椎名林檎と坂元裕二の往復書簡を掲載した「脚本家 坂元裕二」

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「東京ラブストーリー」「Mother」「最高の離婚」「カルテット」「anone」などの脚本を執筆してきた坂元裕二にフォーカスした書籍「脚本家 坂元裕二」が本日10月11日に刊行された。この書籍の中に、坂元と椎名林檎の往復書簡が掲載されている。

坂元裕二とは?

1967年5月12日生まれ、大阪府出身。脚本家。1987年に第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、脚本家への道を歩み始める。1991年にフジテレビ系で放送されたドラマ「東京ラブストーリー」は社会現象となるほどの大ヒットを記録した。そのほか脚本を執筆したドラマは「二十歳の約束」「愛し君へ」「ラストクリスマス」「西遊記」「トップキャスター」「わたしたちの教科書」「Mother」「それでも、生きてゆく」「最高の離婚」「Woman」「問題のあるレストラン」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」「anone」「大豆田とわ子と三人の元夫」「初恋の悪魔」と多数。手がけた映画には「世界の中心で、愛をさけぶ」「ギミー・ヘブン」「花束みたいな恋をした」などがある。是枝裕和とタッグを組んだ2023年公開の「怪物」では、第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の脚本賞を受賞した。2023年配信のNetflix映画「クレイジークルーズ」の脚本も担当しており、Netflixとは5年契約を締結。複数の新作シリーズ・映画が同サービスで配信されていく。広瀬すず、杉咲花、清原果耶が主演する2024年公開予定作「片思い世界」の脚本も手がける。妻は女優の森口瑤子。

「脚本家 坂元裕二」表紙

「脚本家 坂元裕二」表紙

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椎名は坂元が脚本を手がけた「カルテット」の主題歌「おとなの掟」の作詞作曲を担当。同曲は、松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平によるドラマ出演者からなるユニットDoughnuts Holeが歌い話題を集めた。

なお書籍には坂元と宮藤官九郎の対談、「Mother」「それでも、生きてゆく」「最高の離婚」「Woman」「カルテット」の内部資料などが掲載されており、書籍のタイトル通り脚本家としての坂元の魅力に迫る1冊となっている。

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