福岡出身のyonawo、初東京イベントでマイペースなグルーヴ届ける

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yonawoが11月29日に東京・KATAでメジャーデビューシングル「ミルクチョコ」のリリースパーティを開催した。

yonawo(撮影:横山マサト)

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福岡出身のバンド・yonawoは昨年自主制作による2枚のCD作品「ijo」「SHRIMP」を発表したのち、今年からライブ活動を本格化させ、「Local Green Festival」や「Sunset Live」など複数の野外フェスに出演。11月15日にワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルAtlantic Japanより「ミルクチョコ」を配信リリースした。

yonawo「ミルクチョコ」リリースパーティの様子。(撮影:横山マサト)

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リリースパーティの会場入口にはバンドのアートワークを担当する野元喬文(Dr)によるメンバーのイラスト、フロアにはこれまでの作品のジャケットが飾られ、ハンドメイドで温かみのある雰囲気にあふれていた。開演時刻が過ぎ、オープニング映像を経て登場したyonawoはさっそく「ミルクチョコ」を披露。ファルセットを織り交ぜたソウルフルな荒谷翔大(Vo)の歌声が彼の弾くエレピ、斉藤雄哉(G)の艶やかなギター、田中慧(B)と野元によるゆったりとしたリズムと共に届けられた。MCに入ると、4人は「東京では初めてのイベントなので」とマイペースに話し始め、友人関係の延長でスタートしたバンドの成り立ちを紹介。そして「ijo」の収録曲「しあわせ」「ijo」を演奏し、R&B、AOR、ジャズなどの要素を取り込んだ音楽で会場をグルーヴィな雰囲気で満たした。

yonawo「ミルクチョコ」リリースパーティの様子。(撮影:横山マサト)

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「SHRIMP」収録の「矜掲羅がる」では、途中でR&Bのスタンダードナンバー「Just the Two of Us」の一節を挟むなど、メンバーが遊び心を見せる。さらに「好きな曲のカバーを」という言葉から始まったのは、アリシア・キーズ「If I Ain't Got You」のカバー。ピアノがメインの原曲のサウンドがギターアレンジに置き換えられ、荒谷による色気のある歌声が響きわたった。その後4人は「今後ともよろしくお願いします」と挨拶し、12月にデジタルリリースする「Mademoiselle」をラストに披露。多彩な展開を盛り込んだアンサンブルで華やかにライブを締めくくった。

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