グループの結成4周年を記念して開催された今回のワンマンライブ。sora tob sakanaの4人は音楽プロデューサーの照井順政(ハイスイノナサ、siraph)率いるバックバンドと共に、sora tob sakana band setとして昼夜2部にわたってパフォーマンスを披露した。この記事では夜の部の模様をレポートする。
オープニングでは、ミラーボールの光で場内が幻想的な雰囲気で包まれる中ステージの幕が開き、バンドの演奏にあわせてメンバーが登場。「sora tob sakana、始めます」という言葉から「Lighthouse」でライブをスタートさせた。続けて彼女たちはイントロの電子音が印象的な「Summer Plan」や、鉄琴の音色が鳴り響く「鋭角な日常」をパフォーマンス。息の合ったダンスと、バンドが生み出す精巧かつ力強いサウンドで観客を楽曲の世界に引き込んでいった。
最初のMCで自己紹介を終えたsora tob sakanaは、「My notes」の曲中に「s、o、r、a、sora tob sakana!」というお決まりのコール&レスポンスを展開して会場を1つに。次にさわやかなサマーソング「Brand New Blue」を歌唱し、「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」など今夏出演するライブイベントに思いを馳せた4人は、7月25日発売のニューシングルの表題曲「New Stranger」を披露。テレビアニメ「ハイスコアガール」のオープニングテーマに決定している最新ナンバーでファンを魅了し、さらに「silver」「魔法の言葉」といった楽曲を間髪入れずに届けていった。
中盤のMCではメンバーが4年間の活動で思い出深かった出来事を振り返る。風間玲マライカは昨年の「TOKYO IDOL FESTIVAL」でメインステージに立てたことに言及し、「そこで初めて生で欅坂46さんを見た」と興奮気味に語った。それぞれマイペースなトークを繰り広げ会場を和やかな空気で満たしたのち、4人は観客を煽りながらライブが後半戦に突入することを宣言。「夜空を全部」や「広告の街」などのグループの代表曲で場内の温度を高めていった。そして「ずっと思ってたんですけど、演奏カッコいいと思いませんか?」とバンドの演奏についてうれしそうに語った彼女たちは、「5年目のsora tob sakanaもよろしくお願いします!」と元気よく挨拶。「夜間飛行」や「Lightpool」といった疾走感あふれるナンバーを歌い、客席に銀テープが降り注ぐ中ライブ本編を終えた。
アンコールに応えて再びステージに登場したsora tob sakanaは、ファンに感謝の気持ちを述べつつ、念願だったという銀テープの演出が実現したことへの喜びを露わに。その後「帰り道のワンダー」で観客とかけ合いを繰り広げた4人は、「ribbon」を熱演して大盛り上がりのうちに結成4周年記念ライブの幕を閉じた。
sora tob sakana「sora tob sakana 4 th anniversary oneman live 『city light,star light』」夜の部 2018年7月1日 東京国際フォーラム ホールC セットリスト
01. Lighthouse
02. Summer Plan
03. 鋭角な日常
04. My notes
05. tokyo sinewave
06. Brand New Blue
07. New Stranger
08. silver
09. 魔法の言葉
10. 夜空を全部
11. まぶしい
12. 広告の街
13. Moon Swimming Weekender
14. 秘密
15. 夜間飛行
16. Lightpool
<アンコール>
17. 帰り道のワンダー
18. ribbon
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