ここから武道館を目指す!BiSが80人キャパの初ワンマン完遂、新メンバー募集開始

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第3期BiSが本日8月18日に東京・中野heavy sick ZEROで初ワンマンライブ「THiS is BiS」を開催した。

BiS(Photo by sotobayashi kenta)

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定員80人の中野heavy sick ZEROはBiSをはじめ、WACK所属アーティストおよびそのファンにとって何かと縁のあるライブハウス。メンバーの電話応対のみでの受付となったチケット争奪戦に勝った幸運なファンでフロアは埋め尽くされた。

第3期BiSは8月14日にデビューアルバム「Brand-new idol Society」をリリース。その前日にマナコ・チー・マナコがグループを脱退したため、初ワンマンをイトー・ムセンシティ部、チャントモンキー、ネオ・トゥリーズ、トギーの4人で迎えた。

ライブ開始直前にはWACK社長にしてBiSマネージャーを務める渡辺淳之介がステージに上がり、「BiS3カ条」を発表。ここでは「その1、新生アイドル研究会BiSのファンの総称は“研究員”と言います。BiSは、アイドルが好きでアイドルになりたくてアイドルを研究する四人組です。その2、ライブの写真撮影はOKです。録画録音は禁止となってます。その3、ダイブ、リフト、サーフ、脱衣などの危険行為は禁止です。あとは自由です。皆さんと手を取り合って真剣に研究していきたいと思います。研究員と共に武道館を目指しますので一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。まもなくBiSの初ワンマンライブが始まります。ここにいる皆さんが幸せなのか不幸なのかちょっとわかりませんが、今日ここでBiSを見たんだ!と自慢できるようにこれからやっていきますのでよろしくお願いします」と挨拶した。

BiS(Photo by sotobayashi kenta)

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BiSはSEなしでステージに登場し、「thousand crickets」でライブの口火を切った。ラジオ体操、ヘッドバンギング、スクワットを取り入れた振り付けとなっており、楽曲の大半はスクワットで体を酷使するという過酷なパフォーマンスが展開された。研究員もメンバーと同様にヘドバン、スクワットを繰り返し、ライブ開始早々から汗だくに。2曲目、3曲目でも「thousand crickets」が繰り返しパフォーマンスされ、BiSらしい破天荒な初ワンマンライブの幕開けとなった。

BiS(Photo by sotobayashi kenta)

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異様な熱気に包まれる中、4曲目にはアルバム「Brand-new idol Society」のリード曲「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」が披露された。BiSはドラマチックなサウンドに乗せて、「行かなくちゃ」という歴代BiSおなじみのフレーズを熱く歌い上げた。「this is not a love song」をエモーショナルに届けたあと、4人は「はじめまして。私たち、新生アイドル研究会BiSです!」と元気よく挨拶。その後「1,2,3!!!」、アルバム未収録曲「少年の歌」などアグレッシブな楽曲を畳みかけ、「absolutely meeeeee!!」ではメンバーが小指を出して研究員に近付くといったかわいらしい振り付けもありつつ、笑顔を弾けさせた。まどろみから目覚めた様子を表現した振り付けで始まる「リフレイン」では、サビで両手を大きく左右に振って研究員と一体感を生み出したBiS。「teacher teacher teacher」でフロアのモッシュを誘い、「SURRENDER」では絶叫と共に感情を爆発させながら白熱したパフォーマンスを見せつけた。

BiS(Photo by sotobayashi kenta)

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ライブ終盤にはメンバー1人ひとりが思いを語った。イトーは「私は、いつからか自分のことが好きになれなくなってました。自分が言うこと、することが裏目に出てしまい、空気を読めずにいることが多くて人と関わるのも怖くなっていきました。好きだったアイドルに対しても顔がいいからとかふざけんなとも思うようになりました。でも、アイドルに対する憧れは捨てきれなくて、自分が幸せだと感じることができる場所が欲しくて、アイドルになりたいと思うようになりました。私はBiSでは本気で、本心で立ち向かっていきたいと思います」、トギーは「私は今までBiSに憧れてたし、世界を変えたいというのがカッコいいと思ってたから自分はBiSになりたいんだと思ってました。でも違ってたかもしれません。もっと人に必要とされたいとか好きになってほしいと思っている自分に気が付きました。承認欲求なんてないと思ってたけど、めちゃめちゃあることに気付きました。もっとみんなから必要だと思ってもらえるようにこれからがんばっていきます」とそれぞれコメントした。

