FANTASTICSが配信ライブで年忘れナイトフィーバー「2021年はもっと前向きに」

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FANTASTICS from EXILE TRIBEが昨日12月26日にオンラインライブ「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER "FANTASTICS"」を開催した。

FANTASTICS from EXILE TRIBE(写真提供:LDH JAPAN)

FANTASTICS from EXILE TRIBE(写真提供:LDH JAPAN)

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LDHとABEMAのタッグで12月22日から29日にかけて行われている配信ライブ「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER」。4日目を飾ったFANTASTICSは“年忘れナイトフィーバー”をテーマに、2020年を締めくくる集大成的なライブをテレビ番組風の演出を用いて繰り広げた。この日の衣装のスタイリングはパフォーマーの堀夏喜が担当し、各メンバーの個性を引き立てるビジュアルでもファンを喜ばせた。

ライブのオープニングを飾ったのは、FANTASTICSが主演を務めたドラマ「マネキン・ナイト・フィーバー」の主題歌でもある「High Fever」。クールなスタイリングとパフォーマンスに、チャット欄には歓喜のコメントが連投される。さらにステージ4方向を覆うLEDの映像演出に乗せて「WHAT A WONDER」「OVER DRIVE」をダイナミックにパフォーマンスした。「Overflow」ではカメラを8人が輪になって囲み、その笑顔を全国のファンに届けた。

FANTASTICS from EXILE TRIBEのパフォーマーたち。(写真提供:LDH JAPAN)

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その後は「FNTV これを観ないと年越せないぞ!!スペシャル」と題した、人気音楽番組風の企画へ。世界と八木勇征をモチーフにした“スーパー世界くん”そして“ヤギッコリー”の進行で、2019年に行われたホールツアー「FANTASTICS SOUND DRAMA 2019 FANTASTIC NINE」のプレイバックへと移った。ここではツアーで披露されたさまざまなパフォーマンスを、当時より成長した8人が再現。世界によるパントマイムを挟みつつ、映画「ジャージー・ボーイズ」風のコーラスワークで沸かせた「We are FANTASTICS」、中島颯太によるイルカの「なごり雪」の弾き語りカバー、パフォーマー6人によるドラムプレイなどが次々と披露されていった。6人のソロパフォーマンスのあとはツアー本編で最後を飾った曲「Turn Back Time」へ。中島と八木のすがすがしい歌声が響き渡り、曲が終わるとツアーと同じく中尾翔太がデザインしたキャラクター・ファン太郎が登場して可愛らしく手を振った。

左から八木勇征、中島颯太(FANTASTICS from EXILE TRIBE)。(写真提供:LDH JAPAN)

左から八木勇征、中島颯太(FANTASTICS from EXILE TRIBE)。(写真提供:LDH JAPAN)[拡大]

続いてのコーナー「FANTASTIC SLOT」は、メンバーがやってみたいパフォーマンスとFANTASTICSの楽曲をスロットで組み合わせて披露するというもの。最初は「Hey,darlin'」を八木と中島がアコースティックアレンジに乗せて優雅に歌い上げる。続く「Tumbling Dice」はモノクロのワンカメ映像で届けられ、FANTASTICSのスタイリッシュな一面をアピールした。「The Only One」は4方向のLEDビジョンに映し出された水をモチーフにした映像とリンクしたパフォーマンスで、楽曲の世界観をファンに強く印象づけた。「Believe in Love」の演出は“メンバーとデートしている気分”というコンセプト。各メンバーの“恋人目線”の映像やカメラワークが差し込まれ、チャット欄にはファンからの喜びの声や動揺のコメントが殺到した。

「Time Camera」ではステージ上でミュージックビデオの世界を再現。“おうち”をテーマにした「Tarte Tatin」は、メンバーが暮らすシェアハウス風のセットを舞台に、8人がじゃれ合いながら和やかな空気を生み出していた。「FNTV」の最後を飾ったのはEXILEのカバーメドレー。今年9月の「LIVE×ONLINE」でも披露した「Flower Song」「I Wish For You」「Someday」が華やかにパフォーマンスされた。

「CANNONBALL」をパフォーマンスするFANTASTICS from EXILE TRIBE。(写真提供:LDH JAPAN)

「CANNONBALL」をパフォーマンスするFANTASTICS from EXILE TRIBE。(写真提供:LDH JAPAN)[拡大]

アンコールの序盤でラテンテイスト漂う「Can't Give You Up」「CANNONBALL」を情熱的に踊ったあとはパフォーマー6人がマイクを握り、画面を通じてファンに挨拶した。佐藤大樹は「FANTASTICSならではの企画ができたのでは」と笑顔でこの日のステージについて語る。世界は「『FNTV』をご覧の皆様ー!」と直前の“スーパー世界くん”の口調を真似て和ませたあと「『LIVE×ONLINE』でLDHの輪を楽しんでいただけた2020年になったと思います」と、過去の「LIVE×ONLINE」を回想した。八木は「今の状況だからこそ新しいエンタテインメントに出会えて、生まれなかったアイデアもメンバー間で出てきて。ものすごくいい時間になりました」、中島は「全員主演のドラマをやらせていただいて新しい一面も発信できました。また違った形でエンタテインメントを発展させていきたい」と、それぞれこの1年を振り返った。

中島の「2021年はもっと前向きに歩んでいきたいという思いを込めて歌います」という言葉のあとは「FANTASTIC 9」へ。さらに「Flying Fish」を力強くパフォーマンスし、ラストナンバー「Keep On Movin'」に突入した。8人はカメラに向かって晴れ晴れとした表情を見せ、この日のライブへの手応えを感じさせた。

このライブの模様は12月29日(火)23:59までABEMA PPV ONLINE LIVEで配信中。明日12月27日(日)20:00からはGENERATIONS from EXILE TRIBEによる単独公演「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER "GENERATIONS"」が配信される。

※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正します。

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FANTASTICS from EXILE TRIBE「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER "FANTASTICS"」2020年12月26日 セットリスト

01. High Fever
02. WHAT A WONDER
03. OVER DRIVE
04. Overflow
05. Time Camera Intro
06. We are FANTASTICS
07. なごり雪
08. ドラムスティック
09. DANCE TRACK
10. Turn Back Time
11. Hey,darlin'
12. Tumbling Dice
13. The Only One
14. Believe in Love
15. Time Camera
16. Tarte Tatin
17. Flower Song~I Wish For You~Someday
<アンコール>
18. Can't Give You Up
19. CANNONBALL
20. FANTASTIC 9
21. Flying Fish
22. Keep On Movin'

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