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波乱万丈な1年に感謝!さくらしめじ、恒例忘年会で2019年歌い&笑い納め

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さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

さくらしめじ(撮影:鈴木友莉)

さくらしめじが12月29日に東京・光が丘IMAホールでワンマンライブ「さくらしめじの忘年会『きのこりあんの集い vol.4』」を2部にわたって開催した。

2015年の初開催から、毎年同じ日に同じ会場で行ってきた“忘年会ライブ”も今年で4回目。開演時間になるとヒップホップ調のトラックに乗せて緞帳が上がり、ラフなジャージ姿のさくらしめじが登場した。ステージ中央に設置されたこたつに入ったままの田中雅功と高田彪我は「今年もこの季節がやってきました! いつものライブと違って、ゆったりまったりと楽しみたいと思います」と挨拶をする。

最初に用意されたのは、来場者のアンケートを集めたボックスからその場で引いた楽曲を演奏する「リクエストコーナー」。第1部で、2人は「ねこの16ビート」をDJを従えて飛び跳ねながら歌い踊り、片思いソング「きみでした」では切ない歌声を響かせた。そしておなじみのカバーコーナーではベースのサポートメンバーを迎えつつ、彪我がエレキギター、雅功がボーカルというバンドスタイルでONE OK ROCK「完全感覚Dreamer」を演奏。雅功の熱いシャウトを聞かせると、きのこりあん(さくらしめじファンの呼称)からは自然とクラップが起こる。再びリクエストコーナーに戻り、「中1のときからずっとある曲。結成当初からやってる」と1stシングル「いくじなし」が披露された際には、懐かしのコールに田中が驚き、演奏をストップさせてしまうというハプニングもあった。

さくらしめじ持ち込みによる「コーナー企画」では、50杯を先に食べた方が勝ちという「わんこそばの早食い対決!」に2人が挑戦。客席から「がんばれ!」と声援が上がる中、勝負の軍配は雅功に上がり、負けた彪我はこたつに潜り込んで落胆した様子を見せた。そして彼らは「今年を振り返って一言」というテーマで書き上げた巨大な垂れ幕を披露。「雨が少なくてマジ卍」と書いた雅功は「結成して以来ずっと雨男と言われてきたけど、2回目の野音も晴れだった」と胸を張り、「波乱万丈な1年に感謝」と書いた彪我は「勉強になったし、学ぶことも多かった。本当に成長できた1年でした」と感慨深げに語る。最後には彪我が三線を手にし、HYの名嘉俊が提供した最新曲「合言葉」で公演は締めくくられた。

第2部の最初のリクエスト曲は「合言葉」で、2人は第1部とは違いアコースティックギターの弾き語りでこの曲を演奏した。続く「先に言うね」も弾き語りで高らかに歌い上げ、場内からは温かい拍手が湧き起こる。そして、最初のトークコーナーは「スタッフによる今年を振り返るさくらしめじクイズ」のはずが、まさかのドッキリコーナーへと展開していく。彪我は「きのこりあんがキュンとするひと言」を求められ、雅功は忘れ物が多すぎると暴露された挙句、電流が流れるビリビリ罰ゲームを受けてステージを走り抜けるほど悶絶。そしてスタッフから「都合が悪くなると無視する」というクレームを受けた彪我も同じ罰ゲームを受ける結果となった。

第2部のカバーコーナーではバンドスタイルでASIAN KUNG-FU GENERATION「遥か彼方」をカバーした2人。会場の盛り上がりに、雅功は「純粋に楽しんじゃった」と満足げな顔を見せた。リクエストコーナーに戻ると、きのこりあんは「だるまさんがころんだ」を希望。雅功は「中学のときに幼なじみに向けて書いた手紙がもとになっている曲です。思い入れのある曲なので、童心に返って歌いたいと思います」と語り、弾き語りで丁寧に歌唱する。また彪我による「たかぴょん企画」のコーナーでは「500人での伝言ゲーム」を観客が一体となって楽しむ。そして垂れ幕の披露では雅功が「窮鼠猫を噛んでやる」、彪我は「新生活に心を開く」と来年の抱負を書き、2人は「この2つの言葉を胸に2020年を乗り越えていこうという思いでいます」と力強く決意表明した。最後に彪我が「みんなで一緒に歌って、踊って、声を上げて。2019年のつらいことを全部、この会場に流していきましょう!」と呼びかけ、2人は「てぃーけーじー」で客席を巻き込み大騒ぎ。「来年も皆さんと一緒にいい年にしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします!」という言葉に続き、生声で「よいお年をー!」と挨拶し、2019年最後のステージをあとにした。

※高田彪我の高は、はしごだかが正式表記。

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