[KREVA] ハリウッド作品で初の映画主題歌

2007年9月5日 9:50 音楽ナタリー編集部

本日9月5日にニューアルバム「よろしくお願いします」を発表したKREVAが、早くもニューシングル「ストロングスタイル」を10月3日にリリースすることになった。

KREVAとは？

1976年生まれ、東京都江戸川区育ち。BY PHAR THE DOPEST、KICK THE CAN CREWでの活動を経て2004年にシングル「音色」でソロデビューを果たす。2006年2月リリースの2ndアルバム「愛・自分博」はヒップホップソロアーティストとしては初のオリコンアルバム週間ランキング初登場1位を記録し、2008年にはアジア人のヒップホップアーティストとして初めて「MTV Unplugged」に出演した。2012年9月08日に主催フェス「908 FESTIVAL」を初開催。“9月08日”は“クレバの日”と日本記念日協会に正式認定されている。さまざまなアーティストへの楽曲提供やプロデュース、映画出演など幅広い分野で活躍しており、2011年には初の著書「KREAM ルールなき世界のルールブック」を刊行。2024年にソロデビュー20周年を迎えた。4月に事務所を独立後、小林賢太郎氏を脚本・演出に迎え、“授業型エンタテインメント”「KREVA CLASS -新しいラップの教室-」を全12公演開催。6月にソロ20周年イヤー突入と同時にビルボードライブツアーを東京、大阪で開催。2025年2月には10thアルバム「Project K」を発表、3月から6月まで「BACK TO BASICS」をテーマに19都市21公演の全国ツアー「KREVA LIVE 2025『Project K Tour』」、9月8日の“クレバの日”には「908 ON THE DAY」を東京・東京ガーデンシアターにて開催。作詞、作曲、トラックメイク、ラップ、さらにはプロデュースをすべて自身で行うなど各方面で才能を発揮している。

KREVAは「ビコーズ」PVについて、「僕のことを知っているけど、CDを持っていないという人に、ドラマ（PV）を見てもらって、曲を気にしてもらえたら」とコメントしている。［拡大］

「アグレッシ部」「くればいいのに」に続く、今年3枚目のシングルとなる本作は、ニューアルバムの冒頭を飾る、文字どおりストロングスタイルのヒップホップナンバー。この曲は10月6日から劇場公開される映画「ローグ・アサシン」の主題歌に起用され、これにあわせてシングルカットが決定した。なお、カップリングにはアルバムからのリードトラック「ビコーズ」と、各楽曲のインストバージョンが収録される。

「ローグ・アサシン」は、エミネムなどのPVを手がけたフィリップ・G・アトウェル監督によるアクションムービー。主人公の暗殺者ローグをジェット・リーが演じ、ジェイスン・ステイサム、ジョン・ローン、デヴォン青木、ルイス・ガスマン、石橋凌、ケイン・コスギといった豪華キャスティングで話題を集めている。

また、現在オフィシャルサイトでは「ビコーズ」のPV試聴を実施中。フルサイズではなんと9分半を超える、ドラマ仕立ての内容となっている。このビデオの脚本を手がけたのは、ドラマ「QUIZ」「赤い～」シリーズなどでおなじみの脚本家・関えり香。しかも、脚本を執筆しただけにとどまらず「曲の世界をさらにお楽しみいただくために」と、小説まで書き下ろしている。この小説を「ケータイ小説」として8月30日に発表したところ、わずか2日間で1万件を超えるアクセスを記録。ぜひアルバムとあわせて楽しんでみよう。