「GG10」ラストはDA、モンパチ、OKAMOTO'Sで大団円

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MUSIC ON! TVが主催するライブイベント「GG10」の最終公演が7月24日にSHIBUYA-AXにて開催され、Dragon AshMONGOL800OKAMOTO'Sの3組が登場した。

来年は10周年を迎える「GG」。アニバーサリーイヤーにふさわしい内容を企画しているとのことだ(写真はDragon Ash)。

来年は10周年を迎える「GG」。アニバーサリーイヤーにふさわしい内容を企画しているとのことだ(写真はDragon Ash)。

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今年の夏は、各地のフェスを席巻した後、主催フェス「800だョ全員集合!!」を地元沖縄で開催するMONGOL800。

今年の夏は、各地のフェスを席巻した後、主催フェス「800だョ全員集合!!」を地元沖縄で開催するMONGOL800。

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ライブ終了後、ジョージに「I LOVE OKAMOTO'S」とラブコールを贈られたOKAMOTO'S。ちなみに清作も「OKAMOTO'Sよかったな」と絶賛していた。

ライブ終了後、ジョージに「I LOVE OKAMOTO'S」とラブコールを贈られたOKAMOTO'S。ちなみに清作も「OKAMOTO'Sよかったな」と絶賛していた。

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トップバッターを務めたのは、「GG10」の出演陣の中で最年少のOKAMOTO'S。オーストラリアツアーから戻ってきたばかりの彼らは、メジャーデビューアルバム「10'S」からのナンバ―を次々と披露していく。オカモトショウ(Vo)はオーストラリアツアーで負った足の怪我もどこ吹く風。マラカスを振りながら、熱い歌声でオーディエンスを引きつける。

躍動的に動き回るオカモトショウと呼応するように、オカモトコウキ(G)は豪快にギターをかき鳴らし、オカモトレイジ(Dr)は前につんめるようにしながら骨のあるリズムを刻む。アグレッシブな動きを見せる他の3人の一方で、ハマ・オカモト(B)はメロディアスなベースを奏で、爆音の中にも気持ちのいいグルーヴを生み出した。

中盤ではオーストラリアツアー中に作ったという新曲も披露。海外バンドに触発されて生まれた、カラリとした雰囲気の痛快なサウンドは、フロアのオーディエンスを一瞬で魅了していた。OKAMOTO'Sのハードな一面を感じさせる「マダラ」を経て、演奏されたのはTHE ROOSTERS「恋をしようよ」のカバー。土曜日の夜にぴったりなロックナンバーに、フロアも2階席も大盛り上がり。バンドのポテンシャルの高さを感じさせるステージに、惜しみない拍手が贈られた。

司会のジョージ・ウィリアムスの「横浜アリーナで行われた『GG07』にも登場してもらったバンドです!」という紹介に続いたのはMONGOL800。「Enjoy Yourself」がスピーカーから流れると、前方の観客はカチャーシーを踊りながらメンバーを迎えた。

笑顔でステージに上がったメンバーは、定位置に着くといきなり「あなたに」を熱演。冒頭でoiコールが巻き起こったかと思えば、大サビでは上江洌清作(Vo,B)の声をかき消すほどの大合唱が発生。さらにクラウドサーファーが大量にステージに向かって泳ぎだし、観客のテンションはいきなりピークに達した。

軽快なスカのリズムがフロアを高揚させた「Don't Worry be Happy」、ハイサイコールを挟んで始まった「ターコイズ」の後は、牧歌的なMCが会場をほんわかさせる。清作は沖縄訛りで「今日はジョージさんに呼ばれて来て、人がいっぱいいてびっくりです」と明かすと、「GG10」の模様が3Dでオンエアされるということで3Dメガネを装着。「ごめんね、公の場を使って遊んで」とエクスキューズしつつ、メガネをかけたまま「愛する花」「face to face」を演奏した。

アッパーなナンバーの後は、バンドの包容力を感じさせる「神様」、沖縄への思いを歌った「矛盾の上に咲く花」を情感たっぷりに熱演。「矛盾の上に咲く花」でオーディエンスは、清作の絶叫にも似た歌声に聴き入った。そしてラストはワンコーラス目から合唱が起きた「小さな恋のうた」。この上なくハッピーな空気で満たされ、MONGOL800のステージは終わりを告げた。

そしてMONGOL800の熱いパフォーマンスの余韻を残したまま、「GG10」の最後のアクトに。ジョージは「9年前、このイベントを一緒に立ち上げたバンドです」と紹介すると、Dragon Ashをステージに呼び込んだ。この日一番の歓声があがる中、始まったのは「運命共同体」。Kj(Vo)は歌詞の一部を「GG」に変え、オーディエンスを沸かせる。続く「La Bamba」でフロアの温度はさらに上昇し、野外フェスさながらの盛り上がりになった。

その後も、BOTS(DJ)の華麗なスクラッチとIKUZONE(B)のドライブ感あるベースが炸裂した「Bring It」、ブレイク後の激しい展開にあわせてモッシュが起こった「Dear mosh pit」と激しいナンバーが続く。中盤で披露された「Ghost remains」と「Beat Surf」ではゲストも登場。「Ghost remains」にはAGGRESSIVE DOGSのUZI ONEが参加し、強烈なボーカルとアジテーションでフロアを煽る。そして「Beat Surf」にはVERBAL(m-flo)とPES(RIP SLYME)が参加。Kj、VERBAL、PESの3人はハンドマイクでステージを縦横無尽に動き回り、テンポよくマイクリレーをする。ハードなバンドサウンドと軽快なラップの絡みにフロアは沸き立った。

そして「ミクスチャーロックはお好きですか?」というKjのシャウトに続いて、本編最後の曲「Fantasista」がスタート。祝祭ムードたっぷりのナンバーに、フロアの揺れは一層激しさを増していく。その盛り上がりにステージ上のメンバーも満足気。Kjは次々とステージに向かってくるクラウドサーファーと拳を突き合わせ、ファンとのコミュニケーションを楽しんでいる様子を見せる。またDRI-V(Dancer)とATSUSHI(Dancer)は躍動的に舞い楽曲に彩りを添え、他のメンバーもラストナンバーを全身全霊でプレイした。

アンコールはメロウな雰囲気が漂う「繋がりSUNSET」。熱気と興奮で充満したフロアを落ち着かせる1曲を演奏し終えると、Kjは「ありがとう、また来年ね!」とオーディエンスに再会を約束した。

なお4日間にわたった「GG10」の模様は、MUSIC ON! TVにて8月28日(土)と29日(日)にオンエア。参加した人もそうでない人も、3Dで再現される熱狂パフォーマンスの数々をお楽しみに。

MUSIC ON! TV presents GG10 7月24日 セットリスト

OKAMOTO'S
01. Run Run Run
02. Beek
03. スマッシュ
04. Call Me Jack
05. おやすみ君のこと
06. 新曲
07. マダラ
08. 恋をしようよ

MONGOL800
01. あなたに
02. Don't Worry be Happy
03. ターコイズ
04. 愛する花
05. face to face
06. 神様
07. 矛盾の上に咲く花
08. 小さな恋のうた

Dragon Ash
01. 運命共同体
02. La Bamba
03. Bring It
04. Dear mosh pit
05. AMBITIOUS
06. Ghost remains
07. Beat Surf
08. 百合の咲く場所で
09. Fantasista
<アンコール>
10. 繋がりSUNSET

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音楽ナタリー @natalie_mu

「GG10」ラストはDA、モンパチ、OKAMOTO'Sで大団円 http://natalie.mu/music/news/35182

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