ユニコーン100周年ツアー中盤、100分で届けた日本武道館2DAYS

ユニコーンが7月3、4日に全国ツアー「ユニコーン100周年ツアー“百が如く”」の東京・日本武道館公演を開催した。

再始動10周年、ABEDONが加入し現メンバーになって初のアルバム「服部」リリースから30周年、川西幸一が生誕60周年を迎えることから、これらの数字を合計して2019年を“100周年”と銘打って活動中のユニコーン。彼らは約8カ月にわたるこのツアーで「働き方改楽 なぜ俺たちは楽しいんだろう」というスローガンのもと、“100周年だから100分で終わる”ライブを展開してきた。開演から100分が経つと「服部」のオープニング曲である「ハッタリ」が鳴り響き、その時点で強制的にライブは終了となる。

ユニコーンはツアー中盤となる日本武道館公演で、3月に発表した最新アルバム「UC100V」 の収録曲を中心に演奏。メドレーコーナーも設け、満員のオーディエンスを喜ばせた。さらにユニコーンは8月28日にリリースするニューシングルの表題曲で、映画「引っ越し大名！」の主題歌である「でんでん」を披露。奥田民生が「皆さん歌えるとこは歌えると思うんで」と客席に向かって呼びかけると、オーディエンスはそれに応えて大きなシンガロングを響かせた。

2日目の本編ラストにはABEDONが「サンキューありがとう！ 武道館、愛してるぜ！」と叫ぶ。アンコールが終わるとABEDONはカメラマンをステージに呼び込み、何度もステージに立ってきた思い出深い場所である日本武道館の天井の日の丸をバックに写真撮影を行った。

このツアーは12月16、17日の大阪・フェスティバルホールまで続く。

※記事初出時、キャプションの一部に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。