「第61回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月29日よりスタート。会場の東京・NHKホールに出演アーティストが集まり、舞台のサウンドチェックとマスコミ向けの囲み取材が行われた。
この記事では、和田アキ子、
和田アキ子
今年は「笑って許して」を含む「AKKOイイッ! 紅白2010スペシャル」と題したメドレーを披露する和田アキ子。衣装は黒のパンツスーツとのことで「カッコいいじゃなくて“AKKOイイ”ですから。はっきり言って女性アーティストの中では私しか着れないでしょうね」と話し、さらに“芸能界のご意見番”として市川海老蔵殴打事件についての見解も述べていた。
倖田來未
同じくメドレーを歌う倖田來未は、曲にあわせて早着替えで衣装をチェンジ。こちらは淡い色のバラをあしらったドレスから、アースカラーのセクシーなドレスに変わる趣向とのこと。来年の活動については「考えてみると今年の10周年より忙しいんちゃうかなって(笑)。ライブも今年より多くいけたらいいなと思ってますし、今日もアルバムのレコーディングをしてここに来たんですよ。だから11年目も攻めでいこうかなと!」と、アグレッシブに語ってくれた。
平原綾香
2010年は「“新世界”というテーマがあって、新しい自分になりたいという気持ちが強くなった」と語る平原綾香。この日フェミニンなベージュのドレスを着ていた彼女だが、本番の衣装は「作ってくれた人はリカちゃん人形っぽいイメージと言っています。ニューヨークから取り寄せた生地で……」と、そのこだわりをうかがわせる。また、他出演者の中で気になる人として、自身と同じく音大出身の松下奈緒を挙げた。
アンジェラ・アキ
アンジェラ・アキ5度目の紅白は「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の続編ともいえる「輝く人」で、初のギター演奏。彼女は「紅白で初めて真正面を向いて歌うんです!」とうれしそうに語り、「ピアノは自分と向き合って弾く楽器だけど、ギターは正面を向いてるから全然違いますね。その分思いも正直に伝えられたら」と意気込んだ。ちなみに他の出演者で楽しみなのは「氷川(きよし)くん! 友達だから(笑)」とのこと。
小林幸子
毎年ゴージャスかつ大掛かりな衣装が話題を集める小林幸子。今年は「『母ちゃんのひとり言』という歌を歌わせていただくので“母親”をテーマにした衣装になりました。小さくはないです(笑)」と明かした。昨年は“メガ幸子”というテーマのとおり巨大な幸子の顔が出現したが「今回は笑いは一切ない」とのこと。なお、その制作費は本人もまだわからず、今年初めから構想し、8月末から制作されたものだという。
嵐&松下奈緒
白組司会の嵐と紅組司会の松下奈緒は6人そろって登場。それぞれに意気込みを訊かれ「(フォトセッションで)これだけフラッシュを浴びてここに立つと、それだけ大きな番組なんだと実感しますね」(松本潤)、「今日は朝からいろんな人と挨拶してドキドキが上がってきてて、本番悔いなくできるように気持ちのコンディションを必死に整えてるところです」(相葉雅紀)、「(他のキャスト仕事とは)勝手がだいぶ違うんで僕も緊張してますけど、五木ひろしさんや加山雄三さんからエールをいただいたので心強いです」(櫻井翔)、「約1年ぶりにこのステージに立ったけど、相葉さんが噛み倒してたのでよかったなとホッとしました」(二宮和也)とコメントした。また、怪物くんとして企画コーナーにも参加する大野智は「怪物くんで出るなんてまさかですよ。夢みたいですね」と驚いた様子。司会の大役に加えピアノ演奏も披露する松下は「緊張しますけどちょっとでも参加できるのはうれしいですね。1年の最後の日に“ありがとう”の気持ちを込めて演奏します」と語った。
石川さゆり
今年も名曲「天城越え」を熱唱する石川さゆり。「今回はスタッフの方々に“これぞ日本の歌だ”という演出を考えていただきまして。古くならないで日本の今と昔を感じていただけると思います」と自信をのぞかせる。また、今年コラボレーションシングルを制作した奥田民生の話題にも触れ「こぶしを入れるだけじゃなくて、フラフラッとしながらもビシッと決める。そういうカッコよさもあるんだなと教わりました」とコメントした。
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- 第61回 NHK紅白歌合戦
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音楽ナタリー @natalie_mu
紅白リハ速報(3)小林幸子の衣装テーマは“母”、直筆画公開 http://natalie.mu/music/news/42817