[Curly Giraffe] 大充実のライブ盤がついに初登場

2007年11月1日 22:41 音楽ナタリー編集部

GREAT3のべーシスト・高桑圭によるソロプロジェクトCurly Giraffeが、初のライブ盤「Super Session Vol.1 Live at Shibuya CLUB QUATTORO」を11月21日にリリースする。

Curly Giraffeとは？

学生時代からベーシストとして数々のバンドで活躍。美大中退後、音楽活動に専念し、ロッテンハッツやGREAT3でメジャーデビュー後、ベーシストとしてのサポート、アーティストのプロデュース、楽曲提供など多岐に活躍する。2005年10月にタワーレコード限定盤「Curly Giraffe e.p.」でソロデビュー。翌2006年4月に1stアルバム「CURLY GIRAFFE」を発表し、ノンプロモーションにもかかわらず外資系CDショップやiTunes Storeなどでロングヒットを記録した。2009年4月に3rdアルバム「New Order」をリリース。同年10月にはBONNIE PINK、新居昭乃、平岡恵子、安藤裕子、Chara、LOVE PSYCHEDELICO、Cocco、木村カエラという8組の女性アーティストがCurly Giraffeの楽曲をカバーする企画アルバム「Thank You For Being A Friend」が発売され、大きな話題を集めた。2012年3月にSPEEDSTAR RECORDSよりアルバム「FLEHMEN」、2014年8月にアルバム「Fancy」を発表した。2015年には堀江博久と共に全国7カ所でアコースティックツアーを開催。2019年4月に約5年ぶりとなるアルバム「a taste of dream」をリリースした。

GREAT3とは？

片寄明人（Vo, G）、高桑圭（B）、白根賢一（Dr）の3名で1994年に結成。1995年7月、シングル「Fool & the Gang」でデビューし、7枚のオリジナルアルバムと13枚のシングルをリリースする。2004年2月のライブを最後に活動を休止し、その後はそれぞれのソロプロジェクトに注力するほか、各自がプロデューサー、プレイヤーとしても多方面で活躍する。2012年5月に高桑の脱退および、片寄と白根の2人による活動再開を発表。同年8月に新ベーシストとしてjan（ヤン）が加入し再び3人体制に戻るとともに、9年ぶりの新曲「Emotion / レイディ」を配信リリースした。

CDには収録されていないが、流暢な英語で語られる彼のMCは実にチャーミング。この様子は、オフィシャルサイトで公開されている「CHAOS」のPVでも少しだけ目にすることができる。

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本作は、今年の7月23日に渋谷クラブクアトロで行われたイベントでのライブ音源をまとめたもの。iTunes Storeのロックチャートにおいて1年以上にわたりトップ10入りをキープした1stアルバム「Curly Giraffe」の楽曲や、2ndアルバム「Ta-dah」に収録されている「Chaos」「You just swept me off my feet」といったメロウナンバーなど13曲が収められている。

ライブ盤ならでは臨場感はもちろんのこと、骨太さが押し出された圧巻のサウンドは必聴。曲順は当日のセットリストどおりとなっているので、ライブに足を運んだ人にとってはあの日の感動を追体験することができる嬉しい構成だ。

なお、iTunes Storeではひと足先に先月から配信中。ただし、アンコールに演奏された「Badly Big Baked Cake」はCD盤のみの収録となっているのでご注意を。

商品情報

Curly Giraffe「Super Session Vol.1 Live at Shibuya CLUB QUATTORO」

BUCA-1020 / 2500円（CD）
2007年11月21日発売
BURGER INN RECORDS
＜収録曲＞
01. Spilt Milk
02. Adolescent Love
03. One Comfortable Bed in the World
04. Star of Nightjar
05. ROCKETMAN
06. My Dear Friend
07. Chaos
08. Mood
09. Water On
10. 96708
11. Tricky Adult
12. You Just Swept Me Off My Feet
encore: Badly Big Baked Cake