ENHYPENついにカムバック!7人でアルバムへの思い語り、JUNGWONはRM先輩からのアドバイス明かす

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ENHYPENが本日4月26日18:00に2ndミニアルバム「BORDER : CARNIVAL」でカムバック。これに先駆けてメディア向けのオンラインメディアショーケースイベントを開催した。

ENHYPEN (c)BELIFT LAB

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ENHYPEN (c)BELIFT LAB

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昨年オーディションプロジェクト「I-LAND」で選ばれたJUNGWON、HEESEUNG、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、NI-KIによって結成され、同年11月に「BORDER : DAY ONE」でデビューを果たしたENHYPEN。「BORDER : CARNIVAL」は、強烈な世界観のコンセプトフォトやムービー、そしてオルタナティブな音楽性を打ち出したティザー映像で発売前から世界中のENGENE(ENHYPENファンの呼称)の関心を集めていた。

JUNGWON (c)BELIFT LAB

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メディアショーケースに登場したENHYPENは、まず自己紹介と初めてのカムバックデーを迎えた感想を語る。リーダーのJUNGWONは「5カ月ぶりにカムバックすることになりました。思ったより緊張していますが、ミスをしないようにがんばりたいです」と意気込みを述べ、NI-KIも「記者の皆さんを前にすると思っていたよりも緊張します。新しいアルバムについてたくさんお話したいと思いますので最後までよろしくお願いします」と韓国語と日本語でコメントした。

HEESEUNG (c)BELIFT LAB

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「BORDER : CARNIVAL」についてJUNGWONは「デビューアルバムと今回のアルバムは同じシリーズです。デビューアルバムでは準備生とアーティストの境界に立った心境、今回はデビュー後に感じた感情を表現しました」、HEESEUNGは「デビューをして慣れない環境での目まぐるしい日々は、華麗なカーニバルのようだと僕たちは感じました。そんなカーニバルやフェスティバルにいるような感情を盛り込んだ作品です」と説明。SUNGHOONも「デビュー前は『きっとこんなことが起こるだろう』と構えていたところもあったんですが、実際にデビューをしてみるとなかなかうまく適応できずにギクシャクしてしまうこともありました。しかしそこに慣れていく中でその雰囲気に溶け込んで、気分もよくなりました。そんな僕たちの姿や感情などを盛り込んでいます」と、HEESEUNGと同様にデビュー後の環境に順応するのが大変だったことを明かした。

JAY (c)BELIFT LAB

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本作ではUP、HYPE、DOWNという3つのコンセプトを設けてビジュアルやムービーを撮影。JAKEは「3つのバージョンを通じて僕たちのさまざまな姿をお見せできました」と話し、SUNOOは「それぞれのコンセプトには物語があり、UPでは新しい世界に招待されて入っていく様子、HYPEでは僕たちなりの方法でパーティを楽しみ徐々に陶酔していく姿、DOWNでは境界に立たされて混乱している様子が描かれました」とコンセプトビジュアルの詳細について解説。アルバムの世界観を象徴するリード曲「Drunk-Dazed」については、JUNGWONが「華麗なエネルギーを感じられるポップロックです。チーム結成から一緒にやってきたWonderkidさんと"hitman"bang(パン・シヒョク)さんが参加してくれた1曲で、デビュー後の僕らの感情がよく表現されています」と語った。JUNGWONの解説に加え、HEESEUNGは「全箇所にポイントがあり大変でした。冒頭の『美しく恍惚する』という歌詞はこの曲のみならず、アルバムのテーマをよく表している」、JAYは「初めて聴いたときからすごく耳に残った曲です。サビの歌詞には僕たちが初めての世界を訪れて感じた目まぐるしさが詰まっています」と述べた。JAKEも「この曲を聴いたとき鳥肌が立ちました。1回、2回と何度も聴いていくことでさらにいい曲だと感じられると思います」と発言し、JUNGWONはHEESEUNGが挙げた冒頭の歌詞の歌唱について「2時間もレコーディングに費やしました。それぐらいこの曲の出だしは重要だと思いましたし、その部分をうまくやればもっと聴く人を引き込めると思いました」と渾身のフレーズだったことを明かした。

