を聴いて少しでも前向きな気持ちになれるようにパワーを送りたいなって思います。

高城亜樹：
離れていても、たくさんの方に歌で勇気を与えられたらいいなと思います！
曲調も優しいメロディーなのでひとりでも多くの方に聴いていただいて、元気を充電してもらえたらうれしいです。

倉持明日香：
ひとりじゃなく、みんなで支えあってこれから続く未来を歩いていこうというメッセージを届けたいです。