新曲や初ソロダンスも！とき宣、最高の夏の思い出作った「びっちょり祭り in 東武動物公園」

ときめき▽宣伝部が7月21日に埼玉・東武動物公園 イベントステージ「HOLA!」でワンマンライブ「ときめき▽夏のびっちょり祭り2018 in 東武動物公園」を行った。

客席に大量の水が撒かれる演出が特徴である毎年夏恒例の「びっちょり祭り」。今年もとき宣は宣伝部員（とき宣ファンの呼称）に容赦なく水をかけ、昨年を上回る水量で会場をびしょ濡れに。6人は約2時間半にわたって新曲を含む全19曲を届けた。

場内に鳴り響くSEと共に、とき宣は黒いマントに身を包んで登場。ステージに並び立ち、マントを脱ぎ捨てて夏らしい白い衣装を露わにしたあと、「キタコレ！モーニング」で勢いよくライブをスタートさせた。放水装置により場内に水が撒かれる中、次に6人は坂井仁香の「濡れる準備はOKですか!?」という言葉からエモーショナルなナンバー「ガンバ!!」、ユニークな歌詞やサウンドが印象的な「Chocolate Truffe」を連続でパフォーマンス。藤本ばんび扮する藤本アナが「大変です！ 皆さんが水飲んだりしてぐーたらしている間に、さっきまで雨だったのに雪が降ってます！」と叫んだあとには、クリスマスソング「サンタさんが・・・・・やってこない！」を歌って会場を盛り上げた。

最初のMCではメンバーが自己紹介を終えて宣伝部員を煽っていると、吉川ひよりが突然大声で泣き出した。「水、半端ないって！ 言っといてや！ 水出るんやったら！ びしょびしょなるやん！ 普通！」と「2018 FIFAワールドカップ」がきっかけで流行し、少し旬の過ぎているネタで観客の笑いを誘う吉川に対し、小泉遥香は「でも、ここからはもっともっと濡れるよ！」と“半端ないびっちょりコーナー”に突入することを宣言。DJ BAMBIこと藤本によるDJパフォーマンスと共に、とき宣は「PaPiPoPiポップガール」「季節外れのときめき▽サマー」「ぐーすかP」「フレ！フレ！」「土っきゅん▽!!少女」を“サマーリミックスバージョン”としてまとめたメドレーを歌唱し、曲中には会場後方から客席に水をかけて観客を楽しませた。

ライブ中盤には「乙女のグロリアス」「TRAP」「DEADHEAT」といったクールかつ激しい曲調のナンバーが立て続けに繰り出され、会場が沸き立つ。「トウメイ恋心（ハート）」と「すきっ！」といったラブソング2曲の間には、メンバーが1人ずつソロダンスに挑戦。小高サラはバレエの経験を生かした踊りを、辻野かなみは「カッコいいキレキレダンス」をテーマにしたダンスを順番に届ける。続く吉川はK-POPをイメージさせるステップを繰り広げ、坂井はかわいらしいダンスを披露。藤本は風船を使ったパフォーマンス、小泉はコミカルな音に合わせた踊りで宣伝部員を魅了した。そして12月24日に千葉・舞浜アンフィシアターでワンマンライブ「ときめき▽宣伝部のどきどき▽クリスマスパーティ Vol.4」が行われることがサプライズ発表され、場内が大きな歓声に包まれたあと、6人は新曲「GAMUSHARA」を初披露。観客とコール＆レスポンスを繰り広げてから、「せきがえのうた」「プリンセスプリンセスプリンセス」「初恋サイクリング」「むてきのうた」を畳みかけるように熱演し、青春をテーマにした「SWEET SWEET DAYS」でライブ本編を終えた。

宣伝部員の熱烈なアンコールに応えて再びステージに現れたとき宣は、この日2回目の「GAMUSHARA」を歌唱。観客に向けた挨拶では辻野が「これからも今が1番幸せだなと感じられるような、そして皆さんと会うたびに毎回幸せを更新していけるようなとき宣の人生を送っていきたいです」と語り、昨年の「びっちょり祭り」で小高と共にグループに正式加入した藤本は「去年の『びっちょり祭り』はばんびたちの初めてのステージで、『ステージってこんなに楽しんだ！』ってすごくキラキラしていた思い出があります」と振り返りつつ、「もっともっととき宣もばんびも進化していきます！」と決意を述べる。また坂井は「何年経ってもみんなに愛され続けるグループになれるように、そのときの全力を届けて必ず皆さんを笑顔にし続けます」と力強く話し、小泉は「私を前向きにさせてくれる皆さんとメンバーがこうやって隣にいてくれます。それがあれば私はここに立ちたいなと思えるし、まだまだ夢を叶えたいと強く思うことができます」と笑顔でコメント。小高は「ソロダンスやメドレーなど新しいことに挑戦できてすごくうれしかったです！ 最高の夏をありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、吉川は「去年の『びっちょり祭り』からあっと言う間に1年が経ったので、きっと来年もあっという間に来ちゃうと思うんですけど、皆さんそのときも一緒に楽しんでくれますか!？」と観客に呼びかけた。

1人ひとり挨拶を終えた6人は、ライブの人気ナンバー「ぴょんぴょん」を熱唱して会場を1つに。最後に初恋を歌った切なくもかわいらしいサマーソング「遠くであがる花火 二人ならんで見てた」を届け、場内に打ち上げ花火の音が響きわたる中「びっちょり祭り2018」を締めくくった。