さくらしめじの結成記念日生配信、進化見せた12曲熱演に「6周年は始まったばかり」

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さくらしめじが結成6周年を迎えた昨日6月14日に、生配信ライブ「さくらしめじ結成配信記念ライブ『しめたん』6周年スペシャル!~6(む)言のままじゃいられない!!~」を実施した。

さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

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さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

結成記念日には毎年恒例のライブ「しめたん」を行っているさくらしめじ。本来は東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEで「しめたん~さくらしめじが生まれた日~ 18KIN!? それってなにキン!?」と題した公演が行われるはずだったが、新型コロナウイルス感染防止対策のためこの公演が中止に。そこで、配信ライブという形で同じ会場からパフォーマンスをきのこりあん(さくらしめじファンの呼称)に届けることとなった。

田中雅功(撮影:鈴木友莉)

田中雅功(撮影:鈴木友莉)

田中雅功と高田彪我の2人がそろって歌声を届けるのは、3月に配信された高校卒業記念ライブ以来約3カ月ぶり。2人のトークからスタートした配信では、一緒にきのこりあんの前に姿を見せるのがひさびさだと口にする雅功と彪我が声を弾ませながら視聴者に挨拶し、再会の喜びを分かち合う。自粛期間中にはInstagramの生配信や「しめカラ」と題したカバー動画の発表などを行ってきており、彪我は「一気に活動の幅が広がってきた感覚だよね」と語る。これには雅功も「そう、進化したんですよ、さくらしめじ。だから今日はみんなの期待を上回る……こんなこと言って大丈夫かな(笑)。でも上回っていきたいなと思います!」と反応。そして2人は6周年のさくらしめじについて思いを語り、雅功は「6周年はさ、大人に近付く年にしたいよね」と笑顔を浮かべていた。

高田彪我(撮影:鈴木友莉)

高田彪我(撮影:鈴木友莉)

この日のライブパフォーマンスは、雅功が物語を書き、さくらしめじのアートワークを手がけるフクモトエミが絵を担当した紙芝居「さがしもの、ひとつ」と共に進行していった。色とりどりの“ふわふわ(心)”を見つけるために旅に出たきつねくんとねこくんのエピソードが語られたのち、2人が1曲目に選んだのは「スタートダッシュ」。雅功が「画面の向こうのみんな、距離なんか関係ない! みんな一緒に楽しもうぜ!」と叫ぶと、彼らはアコースティックギターを思い切りかき鳴らす。雅功と彪我の間にはこれまでと違ってアクリル板が設置されていたが、2人がそれを気にする様子はなし。ひさびさに全力で音を重ねた喜びを分かち合うように目を合わせ、何度も飛び跳ねながら歌声を響かせた。続く「先に言うね」では、もどかしい2人の関係を1歩先へ進めたい主人公の思いを力強いハーモニーで表現する雅功と彪我を、きらびやかなミラーボールの光が照らした。

田中雅功(撮影:鈴木友莉)

田中雅功(撮影:鈴木友莉)

きつねくんが熱を帯びた“赤いふわふわ”に触れると、ステージも赤い光に染まる。アコギをエレキギターに持ち替えた2人は「でぃすとーしょん」「たけのこミサイル」という、さくらしめじの楽曲の中でも一際アッパーな2曲を連投した。雅功の気だるげなボーカルが光る「でぃすとーしょん」ののち、初披露となった“リア充爆発ソング”「たけのこミサイル」ではこの曲の作詞作曲を担当した彪我が「やっとできる、やっと!」と叫び、速弾きのギターソロで迫真のパフォーマンスを見せていた。

高田彪我(撮影:鈴木友莉)

高田彪我(撮影:鈴木友莉)

一呼吸を置いて、感情の昂ぶりを静めるように届けられた「夕空小道」では、彪我が曲前に「人々を感動させる景色はたくさんある」「あの日見た夕焼けは、今でも僕の瞳を輝かせる」と朗読して楽曲の世界観をぐっと深めた。カメラはオレンジ色の光に照らされる彪我の横顔を映し出す。雅功は郷愁を誘う彪我の歌声にそっと寄り添うようなハーモニーを重ねた。