JAKE (c)BELIFT LAB

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「Drunk-Dazed」の振付についてはダンスが得意なNI-KIが「デビュー曲『Given-Taken』の3倍は大変です(笑)。練習時間も長く見積もって準備しました」と話し、JAKEも「いっぱい練習した日にふと時間を確認したら10時間経っていたこともありました。練習をたくさんしたのですごく自信があります」、SUNGHOONも「休む間もないですし、雰囲気をうまく表現するために表情の演技もがんばりました」と苦労をしながらも完璧なパフォーマンスのために行った努力について語る。この曲には“牙ダンス”と“催眠ダンス”という特徴的な振り付けがあり、メディアショーケースでは、HEESEUNGのアカペラ歌唱に乗せてNI-KIがそのダンスを披露するという一幕もあった。

SUNGHOON (c)BELIFT LAB

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今回のアルバムの準備期間についてHEESEUNGは「メンバー同士で一緒に練習する時間がたくさんあったので、その過程で曲や振付について深く話し合いました。そしてメンバーとより距離が近付き、親しみを覚えるようになりました」と語る。SUNGHOONも「一緒にいる時間がたくさんあったので、息もぴったり合うようになりましたし、デビューアルバムよりも制作過程や練習もスムーズに進むようになりました」と充実した制作を振り返った。

SUNOO (c)BELIFT LAB

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ENHYPENはデビューしてからわずか2カ月というスピードで計4つの新人賞を獲得した、K-POP第4世代のルーキー。このことについてSUNOOは「最初は新人賞をもらえるなんて思ってなかったんですが、受賞することができてファンの方に感謝の気持ちでいっぱいです。トロフィーを持っても実感がなかった」と話した。「2020 MAMA」授賞式でのダンスブレイクを追加したパフォーマンスについてNI-KIは「特別なステージをお見せしたくて、曲をアレンジし、ダンスブレイクも追加しました。簡単ではありませんでしたが、楽しくステージの準備をしていた記憶があります」と話した。「BORDER : CARNIVAL」に45万枚という予約が付いたことについてHEESEUNGは「予約注文数はびっくりする数字ですが、雰囲気に浮かれず僕たちが準備してきたものを表現できるように最大限尽くしたいです。もっともっと努力するENHYPENになりたいです」と謙虚に語った。本作のリリースの狙いについてJAKEは「僕らはさまざまなことに挑戦して僕たちの色を見つける段階にいます。僕たちの歌を聴いて『ENHYPENが自分たちの色を探し出しているな』と思ってもらえたら」とコメント。SUNGHOONは「カムバックごとに成長していると感じてもらいたいです。もっと活動の範囲を広げて世界中の多くの人たちに知ってもらいたい」と語り、JUNGWONは「今は“4世代アイドル戦争”と言われている今、ありがたくも僕らは“ホットアイコン”と呼ばれています。その修飾語を確固たるものにしたいですし、守っていきたいです」と注目を浴びている状況をキープできるように願った。

ENHYPEN (c)BELIFT LAB

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トークのあと、ENHYPENは「BORDER : CARNIVAL」に収録されているリラックスムードのポップチューン「Not For Sale」のパフォーマンスを初披露。パステルカラーの衣装に身を包んだ7人は、デビュー作収録の「10 Months」にも通ずるキュートなステージで記者たちを魅了した。カオスな世界観の「Drunk-Dazed」のミュージックビデオがお披露目された後、ENHYPENはMVでも印象的な噴水のモチーフをバックにパフォーマンスを実施。ブラックを基調としたファッションに大振りなアクセサリーを付けたパンキッシュな装いの7人は、鋭い眼差しで“牙ダンス”と“催眠ダンス”を取り入れたステージを繰り広げた。

