NILKLYが奇妙な家族描いた映画の主題歌を担当、キャストに吉田凜音

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NILKLYが映画「猫と塩、または砂糖」の主題歌を担当していることがわかった。

NILKLY

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「猫と塩、または砂糖」ビジュアル (c)PFFパートナーズ=ぴあ、ホリプロ、日活/一般社団法人PFF

「猫と塩、または砂糖」ビジュアル (c)PFFパートナーズ=ぴあ、ホリプロ、日活/一般社団法人PFF[拡大]

映画「猫と塩、または砂糖」は、慎ましい母、アル中で糖尿病の父、そして社会を拒絶し母のペット"猫"になった長男により構成される佐藤家の物語を描いた作品。母が元彼と再会したことをきっかけに、その娘も巻き込んだ奇妙な5人の同居生活が始まる。映画「食卓」で「PFFアワード2016」のグランプリを獲得した小松孝が監督を務め、田村健太郎宮崎美子吉田凜音池田成志諏訪太朗がキャストに名を連ねる。

NILKLYが主題歌を担当することになった経緯について、小松は「去年、ライブ会場で田中さんにお願いしてOKで、作って頂きまして、もう歌ってます。さて何の曲でしょう?」とグループのディレクターである田中紘治に直談判したことを説明。本作は東京・国立映画アーカイブで行われる「第42回ぴあフィルムフェスティバル」で9月24日にお披露目上映されることが決まっており、上映前には小松、田村、宮崎、吉田、諏訪による舞台挨拶が行われる。チケットは8月15日にチケットぴあで発売される。

第42回ぴあフィルムフェスティバル

2020年9月12日(土)~26日(土) 東京都 国立映画アーカイブ

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小松孝 コメント

折しもこのコロナ禍の中、「経済と人命が同じ天秤にある」という「常識」の一面にハッとした方も多いのではないでしょうか。そんな理不尽で窮屈な社会にはうんざりだという価値観の主人公・一郎を中心に、幸か不幸か「常識」から逸脱した2家族5人の「幸せのベクトル探し」の模様を、悲哀とユーモアを込めて描きました。
とても素晴らしいキャスト陣に恵まれて、魅力的に立ち上がった登場人物達。そして、多肉植物や小物ガジェットや主題歌を担当してくれた「NILKLY」など、僕の好きなものを詰め込んだ一軒家を、ぜひ覗き見て頂けたら幸いです。

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