アメリカの男性誌「Esquire」が主催するアワード「Mavericks of Hollywood」の日本版「The Mavericks of 2018」の授賞式が本日11月14日に東京・TRUNK(HOTEL)にて開催され、川谷絵音(
「The Mavericks of 2018」は月刊誌「MEN'S CLUB」にて展開中の連載企画「Mavericks of the Month」で取り上げられてきた“異端児たち”を表彰するアワード。本日の授賞式にはこのうち
川谷は「単純に賞をいただけるのはうれしいです」と受賞を喜ぶ。続けて「曲をたくさん作ったなという感じ」と多忙な1年を振り返りつつ、「ジェニーハイという新しいバンドを始めて3度目のメジャーデビューをしたり、いろいろ新しいことに挑戦できたいい1年でした」とすがすがしい表情を見せた。金子は「賞というものに縁がなかったのでうれしい」と声を弾ませたあと、「今年も無事に走り切れそうですけど、年末は掻き入れどきなのでもうひとっ走りします」と残りわずかな2018年への意気込みを述べて、観客を驚かせた。
また又吉は「mavericks」という単語について「孤独を好むという意味もあるんですよね。そういう意味では僕にぴったりの賞ですね。人が遊びに来られるようわりと広めの家で1人暮らししているんですが、だーれも遊びに来ない(笑)」とユーモアあふれるエピソードを交えて受賞の喜びを語り、相方である綾部祐二が海外留学へと旅立った今年1年について「彼はニューヨークで自分の夢を追ってるので、僕も日本でがんばろうと思っています」と振り返った。
イベント終了後には、又吉、川谷、金子の3人によるマスコミ向けの囲み取材が行われた。記者から「自分のどんなところが異端児だと思うか」との質問が飛ぶと、金子が「こういう賞をもらっておいて自覚がないところですかね」と笑う。記者に「バンドをいくつも掛け持ちしているところが異端児と言われる所以なのでは」と言われた川谷は「曲を作って、バンド4つやってる人は確かにあんまりいないかもしれない」と言いつつも、「それは結果論で、意識して狙ってたわけじゃないんで」と遠慮がちに答えた。そんな2人の様子を見た又吉は「異端児って自分で言っちゃ絶対ダメなんですよ!」とフォローを入れながらも、小学3年生の頃、学校の先生に「移動教室の際に電気を消してくれる」という謎の点を褒められたというエピソードで会場を沸かせた。
「来年はどんな年にしたいか?」との質問に川谷は「来年も同じですかね。あんまり何も考えてないです」と回答。金子は「消し忘れの電気があったらこまめに消して節電に励みたい」と先ほどの又吉のエピソードを用いて来年の抱負を語った。最後に「この受賞の喜びを誰に伝えたいか?」と聞かれた川谷は「バンドメンバー」と即答。対して又吉は「綾部さんのご両親に」と答えて場内の笑いを誘い、囲み取材を締めくくった。
「The Mavericks of 2018」受賞者
第1回 古典芸能・狂言部門:野村萬斎(狂言師)
第2回 お笑いタレント部門:
第3回 古典芸能・落語部門:立川志らく(落語家)
第4回 スポーツ部門:平野歩夢(スノーボーダー)
第5回 食部門:木村泉美(鮨職人)
第6回 俳優部門:池松壮亮(俳優)
第7回 起業家部門:杉江理(WHILL株式会社 代表取締役兼CEO)
第8回 音楽部門:川谷絵音(ミュージシャン)
第9回
リンク
- [esquire] THE MAVERICKS OF 2018 | Esquire PROMOTION | Esquire(エスクァイア 日本版)
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ゆずひめ @akaredlipsberry
他にも野村萬斎、平野歩夢、池松壮亮と狙いに狙いきった人選だな……https://t.co/fD5vOIWkTj