「稲村ジェーン」は1964年東京オリンピックの翌年、1965年の神奈川・鎌倉市稲村ヶ崎を舞台にした作品。東京オリンピックが終了し、変わりゆく時代の渦中を生きる若者たちのひと夏が描かれている。桑田はこの映画のために主題歌「真夏の果実」、挿入歌「希望の轍」など10数曲の楽曲を描き下ろした。また本作は公開当時、動員数が350万人を突破するヒットを記録。翌1991年にレーザーディスクとVHSが発売されたが、その後は一切パッケージ化されてこなかった。桑田は今回のBlu-ray / DVD化について、「今から約30年前。まだまだひよっこの私が監督のみならず、欲張って主題歌や音楽もやってしまったという、若気の至りの極致ともいえる作品。そんな『稲村ジェーン』が今更ながら作品化されるとのこと。うれしくもあり、同時に恥ずかしい気持ちもいっぱいです」「映画そのものの出来?これは全て監督であるアタシの責任であります(汗)!! どうか大目に見てやってください」とコメントしている。
Blu-ray / DVD盤は当時のテープにデジタルリマスタリングが施され、最新技術によりエモーショナルな映像と音質で「稲村ジェーン」を楽しむことができる。また完全生産限定盤には、映画の象徴的な存在として登場する「ダイハツ“ミゼット”」の1/50ミニチュアモデル(稲村ジェーン オリジナルカラーver.)、場面写真や当時のスタッフが保管していた桑田の直筆撮影コンテなどを掲載したスペシャルフォトブックが付属する。
桑田佳祐 コメント
今から約30年前。まだまだひよっこの私が監督のみならず、欲張って主題歌や音楽もやってしまったという、若気の至りの極致ともいえる作品。そんな「
あのとき映画を作らせていただいたこと、そして同時に並行して音楽も作ったことなどは、我が人生を振り返っても本当に大きな経験であり、大切な財産となりました。計り知れないほど沢山のものを習得出来ましたし、その後の私にとって大いなる糧になりました。あの時関わっていただいた皆さんには、ただただ、感謝の想いで一杯です。本当に、ありがとうございました!!
映画そのものの出来?これは全て監督であるアタシの責任であります(汗)!! どうか大目に見てやってください。
「暑かったけどヨゥ、短かったよナァ、夏。」
そんなふうに感じられる季節が、どうか今年は皆様のもとにやってきますように!!
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桑田佳祐が監督&音楽担当した映画「稲村ジェーン」30年のときを経てBlu-ray / DVD化(コメントあり) https://t.co/dwkwMuPLHk