Ryu Matsuyama約3年ぶりのワンマン実現、羊文学・塩塚モエカとDaichi Yamamotoも登場

Ryu Matsuyamaのワンマンライブ「Roots, trunk, crown」が10月3日に東京・WWW Xにて開催された。

彼らがワンマンライブを行うのは、2018年12月実施の「Ryu Matsuyama TOUR "Afterglow"」東京・TSUTAYA O-WEST公演以来2年10カ月ぶり。本公演は4月に行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、半年にわたる延期を経ての開催となった。

この日Ryu Matsuyamaは静謐な「This Winter」でライブをスタート。西表島を舞台にしたドキュメンタリー映画「Us 4 IRIOMOTE THE MOVIE 生生流転」の主題歌で、ワンマンのタイトルにも引用された「Roots, trunk, crown」では、Ryu（Piano, Vo）のファルセットを生かした伸びやかな歌声が会場を包み込んだ。「Boy」の演奏を終えると、Ryuは「おひさしぶりです。皆さんとこうやって顔を合わせてライブできるのが幸せです」と有観客でライブができることの喜びを告げた。

明日10月6日にリリースされる新作「And look back」の収録曲「Under the Sea」を挟み、中盤からはゲストが続々と登場。Daichi Yamamotoを迎えた「Snail」ではRyuのハイトーンな歌声、Daichiの低い声を生かしたラップが絶妙に絡み合う。「愛して、愛され」では塩塚モエカ（羊文学）がハンドマイクで熱量高く歌い上げつつ、Ryuと歌声を重ねて美しいハーモニーを生み出した。さらに「Heartbeat」からは、振替公演のために新たにオファーしたというホーン隊が参加。管楽器ならではのゴージャスなアレンジでオーディエンスを魅了した。そしてRyu Matsuyamaは「Landscapes」で本編を締めくくったあと、アンコールでは「Go Through, Grow Through」を披露。伸びやかなホーンの音色とRyuの力強いボーカルでポジティブなムードを表現し、フィナーレを彩った。

Ryu Matsuyamaは11月6日（土）18:00からワンマン「Roots, trunk, crown」のアーカイブ映像を配信。チケットは明日10月6日12:00からイープラスにて販売され、購入者は11月12日23:30まで視聴できる。さらに10月6日（水）21:00にはYouTubeにて「From the Ground」のリリックビデオがプレミア公開されることも決まった。プレミア公開後にはRyu Matsuyamaと藤田琢己によるトークの模様も配信。このほか10月7日（木）21:00からはInstagramにて、Ryuと新作「And look back」のジャケットイラストを手がけたKanako Sasakiのトーク配信が行われる。