この企画は、横浜DeNAベイスターズ対北海道日本ハムファイターズの「交流戦SERIES 2018」の一環で実施された。雨足が強くなる中、まずは樽美酒がダッシュでマウンドへ。神妙な面持ちで客席に向かって一礼し、来る対決に備えた。続いて森本はベイスターズのユニフォームに身を包み、樽美酒と同じ白塗りメイクで入場。かつてオールスターゲームでピッコロ大魔王に扮するなどサービス精神旺盛なパフォーマンスを繰り広げていた彼だが、この日は対決相手と同じメイクを施し球場に爆笑を巻き起こした。
共に白塗りというコミカルな出で立ちだが、2人の表情は真剣そのもの。直前まで“ハマの番長”こと三浦大輔に指南を受けていたという樽美酒は、変化球を織り交ぜながら森本からストライクを奪う速球を披露。4球目ではこの日最速の時速127kmを記録し、客席を大いに沸かせる。しかし5球目で森本に打たれ、樽美酒はあえなく惜敗。笑顔でグラウンドを走る森本を横に、樽美酒はマウンドにうずくまり本気で悔しがっていた。打席対決後、森本は余裕の表情で「こう見えて野球選手ですから」と語るも、「でもなんで現役時代に打てなかったんだろう……」とコメントしてファンを笑わせていた。
対決後には樽美酒と森本がそろって囲み取材に応じ、和気あいあいとしたトークを展開。森本が「3日前くらいにメイクさんと話して、白塗りメイクをすることにしました。それで樽美酒くんに連絡して」と語ると、樽美酒は「許可なんていらないですよ! ウチなんて小さい事務所ですから!」と返す。森本は対決を振り返り「スライダーを投げてきたのであれはちょっとヤバいなって。でも、この前(関口)メンディーさんが始球式で133kmを投げたので、(樽美酒も)ガチで投げてくるだろうと。いい打席でした!」とコメント。これを受けて、樽美酒は「野球大好きだからこうやって対決させていただけるのがとにかくうれしくて。でも、メンディーくんの名前がチラつくんですよね……。今回すごいプレッシャーをかけられて、しっかり調整してきました」と先日、読売ジャイアンツ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦の始球式で時速133kmの豪速球を披露した関口メンディー(EXILE、GENERATIONS from EXILE TRIBE)を意識しての登板だったことを明かした。
しかしメンディーの記録にはおよばず、「正直、自分の実力をわかってて、メンディーくんを超えられたらカッコいいかなって。でも、ダメでしたね。年齢かな?」と敗因を分析。「ホントにリベンジさせていただきたい。お金積んでもやりたい!」「メンディーくんを超えて、稀哲さんを倒します」と再戦を誓う。また今回は球場での対決となったが、樽美酒は「Tバック姿で一緒に踊りたい」と自分のフィールドに森本を誘う。森本は「それやると野球界に戻れない。それは怖い」と尻込みしつつ、「やれと言われればやりますよ。そうしたらゴールデンボンバーに席を用意してもらわないと」と返答。これに対して樽美酒は「やりましょう、Tバック対決!」とノリノリでコメントしていた。
なお2人の対決前には球場外で、
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