4年目を迎える今年は、メインステージとセカンドステージの2ステージ制で進行。くるり、THE VENTURES、
恒例のくるりによる開催宣言後、メインステージのトップバッターを務めたのは、くるりと元メンバーによる特別セッション“くるり ザ・セッション”。まず岸田繁(Vo,G)、佐藤征史(B)、森信行(Dr)の3人が、1曲目としてメジャーデビュー曲「東京」を演奏すると、オーディエンスのテンションは一気に上昇した。「リバー」では
セカンドステージの先陣を切ったandymoriは、2ndアルバム「ファンファーレと熱狂」の楽曲を中心としたセットリストを展開。勢いのあるパフォーマンスでオーディエンスの視線を釘付けにした。続いてメインステージには遠藤賢司が登場し、秋空の下で味わい深い歌声を高らかに響かせた。エンケンの強烈なライブの後は、世武裕子がキーボードとドラムを迎えた特別編成でパフォーマンス。「高砂」「運命のひと」の2曲では岸田も加わり、贅沢なセッションを繰り広げた。
厳粛な空気が会場を漂った京都魚山聲明研究会の熱演の後には、二階堂和美がハートフルなステージを披露。ライブの後半ではバイオリンを加え、「くるり鶏びゅ~と」でカバーした「宿はなし」を生演奏した。セカンドステージで自身のバンドを率いて初ライブを披露したジム・オルークに続いては、メインステージにTHE VENTURESが登場。名曲「Surfin'USA 78'」でオーディエンスの心をつかむと、おなじみのテケテケサウンドで会場に涼しげな空気を送り込む。ライブの後半ではリーダーのドン・ウィルソン(G)が「キシダサーン、サトウサーン!」とくるりの2人を呼び込み、名曲「Wipe Out」をセッションするサプライズもあった。
トリを務めたくるりは、bobo、ハンバート ハンバートの佐藤、
「京都音楽博覧会2010in梅小路公園」セットリスト
くるりザ・セッション
01. 東京
02. 尼崎の魚
03. リバー
04. ワールズエンド・スーパーノヴァ
05. ロックンロール
andymori(セカンドステージ)
01. Weapons of Mass Destruction
02. ベンガルトラとウィスキー
03. everything is my guitar
04. クレイジークレーマー
05. 1984
06. FOLLOW ME
07. CITY LIGHTS
08. グロリアス軽トラ
遠藤賢司
01. フォロパジャクエンNo.1
02. 満足できるかな
03. 夜汽車のブルース
04. 夢よ叫べ
世武裕子(セカンドステージ)
01. ラブソング
02. ファミレスポップ
03. 高砂
04. 運命のひと
05. ハローハロー
京都魚山聲明研究会
01. 四智讃梵語
02. 四智讃漢語
03. 散華
04. 対揚
05. 九方便
06. 大讃
07. 甲四智
二階堂和美(セカンドステージ)
01. 萌芽恋唄
02. 女はつらいよ
03. あなたと歩くの
04. めざめの歌
05. 宿はなし
06. いてもたってもいられないわ
ジム・オルーク(セカンドステージ)
01. Stupid As The Sun
02. last year
03. Life Goes Off
04. Therefore I Am
05. The Workplace
THE VENTURES
01. Surfin' USA 78'
02. Ginza Lights (二人の銀座)
03. Kyoto Doll (京都の恋)~Paint it Black
04. California Sun
05. W.D.R Medley
(Walk Don't Run~Perfidia~Lullaby Of The Leaves~Walk Don't Run)
06. Slaughter on 10th Avenue
07. Green Onions
08. Hawaii Five-O
09. Diamond Head~Pipeline
10. Wipe Out
11. caravan(Short ver.)
くるり
01. さよならアメリカ
02. 温泉
03. コンバット・ダンス
04. 目玉のおやじ
05. 魔法のじゅうたん
06. さよならリグレット
07. Baby I Love You
08. ばらの花
09. 坂道
10. 麦茶
EN1. 東京レレレのレ
※記事初出時、一部パート表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
リンク
- 京都音楽博覧会 2010 IN 梅小路公園
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
Cassette @cassette17
豪華セッション続出!くるり主催「京都音博」大盛況 - 音楽ナタリー http://t.co/Z6uLXqhU6A 2010年の記事、くるりザ・セッション良かったなぁ。