B.O.L.T、念願の初ワンマンライブは大成功!Zepp Tokyoで“1日”を駆け抜ける

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B.O.L.Tが昨日10月17日に東京・Zepp Tokyoで初のワンマンライブ「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」を開催した。

「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」で撮影された記念写真。(撮影:笹森健一)

「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」で撮影された記念写真。(撮影:笹森健一)

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当初、B.O.L.Tは今年の5月16日に東京・下北沢GARDENでワンマンライブを行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け1年後の2021年5月16日に公演を延期。しかしこの振替公演も下北沢GARDENの閉店に伴い中止となったため、Zepp Tokyoに会場を変更してライブが実施されることになった。公演は感染拡大防止策を講じたうえで動員数を限定した有観客ライブとして行われ、Streaming+ではその模様を有料生配信。4人は7月に発表した初のアルバム「POP」の楽曲を収録順に披露し、会場の観客と生配信の視聴者を楽しませた。

「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」の様子。(撮影:笹森健一)

「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」の様子。(撮影:笹森健一)[拡大]

過去のライブ映像とメンバー紹介で構成されたオープニングムービーが上映されたのち、B.O.L.Tは昨年7月のステージデビューの日に歌った思い出の曲「星が降る街」でライブをスタートさせる。安野勇太(HAWAIIAN6)が手がけたさわやかなバンドサウンドに合わせ、ステージ上のスクリーンには流星が瞬く映像が映し出された。続いて4人は青山菜花のソロ歌唱で始まる「足音」で会場を盛り上げ、“1日”をコンセプトにした「POP」のうち、疾走感あふれる “夜明け”パートを終える。最初のMCでは内藤るなが「ついにこの日がやってきましたー!」と笑顔で叫び、高井千帆は「すごい! みんなが存在してる!」とひさびさにファンと対面した喜びをテンション高く表現。小学生メンバーの青山は「今まで練習してきた成果を全力で出したいと思います!」、白浜あやは「今日のライブがすごくよかったなと思ってもらえるように、そして思えるように最高に楽しくがんばりたいと思います!」とそれぞれ意気込みを述べた。

「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」の様子。(撮影:笹森健一)

「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」の様子。(撮影:笹森健一)[拡大]

自己紹介を終えてファンを勢いよく煽ったB.O.L.Tは、元B-DASHのGONGONによる“めちゃくちゃ語”が炸裂する「BON-NO BORN」でライブを再開。ポップな1曲「宙に浮くぐらい」ではステージ上を元気いっぱいに駆け回った。桑原永江とGONGONのタッグで制作された2曲を連続で披露した4人は、そのままの勢いで“昼寝”をテーマにした「SLEEPY BUSTERS」を2回歌唱。アルバムの“日中”パートに該当するブロックをグループ初の4曲連続パフォーマンスで駆け抜け、声出しができないながらも全力でライブを楽しむ観客たちを踊らせた。

「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」の様子。(撮影:笹森健一)

「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」の様子。(撮影:笹森健一)[拡大]

その後、B.O.L.Tはライブ初披露となった「わたし色のトビラ」をしなやかに歌唱。「POP」のリード曲「axis」の曲中にはミュージックビデオを彷彿とさせるレーザー演出が場内を彩った。“夕方“から“夜”パートへと移り変わったラストスパートのブロックでは恋愛ソング「スーパースター」や、スタンドマイクで歌う内藤と高井、動き回りながら踊る青山と白浜のコントラストが印象的な「夜更けのプロローグ」が披露される。そしてドラムの頭打ちのビートが鳴り響く中、メンバーは観客にクラップするよう促し、“就寝時間帯”をイメージした「寝具でSING A SONG」を熱唱。就寝するポーズで1日の終わりを表現した。

「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」の様子。(撮影:笹森健一)

「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」の様子。(撮影:笹森健一)[拡大]

ファンの拍手によるアンコールを受け、4人はワンマンライブのグッズとして販売されたTシャツを着て再登場。パワフルなロックチューン「ここから」を現体制で初パフォーマンスした。続くMCではB.O.L.Tが主題歌を担当するテレビドラマ「どんぶり委員長」で主演を務める伊原六花と小西詠斗のコメント映像が流れ、メンバーの表情は驚きと喜びでいっぱいに。2人から後押しを受けた彼女たちは、12月9日にシングルリリースされるTOTALFAT提供のドラマの主題歌「Don't Blink」を初披露した。また12月22日に東京・恵比寿ザ・ガーデンルームで「内藤るな(19)20歳前夜祭 / ラストティーン公演(仮)」、2021年3月27日に東京・新宿BLAZEで「あやなの(小6)小学生ラストライブ ヤリマス!!!!(仮)」が行われることが発表されると、場内が拍手で包まれた。

高井千帆(撮影:笹森健一)

高井千帆(撮影:笹森健一)[拡大]

メンバー1人ひとりの挨拶では白浜が「今日は私もすごく楽しめたし、今まですごくがんばってきた甲斐があったなと思います!」と感想を語り、青山も「すごく不安もあったんですけど、メンバーがいろいろ教えてくれてB.O.L.Tがひとつになれたし、皆さんともひとつになれたんじゃないかなと思います!」と続ける。内藤はチケットがソールドアウトしたことに感謝の気持ちを述べ、「たくさんもらった愛を倍で返せるようにこれから活動して、次はソーシャルディスタンスなしでZepp Tokyoを完売できるようにがんばっていきたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします!」とファンに呼びかけた。高井は「スタッフさん含めてみんなでチームとなってここまで作り上げてきて、そしてやっと皆さんに完成したものをお見せすることができて本当にうれしいです。ですが、まだまだ未完成な私たちですので、皆さんの力もお借りしながら、もっともっと成長してみんなで突っ走っていきたいと思います!」と決意を表明。また体調を整えるため11月中旬より一時休養することを発表し、「メンバーにもみんなにも迷惑をかけてしまうんですけど、応援してくださる皆さんに感謝して、しっかり治してできることから徐々にがんばっていきたいと思います」と力強く語った。

「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」の様子。(撮影:笹森健一)

「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」の様子。(撮影:笹森健一)[拡大]

アンコールのラストにはグループの原点となる楽曲「星が降る街」が再び届けられ、曲が終わると高井は「皆さんがいてのB.O.L.Tだなと改めて思いました。これからも瞬きせずにB.O.L.Tのことを見て応援し続けてくれたらうれしいです!」と挨拶。大盛り上がりのうちに笑顔で初のワンマンライブの幕を閉じた。

Streaming+では本日10月18日14:00から25日23:59までライブ映像をアーカイブ配信。10月22日(木)にはB.O.L.TのYouTube公式チャンネルにて「B.O.L.T.V ~Zeppライブ振り返り特番~(2020.10.22)」が生配信される。

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B.O.L.T「B.O.L.T『POP』ONE MAN LIVE@Zepp Tokyo」2020年10月17日 Zepp Tokyo セットリスト

01. 星が降る街
02. 足音
03. BON-NO BORN
04. 宙に浮くぐらい
05. SLEEPY BUSTERS
06. SLEEPY BUSTERS
07. わたし色のトビラ
08. axis
09. スーパースター
10. 夜更けのプロローグ
11. 寝具でSING A SONG
<アンコール>
12. ここから
13. Don't Blink
14. 星が降る街

内藤るな(19)20歳前夜祭 / ラストティーン公演(仮)

2020年12月22日(火)東京都 恵比寿ザ・ガーデンルーム

あやなの(小6)小学生ラストライブ ヤリマス!!!!(仮)

2021年3月27日(土)東京都 新宿BLAZE

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