JABBA DA FOOTBALL CLUB初ワンマンツアー、祝福の言葉に彩られ万感のフィナーレ

JABBA DA FOOTBALL CLUBが東名阪で実施した初のワンマンツアー「JABBA DA FOOTBALL CLUB ONE MAN TOUR "Oh? Then, Where is Cheese"」の最終公演が、7月6日に東京・WWWで開催された。

ジャバの登場を前に、福岡から駆けつけた彼らの後輩・週末City Play Boyzがオープニングアクトとして登場。MCのすみずみで、先輩であるジャバがとにかく大好きであることや、両グループの仲のよさを滲ませながら、心地いいビートで会場を温め先輩の晴れ舞台に華を添えた。

週末City Play Boyzのライブが終わると、ステージにスクリーンが現れ映像が流れる。「この映像はしっかり長いです」とあらかじめ告知されたオープニングムービーは、ジャバと交流の深いミュージシャンたちからの“ワンマンおめでとうコメント”。Tempalayの小原綾斗（G, Vo）、chelmico、ドミコのさかしたひかる（G, Vo）、TENDOUJIのアサノケンジ（G, Vo）とヨシダタカマサ（B）という個性豊かな面々がジャバに祝福の言葉を贈った。

オープニング映像終了後、ステージにいよいよ現れたジャバは早くも代表曲「STAY GOLD, LIFE GOES ON」で会場のテンションを上げ、さらに畳みかけるようにアッパーな楽曲を連発。今回のワンマンツアーの前売り特典音源となった新曲「すきにしちゃえば？」「CANDY IN THE POWDER」などを披露してメンバーは一旦退場した。

彼らに代わってステージに現れたのは、6月に同じくWWWでワンマンを行い、ジャバがフロントアクトを務めたKick a show。彼が「0時ちょうど」を歌い上げたのち、ステージに再び登場したジャバと共にKick a show「友達以上恋人未満」のリミックスや、ジャバの楽曲にKick a showが参加した「THINK RICH, LOOK GOOD」でコラボパフォーマンスを繰り広げた。

短い幕間をはさんでスタートしたライブ後半戦の1曲目「DISTANCE」では、メンバーが1人ずつステージに登場する中、リーダーのNOLOVのみ客席から登場。彼は満員のフロアを掻き分けてステージに上がった。その後も彼らは最近の曲のみならず、JABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB時代の楽曲もパフォーマンス。まだグループがNOLOVとBAOBAB MCの2人だけだった4年前に最初に作った楽曲「JBHFC」を披露した際には、所属レーベル・OMAKE CLUBのオーナーTSUBAME（TOKYO HEALTH CLUB）を始めとした関係者や、自分たちのファンに対して感謝の言葉を贈った。

終盤の「MONKEYS」ではMVに登場した猿人・ジャバゴンもステージに登場。そして盟友・Tempalayの楽曲「革命前夜」をサンプリングした「月にタッチ」でテンション高く会場を盛り上げ、ライブ本編は終了した。

アンコールは「ONETIME」「君の街まで」といった定番曲で締めくくられたが、それでも冷めない会場の熱に応えるべくROVINがステージに登場。「学校や仕事でつらいこともたくさんあると思うけど、俺らの音楽が助けになってくれればうれしい」「とにかく今日来てくれてうれしい」と、目の前に集まってくれたファンへの万感の思いを語った。また、同じく音楽を生業としている仲間たちに向けては「仲良しこよしはダセえから、ずっとカッコいいやつでいたいから、お互い高めあっていこう」とエール。最後はメンバー全員がステージにそろって、再び代表曲「STAY GOLD, LIFE GOES ON」を披露し、グループ初のワンマンツアーを終えた。