最新アルバム「改めまして、さくらしめじと申します。」に収録されている「しめじ体操」で2人が元気いっぱいに“しめじ体操”を踊るとライブも折り返し。雅功と彪我は視聴者を一層盛り上げるべく“タオル回し曲”のアッパーチューン「Bun!Bun!BuuuN!」を続け、タオルを回しながらカメラに迫ったり、マイクを画面の向こうに向けたりと大暴れする。アクリル板の壁をくぐり抜けてステージを駆け回る2人のエネルギッシュな姿は、終始配信画面いっぱいに映し出されて視聴者をヒートアップさせていた。

田中雅功(撮影:鈴木友莉)

田中雅功(撮影:鈴木友莉)

先ほどの彪我に続き、今度は雅功が「日常に疑問はあふれています。なんで空は青いのか、なんで僕たちはこんなに音楽が好きなのか」と朗読を始める。「疑問が自分に向いたとき人は足を止めてしまうけど、解決したときには前よりも大きな一歩を踏み出せる。だから自信を持って立ち止まろう。次に待っているのは大きな一歩だから」という力強いメッセージが投げかけられたのち、2人は「届けそこねたラブソング」を優しい声で歌い届けた。

高田彪我(撮影:鈴木友莉)

高田彪我(撮影:鈴木友莉)

続く「会いに行こう」は、自粛期間中に2人がリモートワークで作り上げた楽曲。今の思いを歌に乗せて届け、彪我は「今日は最高の日でした!」とステージで歌ううれしさを口にした。本編ラストの「風とあるがままに今を歩こう」では満面の笑みを浮かべてお互いを見合った2人。最後まで力強い歌と演奏を届けてステージをあとにした。

さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

エンドロールが流れたあともライブ再開を求めるコメントで画面が埋め尽くされたのを受け、雅功と彪我は客席エリアに作られた特設ステージでアンコールをスタートさせた。2人は「えそらごと」を歌い終えるとたくさんのメッセージであふれた配信画面を見つめ「きのこりあんは本当に最高だよね。僕ら恵まれてる」「皆さんに支えられているなって思います」と言葉を噛みしめる。そして雅功は「観てくださってる皆さんもそうだと思うけど、ホントはめっちゃ悔しかった。正直言うと残念な気持ちは大きいんです。だってホントなら、ここにもきのこりあんがいたはずなんだから。でも、だからこそ気付けたこともあるというか。スキルの面でもそうだし……(彪我やファンと)離れてみて、気付けたことは多くあります」と、本音混じりに思いを明かしていた。

紙芝居「さがしもの、ひとつ」(撮影:鈴木友莉)

紙芝居「さがしもの、ひとつ」(撮影:鈴木友莉)

この日の配信も、さくらしめじのライブの最後に披露される定番曲「みちくさこうしんきょく」で締めくくられた。通常のライブではファンが一体となったシンガロングが会場に響くが、この日きのこりあんは無数のコメントで合唱に参加して2人を喜ばせた。いつもと同じようにライブを終え、雅功はファンへ向けて「いつも最後に『さくらしめじはまだまだ終わりません』って言っちゃうけどさ、ホントにいつもそう思うのよ。だから今日も言いますね。これからもさくらしめじと日々を楽しんでいきましょう!」とメッセージ。「6周年はまだまだ始まったばかり」と口にした2人の言葉を胸に、さくらしめじの次なる展開を楽しみにしておこう。

さくらしめじ「さくらしめじ結成配信記念ライブ『しめたん』6周年スペシャル!~6(む)言のままじゃいられない!!~」6月14日 セットリスト

01. スタートダッシュ
02. 先に言うね
03. でぃすとーしょん
04. たけのこミサイル
05. 夕空小道
06. しめじ体操
07. Bun!Bun!BuuuN!
08. 届けそこねたラブソング
09. 会いに行こう
10. 風とあるがままに今を歩こう
<アンコール>
11. えそらごと
12. みちくさこうしんきょく

※高田彪我の高ははしごだかが正式表記。

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