ちゃんみな、360°囲まれたステージで熱唱「こうやってみんなに囲まれて音楽ができている」

ちゃんみなが昨日8月7日に東京・恵比寿ザ・ガーデンルームで2ndフルアルバム「Never Grow Up」のリリースを記念したフリーライブを行った。

イベントには、1000組以上の応募者の中から招待された200組400名が来場。ちゃんみなの主要なファン層である若い女性だけでなく、性別、年齢、国籍もさまざまな人々が会場に集まっていた。客電が落ちるとアルバムのタイトル曲「Never Grow Up」のイントロと共にダンサーたちとちゃんみなが360°を観客に囲まれたステージに現れる。その近さゆえか観客がパニックに近いほどの興奮状態に陥る中、ちゃんみなは踊りながらヘッドマイクで歌唱。続く「Yesterday」ではロープを使ったダイナミックな演出をダンサーたちと共に披露した。ちゃんみなは今回のイベントについて「年齢的になかなかライブに来られない人のためにも、ぜひ無料でやりたかった」とその趣旨を説明。「普段こんなにみんなの近くでライブする機会もあんまりないから、ぜひ楽しんでいって」という彼女の呼びかけにオーディエンスは歓声や「かわいい！」というコールで応えた。

その後、ちゃんみなは「Like This」で会場のムードを一転させ、ダンサーたちと色気のある絡みを披露。ジャケットのジッパーが下ろされるとフロアから大きな歓声が巻き起こる。続く「Doctor」ではオーディエンスが大合唱。「ニキニキ」や「ピチピチ」といった特徴的な合いの手も自然と入り、会場には強い一体感が生み出されていく。さらに「付き合っちゃいなよ 浮気されろ」というパンチラインが印象的な「Call」では、ちゃんみながフロアに向かって手を伸ばし、オーディエンスの手を握る場面も。会場がどんどんヒートアップしていく中、スタンドマイクを使ってロックスターのように「SAD SONG」を歌い上げたちゃんみなは、ライブ定番曲「CHOCOLATE」でライブを締めくくった。

最後にちゃんみなは客席を見渡すと「こうやってみんなに囲まれて音楽ができているんだなと心から思いました」とコメント。「今回のアルバム、たくさん愛してください。たくさん私の愛が詰まっている作品です。少しでも伝わればと思うし、1曲でもみんなの助けになればと思う。そうでなくても、みんなの人生の一瞬に何かが刻まれるような作品になればいいなと思っています。皆さん、よかったら、これからも応援し続けてください。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べたちゃんみなは、大声援に包まれながらステージをあとにした。