NI-KI (c)BELIFT LAB

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質疑応答のコーナーでは「結成からこれまでで成し遂げたもっとも誇らしいことは?」という質問がENHYPENに投げかけられ、SUNGHOONが「7人がともにデビューしたこと自体が誇らしくて素晴らしいと思います。次の目標は前回参加できなかった授賞式に参加することです」と回答。HEESEUNGは「コンサートやファンミーティングなどの活動をもっとしたい」、JAYは「街頭で僕たちの歌がより多く流れるようにがんばって活動して、街頭で皆さんがその曲を聴いて歌ってくれるようになったら」、SUNOOは「音楽番組で1位を獲って、みんなで記念のセルフィーを撮りたい」と今後の目標を述べた。日本デビュー前にして、ニッポン放送にてレギュラー番組「ENHYPENのオールナイトニッポンX」を持つENHYPEN。グループ唯一の日本人メンバーであるNI-KIはメインで番組に出演しており「ファンの皆様のメッセージを読んだり僕たちのお話を聞いてもらうのが楽しい。SNSでコミュニケーションをするのとはまた違います。韓国のラジオにも出たいです」とラジオ出演に手応えを感じている様子だった。

アーティスト自らが楽曲制作に携わることも多いK-POPだが、楽曲制作への意欲を問われるとHEESEUNGが「練習生のときから作曲作詞をやってきたメンバーがいるので、地道にがんばってアルバムに参加できるようにしていきたいです」とコメント。実際に作詞に挑戦したというJAKEは「7人みんなが楽曲制作への意欲があり、僕は今回作詞に挑戦したんです。残念ながら今回は採用されなかったのですが、いい機会でしたし、練習になりました。これからもがんばって努力をして挑戦し続けたいです」と語った。

「Drunk-Dazed」MV制作時のエピソードを問われると、SUNGHOONは「パーティをしながら楽しく遊ぶ場面があるんですが、こうやって遊んだことはなかったので電気を消してパーティの練習をしたんです」と語る。JAKEはMVの見どころについて「SUNGHOONさんが雨に打たれながらソロダンスをするところがカッコよく撮れています。あとSUNOOさんが1人で水に入るシーンも印象的です」と語った。

ENHYPENのロールモデルについて聞かれたJAYは「僕たちは練習生の頃からBTS先輩を見ながら夢を育ててきました。BTS先輩方への尊敬やお手本にしたい部分がたくさんあり、実績だけではなくアーティストとしての態度の面でも見習いたいです」とコメント。JUNGWONはリーダー就任に戸惑いがあったというJUNGWONは「RM先輩から『リーダーは前で引っ張っていくのではなく、後ろから押してあげるものだよ』というアドバイスをいただいて。その言葉は今も頭の中にあって、心に刻んでいます」とRMから受けたアドバイスに感銘を受けたことを明かした。同じくHYBEの先輩にあたるTOMORROW X TOGETHERについて「ライバル視することはあるのか?」という質問が飛ぶと、JAKEは「レーベルの家族ですし、とても仲良くしていただいていて、見習いたいところがたくさんある先輩です。正直競争する相手と考えたことはなく、お互いに励まし合っています。アドバイスもしてくださるいい先輩方です」と話す。JAYも「いい言葉をたくさんかけてくださいますし、僕たちよりも長く活動しているのでいろいろなアドバイスをくれて本当に助かっています。一緒に活動するタイミングが合えば、楽しい思い出を作りたい」と語った。

質疑応答のコーナーが終わり、JUNGWONは「今回のアルバムは本当に最初から気合いを入れて作ったアルバムです。パフォーマンスに関する部分をメンバー同士でたくさん話し合い、歌やダンスだけではなくビジュアル面にも大変気を配り、成長を見せられるアルバムになりました。『Drunk-Dazed』にもぜひご期待ください」と語り、イベントを締めくくった。

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