今回の企画はニューシングル表題曲「断捨ISM」のタイトルにちなみ、メンバーが邪念を捨て心を清めるべく実施された。通常座禅では修行者の姿勢が乱れると「警策」という棒で肩を打たれるという習わしがあるが、つばきファクトリーのメンバー9名は、一時”無”の状態を保ち全員一度も肩を打たれることなく修行を完遂。その後本人たちの希望により「警策」で打たれる感覚を体験した。
修行後にメンバーの小野瑞歩は「普段いろんなことを考えすぎてて逆にさっきまで何を考えていたか忘れてしまったりするので、今回何も考えない時間を過ごすことができて、こんなに穏やかな気持になれるんだと思いました」、小野田紗栞は「動画を録っていただいてたんですが、みんなどういう顔になっているか見てみたいです」とコメント。浅倉樹々は「つばきファクトリーの楽屋はいつもワイワイしてるので、“全員そろってこんなに静かなのって何年ぶり?”って思いました」と話し、メンバーの笑いを誘った。秋山眞緒は「私もやる前は笑ってしまうかなと思ってたんですけど、意外と“無”になれて自分にビックリしました」、岸本ゆめのは「私は修行とかに興味があるので今日の座禅体験もワクワクしてたんですけど、やっぱり素晴らしいなと思いました。滝行もやってみたいです」と語った。
谷本安美は「前に友達と家で2人で座禅をしたことがあったんですけど、その時には自分の姿が面白くなっちゃって途中で笑っちゃったんですよ」と過去の経験談を交えつつ、今回は心を落ち着かせて座禅に取り組めたと発言。小片リサは「“無になろう”と思ったらもうその時点で無になっていないなと考えて、”考えを捨てる”ということは実際にやってみるまではわからなかったんですけど、今日は呼吸に気を払うことを教えていただいて“無”になることができました。これも新しい趣味になるかも」と感想を述べた。また修行後に真っ先に「警策」の洗礼を受けた新沼希空は「本番では“肩を叩かれるかな?”と思いながらも全員叩かれないで終わったのでよかったな……と思いつつ、なかなか体験できないことなのでトップバッターでうれしかったです」とコメント。リーダーの山岸理子は「ドンと来いという感じで(笑)。邪心を追い払えてよかったです」と発言し、メンバーから「邪心じゃなくて邪念だよ!」とツッコミを受けていた。
さらに新曲「断捨ISM」については、山岸が「歌詞もとても勇気づけられる内容となっていますので、この曲で皆さんを勇気付けることができたら」、「断捨ISM」と共にニューシングルに収録される新曲「イマナンジ?」については、小野が「これまでのバラードとは違って、恋愛が成就した後に続く悩みを歌っているので歌いがいがあります!」とそれぞれ紹介。そして山岸が改めて「コロナで大変な状況の中でも、こうして新曲を発売させていただくことができて本当にうれしく思います。皆さんが不安になっている時や、元気がない時にこそ私たちアイドルの出番かなと思っているので。『断捨ISM』を聴きながら部屋を片付けたり、『イマナンジ?』を聴きながらウキウキしたりだとか、そういう風に過ごしていただけたらうれしいです」とニューシングルに込める思いを語った。
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