AKB48グループ“令和出発世代”42名が新成人に「新しい時代を切り開いていけるように」

AKB48グループの新成人メンバーによる成人式が、本日1月13日に東京・神田明神で行われた。

今年は本間日陽（NGT48）、大盛真歩（AKB48チームB）、江籠裕奈（SKE48チームKII）、田島芽瑠（HKT48チームH）、松岡はな（HKT48チームTII）、小嶋花梨（NMB48チームBII）ら42名が新成人に。華やかな振袖に身を包んだメンバーは、現地に駆け付けたファンの熱い視線を浴びながら式に参加した。

囲み取材では、新成人となったメンバーが1人ずつ現在の心境や今年の目標をコメント。12歳でHKT48に加入した田島は「ずっと先輩たちの成人式の様子を見ていたので、やっと神田明神に立てて、成人したんだなと実感しています」としみじみと述べ、11歳からSKE48として活動している江籠は「まさかここまでアイドルを続けているとは自分でも思っていなかった。今日、ファンの皆さんや昔からお世話になっているスタッフさん、メンバーから『おめでとう！』と声をかけられて、多くの方々に支えられながら活動してきたんだなと思いました。ファンの皆さんと大好きなSKE48のメンバーに恩返しができるように、今年はアイドルを極めていきたい」と感慨深げに語った。

紫の美しい振袖を着た北野瑠華（SKE48チームKII）は「今着ている振袖はお母さんの振袖。そして髪飾りは20歳の生誕祭のときにファンの方がプレゼントしてくれたものなんです。メンバーには『アパホテルの社長さんみたいな感じだね』と言われたんですけど……」と報道陣を笑わせる。村川緋杏（HKT48チームTII）は「“竜宮城”をテーマに振袖を着てきたんですが、いかがでしょうか？」とキュートに報道陣に尋ねるも、質疑応答で記者から「どのあたりが竜宮城なのかちょっとわからなくて……」という声が。「竜宮城の乙姫様のようなキラキラした感じです！ 髪飾りもチャイナチックで！」と熱弁するも、メンバーから「チャイナって竜宮城じゃないよね？」とツッコまれ、村川は茶目っ気たっぷりの笑顔を浮かべていた。松本慈子（SKE48チームS）は「ガチャガチャしたデザインが好きなんです」とレコードや靴がデザインされた振袖をセレクト。本間は「NGTのチームカラーの白と赤を基調とした振袖を着させていただきました」とグループ愛の詰まった振袖をアピールした。

HKT48の松岡は「20歳になったので、さっしー（指原莉乃）さんやこじはる（小嶋陽菜）さんみたいに美しく素敵な女性になりたい」と目を輝かせ、「さっしーさんにさっき写真を送ったら『かわいい！』と返ってきたのでうれしかったです」と満面の笑顔を見せる。田島は「さしこちゃんと20歳になったら乾杯する約束をしていて。なかなか時間がなくてまだできていないんですけど、今度やろうねと話しています」と指原とのエピソードを明かし、松岡も「乾杯のお酒はさっしーさんと飲みたいです。芽瑠ちゃんとお祝いをしようという話をしていたので楽しみです」と期待いっぱいに語った。市川愛美（AKB48チームK）は「峯岸（みなみ）さんが春に卒業してしまいます。自分たちが先輩になるので、後輩を引っ張っていけるような存在になりたい」と真剣な表情で延べ、江籠も春に卒業を控えている先輩の高柳明音に思いを馳せ、「“成人式ネイル”をしてくれたんですよ。これまでずっとそばにいて支えてくれた。少しでも安心して卒業してほしいので、私も大人になれたらいいなと思います」と語気を強めた。

毎年恒例の「今年の新成人は何世代？」という質問には、本間が代表して「私たちは“令和出発世代”です！」と回答。本間の「令和初の新成人ということで、新しい時代を切り開いていけるように、自分たちが先頭を切っていけるように、名付けさせていただきました」という力強いコメントと共に、42名は笑顔で成人式を終えた。

※記事初出時、一部写真キャプションに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。