今年3月に卒業した早稲田大学大学院スポーツ科学研究科にて「必修化以降の中学校における現代的リズム授業のダンス授業の現状と処方箋」の修士論文を作成したTETSUYA。彼は「新しい授業モデルの可能性を追求し普及したい」という強い思いから実際にダンス授業の現場に訪れる機会を以前から模索していた。
今回は長野県教育委員会の協力のもと、中学校のダンス授業視察とダンス授業を担当する教員らと意見交換する場が実現。ダンス授業の参加者約30名の女子生徒が集まる中、サプライズゲストとしてTETSUYAが登場すると、突然の登場に体育館は大きな歓声に包まれた。TETSUYAは「皆さんのいつも通りで授業をおこなっていければと思います。よろしくお願いいたします」と挨拶。生徒が複数のグループに分かれ、各グループで曲の選定からダンス創作を自ら行う様子を観察し、ときおり生徒や教員たちに話しかけていた。
視察を終えたTETSUYAは「自分たちでオリジナルの振り付けを作っていたので、もともとダンスをやっていなくても、さまざまな振り付けや表現力の創造に素晴らしいと感じました」と授業の様子を振り返る。実際にダンス授業の現場を視察できたことで「『授業デザイン』というものを形にして、今後中学校に落とし込んでいきたいです」と手応えを感じた様子で、「プロジェクターや音響設備があるのであれば、映像教材というものも作り甲斐があると思うので、1つずつ形にしていきたいです」と意気込んだ。
教員らとの意見交換の場でTETSUYAは自身の修士論文を発表。初めて意見交換の場に参加した彼は「これを機にこれから必ず形にしていきたいと思いました」「これから皆さんのお手伝いとして役立てられれば、僕自身としても、EXILEとしてもすごくうれしく思います」と述べた。
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EXILE TETSUYA、長野の中学校でダンス授業を視察 - 音楽ナタリー
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