今回のアリーナツアーでTHE RAMPAGEは、13会場28公演で約24万人を動員。全58公演で約12万人を動員した前回の47都道府県ツアーより動員数を倍に増やし、改めてグループの勢いが垣間見れるツアーとなった。ライブは、ツアー開始直前の1月30日にリリースされた「THROW YA FIST」でスタート。花道に16人が現れると会場のテンションが一気に高まり、「THROW YA FIST(=拳を掲げろ)」というツアータイトル通り、ファンは拳を掲げてTHE RAMPAGEのアグレッシブなパフォーマンスに応えた。
続いて、THE RAMPAGEはグループの代名詞であるヒップホップ色が濃い「HARD HIT」、ラテンミュージックをTHE RAMPAGE流に昇華した情熱的なダンスナンバー「Fandango」や「LA FIESTA」などを披露。サポートメンバーを入れず、16人はステージや花道など会場の隅々まで散らばって会場を盛り上げていった。
また中盤戦では各メンバーがこれまでの活動の中で培ってきたそれぞれのスキルを存分に発揮。THE RAMPAGEの人気曲「Can't Say Goodbye」ではボーカルのRIKUがピアノ弾き語りを披露し、直後のMCで「THE RAMPAGEは常に、大きな壁、大きな目標に突き進んでいく存在でありたいので、夢だったピアノの弾き語りに初めて挑戦させていただきました」と語った。普段はパフォーマーとして活動しているLIKIYA、山本彰吾、神谷健太、浦川翔平、鈴木昂秀はラップを披露。浦川はDMCワールドチャンピオンに輝いたDJ IZOHとのコラボレーションも披露した。
後半戦はライブ人気曲のメドレーが中心で、「Dirty Disco」では会場に集まった5000人で“DDダンス”を踊って大盛り上がり。メンバー全員からファンへの感謝の気持ちを述べたあと、川村壱馬が「ラスト! まだまだぶち上がっていけますか?」と会場を煽り、16人で「GO ON THE RAMPAGE」をパフォーマンスして本編を終了させた。アンコールでは再びパフォーマーがラップを披露。全員で「100degrees」「FRONTIERS」を熱演し、ツアーの幕を下ろした。
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