ボイメン小林豊、地元・愛知発ドラマで“生きる強さ”学ぶ

小林豊（BOYS AND MEN）が出演するNHKの愛知発地域ドラマ「黄色い煉瓦～フランク・ロイド・ライトを騙した男～」の試写会が、本日11月5日に東京・NHK放送センターで開催された。

NHK BSプレミアムで11月27日に放送される「黄色い煉瓦 ～フランク・ロイド・ライトを騙した男～」は、今からおよそ100年前に愛知・常滑に実在した人物、久田吉之助を主人公としたドラマ。安田顕が久田役を務め、小林は幼少期から久田にかわいがられ、彼と同じ作業場で働く職人・伊奈長太郎を演じた。会見には安田、小林のほか、有田焼職人の寺内信一を演じた平田満、演出担当の勅使河原亜紀夫らが登壇した。

小林は本作について「普段はBOYS AND MENとして愛知県で活動しているので、とても思い入れの強い作品になりました。作品を通して人間の生きる強さを学ばせていただきましたし、観ていただく方にもその強さを届けられたら」とコメント。料理が得意な小林は、物語の舞台である常滑にプライベートで食器や食材を買いに行くことがあるとのことで「昔ながらを感じられる場所で、すごくいい所です」とその魅力をアピールした。

また会見では安田が小林について「非常に好青年」と絶賛。一方、小林は初共演となる安田について「 とてもストイックな方だと思いました。安田さんはどんどん体が衰弱していく役だったので、食事制限もされていて。でも夜には『お疲れ様、明日もよろしくね』と笑顔で言ってくださったので、勝手に泣きそうになってしまって……。役としての苦しむ顔を見ていたので、笑顔とのギャップにやられそうになりました」と語った。