BiS(Photo by sotobayashi kenta)

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チャントモンキーは「私は子供の頃から夢見がちな性格で、マンガにハマったらマンガ家になりたい。チャットモンチーに憧れたらバンドマンになりたいと思ってました。でも全部あきらめてしまって、もうこのまま就職するんだろうなと思って、ただ音楽を聴いてました。自分にとってアイドルは興味もなく、顔がかわいかったら見るくらいの距離のある存在でした。でもWACKのグループを初めて見たときに、『あ、顔じゃない』と思って」と話す。フロアから笑いが起きるも彼女は気にせずに話を続け「初めてパフォーマンスに惹かれてカッコいいと思って、それが憧れに変わっていきました。人生が変わるかなと思って、いつもの夢見がちな子になって、BiSのオーディションを受けました。今までバンドマンやアイドルになる夢は正直イタいと思って誰にも言えませんでした。私はBiSで夢を見ることがイタいことじゃなかったと言えるようにBiSをやっていきたいです」と思いの丈をファンに伝えた。ネオは涙ながらにマイクを握り、「私は人も信用できなくなり、生きている心地がしない。生きるって何?と思う時期もありました。その中で唯一、音楽が好きでした。WACKを知ってから音楽を聴くよりも歌うことが大好きになっていって、WACKで歌いたいと強く思うようになりました。どん底の人生から、今は今の時代に生きていてよかったと思うようになってきています。これからBiSとしての自分を記憶して生きていきたいです」と話した。そして4人はラストに明るいロックチューン「LET'S GO どうも」を笑顔で届け、ステージをあとにした。

BiS

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アンコールでBiSは、アルバムの1曲目を飾るキラーチューン「STUPiD」を3回連続でパフォーマンス。熱狂のままにライブを締めくくった。終演後には渡辺マネージャーが再びステージに上がり、「今日はありがとうございました。皆さんに報告があります。BiS、オーディション開催します」と新メンバー募集を告知。そして「ただ……今日の4人、最高だったじゃん? なので生半可な気持ちで応募しないでください!」とオーディションの応募者に向けて釘を刺した。なおライブ終了後には4人の新たなアーティスト写真、アルバムのリリースイベントの9月度の日程が発表された。

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「THiS is BiS」2019年8月18日 東京都 中野heavy sick ZERO セットリスト

01. thousand crickets
02. thousand crickets
03. thousand crickets
04. BiS-どうやらゾンビのおでまし-
05. BiS3
06. this is not a love song
07. 1,2,3!!!
08. 少年の歌
09. absolutely meeeeee!!
10. Good bye
11. リフレイン
12. strawberry girl
13. kAsAbutA
14. teacher teacher teacher
15. ナンデスカ?
16. SURRENDER
17. LET'S GO どうも
<アンコール>
18. STUPiD
19. STUPiD
20. STUPiD

BiS「Brand-new idol Society」リリースイベント

2019年8月25日(日)東京都 タワーレコード錦糸町パルコ店
START 18:30

2019年8月31日(土)東京都 タワーレコード八王子店
START 16:00

2019年9月8日(日)東京都 新宿マルイメン店
START 18:00

2019年9月16日(月・祝)東京都 タワーレコード新宿店
START 19:00

2019年9月22日(日)静岡県 タワーレコード静岡店
START 16:00

2019年9月23日(月・祝)東京都 モリタウン MOVIX前 ガーデンステージ
START 16:00

2019年9月28日(土)宮城県 仙台駅前EBeanS 屋上特設ステージ
START 15:30

PAiNFUL TRiCKY SADiSTiC DEADLY TOUR

2019年9月14日(土)東京都 下北沢SHELTER
2019年9月21日(土)大阪府 LIVE HOUSE Pangea
2019年10月12日(土)愛知県 DAYTRIVE

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HMVグランフロント大阪 @HMV_Osaka

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