WAggの新年初ライブでウタウウタが卒業「PARADISESのメンバーとしてがんばります」

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WAggが本日1月3日に東京・TSUTAYA O-WESTで定期公演「WAggs」を1日2部制で開催。1部で「ウタウウタ卒業公演」、2部で「YUiNA EMPiRE & 月ノウサギお披露目公演」を行った。この記事では1部公演の模様をレポートする。

WAgg(Photo by sotobayashi kenta)

WAgg(Photo by sotobayashi kenta)

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WAggメンバーは昨年、PARADISES昇格を懸けたオーディション「PARADISESの素晴らしき未来」に挑戦し、ウタウウタがPARADISESに昇格。12月26日に東京・サンリオピューロランドで行われた最終審査では、ウタの昇格に加えてサプライズでPARADISESの月ノウサギのWAggへの半年間レンタル移籍、元CARRY LOOSEのYUiNA EMPiREのWAgg加入が発表された。本日のウタ卒業公演と、YUiNAと月ノのお披露目公演はニコニコ生放送で生中継が行われ、会場に足を運べないファンもグループの新たな門出を見届けた。

WAgg「WAggs」1月3日1部公演より。(Photo by sotobayashi kenta)

WAgg「WAggs」1月3日1部公演より。(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

WAggは活動休止中のナアユを除くウタ、サアヤイト、愛、ア・アンズピア、アイナスターという5人で1部公演に臨み、「はじめましてWAggです! 今日は皆さん楽しんでいきましょう!」というウタの挨拶から、第1期BiSの代表曲「nerve」でライブを開始。この曲で新米(WAggファンの呼称)はメンバーと一緒にエビ反りパフォーマンスを楽しんだ。WAggはBiSH「BiSH-星が瞬く夜に-」、第2期BiS「BiSBiS」、CARRY LOOSE「にんげん」といった人気曲を続けて披露。さらにPARADISES「GOOD NIGHT」、GO TO THE BEDS「現状間違いなくGO TO THE BEDS」、GANG PARADE「Plastc 2 Mercy」とギャンパレやその派生グループの楽曲群で観客を盛り上げた。

ウタウウタ(Photo by sotobayashi kenta)

ウタウウタ(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

MCでは1人ひとりが2020年を振り返り、まずアイナスターが口を開き「WAgg、2020年の一番大きな出来事と言えば、アイナスターが加入したことかな」と笑顔を見せた。続いてウタが「大事なこと! 『WAggの素晴らしき世界』という曲ができましたよね」と述べ、アンズが「ミュージックビデオ撮影にレコーディングと初体験が多かった」と話をつないた。サアヤイトは10月に「TOKYO IDOL FESTIVAL」に出演したことと、同月に約8カ月ぶりの定期公演「WAggs」を1日3部制で行ったことを振り返り、「ものすごくうれしかった……うれしかった!」と喜んだ。さらに愛が先月12月まで展開されたオーディション企画に触れ、アンズは「このオーディションを通してWAggに興味を持ってくれた方もいて、本当にありがとうございます」と既存ファン、新規ファンに感謝を伝えた。さらにMCは続き、メンバーが2021年の抱負を話していくことに。ここではサアヤイトが「人間と仲良くなること」、アンズピアが「2020年はコロナ禍で皆さんの声をライブハウスで聞くことができなかった。2021年はみんなの声をたくさん聞きたい」、アイナスターが「2020年はいろんな人に支えてもらった1年だったので2021年は恩返ししたい」、愛が「みんなで北京ダックが食べたいな」、そしてウタが「2020年の終わりにPARADISESさんに加入させていただくことになりまして。これから私がPARADISESをもっともっと大きくできたらなって思います」と語った。

WAggは千手観音風のフォーメーションを見せた第3期BiSの「STUPiD」、2015年にギャンパレ改名前のPOP名義で発表されたレア曲「who am I?」をパフォーマンス。愛が「今日でWAggを卒業するウタちゃんと、WAggのこれからに」とひと言話し、ラストにEMPiREのドラマチックな楽曲「アカルイミライ」を披露した。

愛(Photo by sotobayashi kenta)

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アンコールではまず愛が、ウタに向けて手紙を読み上げた。「ウタちゃんへ、まずはPARADISESさんへの昇格すごくおめでとう。WAggが始まったときから一緒にがんばってきたウタちゃんが合格することが本当にうれしいよ。愛と最初にあったときのことを覚えているかい? 最初に思ったのはかわいくってかわいくってすぐ好きになった。そこからウタちゃんとは仲良くなって。初期の頃はベタベタくっついていて。ウタちゃんがいないと何もできないし。離れなかったよね。それくらい、なんでも言い合えて、仲もよかったことだよねって愛は思っています。毎日の練習とかライブとかつらいときもあったけど、愛はうたちゃんがいたからがんばれたことが実はたくさんあったんだよ。だからこれからはPARADISESのとしてがんばってるウタちゃんを見て愛はがんばるよ。だからウタちゃん、すごいがんばってね。これからは今よりも会える時間は減るけれど、何かあったら一緒にお話しようね。本当におめでとう、大好きだよ。愛より」と悲喜こもごもな様子で手紙を読み上げた。

WAgg(Photo by sotobayashi kenta)

WAgg(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

そしてWAggを卒業するウタは手紙を受け取り、お礼の言葉を述べてから「2年前の9月9日にここTSUTAYA O-WESTでWAggをお披露目して、今日同じ場所で卒業。不思議な感覚で、うれしいけど悲しくて変な感じがします。2年間一緒に活動してきて、本当に話し切れないくらい楽しいこと、つらいことがたくさんあって。コロナで自粛になってから何回もWAggを辞めようかなと本気で考える時期もありました。そんな中で『PARADISESの素晴らしき未来』が始まって。このオーデを通して改めてメンバー、スタッフ、ココナッツ(PARADISESファンの呼称)、新米の皆さんに支えられてここに立っていることを改めて実感できました。PARADISESのメンバーとして活動できることをうれしく思います。WAggとして2年間活動してきて、無駄なものは1つもなかったです。WAggのメンバーに負けないようにPARADISESとしてがんばりますので、遊びに来てくれたらうれしいです。これからもWAggとウタウウタをよろしくお願いします」とコメントした。

WAggはオーディションの課題曲だったPARADISES「PLEASE LISTEN TO MY」を披露し、最後にグループ唯一のオリジナル曲「WAggの素晴らしき世界」へ。この曲では新米が赤青白のサイリウムを一斉に焚き、美しいフロアの光景をメンバーにプレゼント。WAggは大きな拍手を浴びながらステージをあとにした。

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WAgg「WAggs -1部 ウタウウタ卒業公演-」2021年1月3日 東京・TSUTAYA O-WEST セットリスト

01. nerve
02. BiSH-星が瞬く夜に-
03. BiSBiS
04. EMPiRE is COMiNG
05. ロミオの心臓
06. にんげん
07. GOOD NIGHT
08. 現状間違いなくGO TO THE BEDS
09. Plastc 2 Mercy
10. STUPiD
11. Buttocks beat! beat!
12. who am I?
13. DA DANCE!!
14. アカルイミライ
<アンコール>
15. PLEASE LISTEN TO MY
16. WAggの素晴らしき世界

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