日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」が本日1月10日に開幕。ゲストとしてEXILE SHOKICHI(
「D.LEAGUE」は日本のストリートダンスの発展と普及、ストリートダンスのプロフェッショナルの輩出を目指して株式会社Dリーグが立ち上げた日本発のプロダンスリーグ。EXILE HIROがチーフクリエイティブアドバイザーを務める。本日行われたレギュラーシーズン開幕戦にはavex ROYALBRATS、KOSE 8ROCKS、CyberAgent Legit、KADOKAWA DREAMS、SEGA SAMMY LUX、SEPTENI RAPTURES、FULLCAST RAISERZ、Benefit one MONOLIZ、USEN-NEXT I'moonの9チームが出場。審査員は坂見誠二、黒須洋嗣、ゲスト審査員はMIYAVI、HORIE...Harucallowayが務めた。なおステージの模様は「D.LEAGUE」公式アプリをはじめ、ABEMAやGYAO!などでも無料配信された。
オープニングでは白濱亜嵐(EXILE、
ハーフタイムショーにはTHE RAMPAGEが登場。新型コロナウイルス感染のため欠席となった岩谷翔吾、武知海青、鈴木昂秀を除く13名でステージに臨んだ。THE RAMPAGEは欠席した3名の思いも乗せて代表曲「SWAG & PRIDE」「FAST LANE」「100degrees」の3曲を熱演。パフォーマーたちはソロのダンスでも魅せた。
後半戦はKADOKAWA DREAMSのダイナミックなダンスパフォーマンスでスタート。SEPTENI RAPTURESはミリタリールックに身を包み、ストリート感あふれるダンスで魅せた。三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEやBTSの振り付けで知られるRIEHATA率いるavex ROYALBRATSは、キャッチーな振り付けのダンスを披露。FULLCAST RAISERZは鍛え上げた肉体を見せつけながらクランプをパワフルに踊った。
全出場者たちのステージが終わり、審査員たちのポイントによる暫定順位が決定。1位には65ポイントを獲得したSEGA SAMMY LUX、2位には64ポイントのKADOKAWA DREAMS、56ポイントの同率3位にはFULLCAST RAISERZとKOSE 8ROCKSがランクインした。
視聴者投票機能「オーディエンスJUDGE」の結果を待つ間には、ゲストのパフォーマンスが行われた。「D.LEAGUE」アンバサダーを務めるSHOKICHIとCrazyBoyは「FLY LIKE A DRAGON」を披露し、「D.LEAGUE」テーマ曲の「GET IT ON」ではTHE RAMPAGEのパフォーマーとコラボ。CrazyBoyはダンサーを引き連れ「PINK DIAMOND」を熱唱し、SHOKICHIはMIYAVIとともにコラボ曲「Fight Club」を熱演した。MIYAVIのステージではTHE RAMPAGEとのコラボが実現。MIYAVIがギターを弾くそばでTHE RAMPAGEメンバーはアグレッシブなダンスを披露した。THE RAMPAGEのパフォーマーと入れ替わりに、「D.LEAGUE」の出場者たちがステージに集うと、ギターを弾くMIYAVIを中心に出場者たちがステージいっぱいに広がってパフォーマンス。この日限りのスペシャルなコラボレーションで視聴者を盛り上げた。
ゲストのパフォーマンスが終わると、視聴者投票の結果を受け最終順位が発表された。最終順位は1位がSEGA SAMMY LUX、2位がKADOKAWA DREAMS、3位がFULLCAST RAISERZ、4位が「オーディエンスJUDGE」で追い上げたavex ROYALBRATSという結果に。SEGA SAMMY LUXのリーダー・CANDOOは「めちゃくちゃうれしい。俺らのスタイルが見えた部分で票を得たと思ったら感謝しかない。ここから切磋琢磨して気持ちを込めて今後もやっていきたい。このメンバーは最強。1人ひとりの個性がめちゃくちゃあるので注目してほしいですし、これからを楽しみにしておいてください」とコメントした。
「D.LEAGUE」レギュラーシーズンラウンド2は1月24日(日)、ラウンド3は2月5日(金)、ラウンド4は2月16日(火)に開催され、公式アプリなどを通じて生中継される予定。半年にわたって熱戦を繰り広げ、今シーズンのチャンピオンが決まる。
「D.LEAGUE」開幕戦終了後、株式会社Dリーグ取締役COOの神田勘太朗氏、SHOKICHI、CrazyBoyはメディア向けの囲み取材に出席。自身もダンサーとして活躍し、ダンスビジネスを展開してきた神田氏は「感無量ですね。暗い話題が多い中で皆さんから熱量をもらって、徐々に右肩上がりでステージを届けていける自信が付きました」と夢にまで見たダンスのプロリーグの開幕について興奮した様子で語る。SHOKICHIも「ダンスってここまで涙を誘うんだと思いましたね。気迫がすごくて。なんだか甲子園を観ているような感じでした。すごい練習を重ねてがんばってきたんだなと」と出場者たちのパフォーマンスや気迫に涙したことを明かした。同じく涙したというELLYも「ダンスが持つ可能性を今日、日本で観られたことがうれしい。ダンスが大好きなことが踊りや雰囲気、ステージから伝わってきました。僕もダンスが大好きな人なのでみんなの気持ちがわかって感情移入してしまいましたね。この感覚をひさしぶりに感じたので、『D.LEAGUE』に感謝です」と思いを述べた。
SHOKICHIとELLYの言葉を聞いた神田氏は「ダンスの可能性を見せられた1日になったと思います。今までダンスビジネスをいろいろやってきたけれど、まったく通じず、ダンスを取り上げてほしくても違う形で取り上げられることも多くて。ダンスそのものがエンタテインメントになるし、いろいろな可能性があると感じてもらえたんじゃないかと思います。きっとこれからダンサーが今までとは違った目線で見られていくんじゃないかな」と感慨深げに語る。加えて「今日がスタートなのできっと数多くの議論が起こると思いますが、それ自体がアート。みんなで参加しながらレギュレーションも含めて決めていきたいと思っています」とコメントした。
最後にSHOKICHIは「『D.LEAGUE』の1つひとつの足跡がダンス界の未来につながっていくと思うので、期待しかないです。僕らもミュージシャンとして『D.LEAGUE』をもっと盛り上げていきたいです」とコメント。ELLYも「日本のアーティストでダンスを踊る人がたくさんいるので、きっと各チームのゲスト枠で参加してくれると思います。僕もいつか参加してみたいです」と意気込んだ。
※KOSE 8ROCKSの「E」はアキュートアクセント付きが正式表記。
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プロダンスリーグ「D.LEAGUE」開幕!SHOKICHIとELLY、MIYAVI、THE RAMPAGEら盛り上げる https://t.co/SPau3Q022U